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ジェームズ・ボンド映画でタイ・バンコクの発展を感じる🇹🇭

先日、仕事でタイのバンコクへ行きました。
観光の時間は無いだろうと思って何もリサーチしていなかったら、案の定そんな時間はありませんでした(悲)

そういえば、タイにもジェームズ・ボンド(007)のロケ地があったような...と思ったので帰国後に調べてみたら、やっぱりありました!

そしてバンコクの発展ぶりに驚いたので、ちょっと書いてみようと思います。



タイが出てくる007映画といえば、何だと思いますか?


・・・



・黄金銃を持つ男(The Man with the Golden Gun) 1974年

・トゥモロー・ネバー・ダイ(Tomorrow never dies) 1997年


以上の2つです。
分かった方は、相当なファンだと察します。笑

2つありますが、今回は「黄金銃を持つ男」について、書こうと思います。


黄金銃を持つ男


この映画を見たことがありますか?
3代目ボンド、ロジャー・ムーア主演の007映画です。

Nintendo64のゴールデンアイというゲームをしたことがある人は、もしかしたらタイトルは聞いたことがあるかもしれません。

ゲームのシナリオモードに「黄金銃を持つ男」というのがありました。
この名前は映画のタイトルから付けられています。


映画「黄金銃を持つ男」について、簡単にご紹介します。

ある日、ボンド宛に殺害予告とも取れる「黄金の弾丸」が送られてきました。
この弾丸を使用する人物は唯一人、殺し屋の「スカラマンガ」です。
黄金の銃を使用していることから、「黄金銃を持つ男」とも言われていました。

彼の姿は知られておらず、ボンドは弾丸を手がかりに調査を始めます。
マカオ、香港、タイへと飛び、ついにスカラマンガ本人と接触します。

そしていろいろあった後(略)、逃げるスカラマンガをボンドは赤い車で追いかけます。
このカーチェイスのロケが、タイのバンコクで行われました。

その後またいろいろあった後(略)、スカラマンガが潜む島で、ボンドはスカラマンガと対決します。

というのが、ざっくりとしたあらすじです。

映画の冒頭のシーンと、ボンドがスカラマンガと戦う終盤のシーンで登場する島は、タイにある「ピンカン島」という島です。

ピンカン島での対決。左がスカラマンガ、右がボンド

この島は少々有名で、Googleマップでは「James Bond Island(ジェームズ・ボンド島)」とも表示されます。

プーケットに近く、観光地となっています。

この映画は時々ツッコミどころはあるのですが(笑)、楽しく見れる映画かなと思います。
興味を持たれた方は、ぜひ見てみてください。

さて、本題のバンコクの街並みについて書こうと思います。


映画のロケ地で見るバンコクの発展ぶり


あらすじに少し書きましたが、バンコクは映画のカーチェイスシーンで出てきます。

ボンドはショールームのAMCホーネット(赤い車)に乗り、スカラマンガを追跡します。
下のシーンは、ボンドがUターンして追いかけ始めたところです。

真ん中の赤い車にボンドが乗っています

この通りは「スクンビット(Sukhumvit)」という通りだそうです。
タイの主要国道の一つであり、日本人が多く住むエリアもあります。

そして、現在の様子はこちらです。


本当に同じ場所なのかと思ってしまうくらい、街の様子が全然違います。

道路の上にあるのは、BTSというバンコクの鉄道のスクンビット線です。
もちろん映画では鉄道なんて無く、高層ビルもありません。

こんなに変わってしまったことにとても驚きました。
まぁ50年前の映画なので、当然といえば当然なのかも知れませんが...。

下の写真は、この場所から約3km離れた、同じスクンビット通りの写真です。

宿泊したホテルから撮りました。
右下が駅で、真ん中に見えている電車がBTSのスクンビット線です。
この線路の下にスクンビット通りがあります。

やはり映画の世界から全然違う街に変貌しています。
映画の雰囲気は微塵も感じませんでした。笑


続いて下のシーンは、渋滞の中をボンドの車が駆け抜けるシーンです。

後ろに写っている塔は、現在もあります。


そして、ドリフトしながら追いかけるシーン。

ここに写っているのは、「ワット・スタット・テープワラーラーム」という有名な寺院で、観光地にもなっています。
ラーマ8世の遺骨が安置されているそうです。


カーチェイス終盤は、この映画で最も有名です。

「まさかあれを…」「その通り!」と言って…
壊れた橋を使い、車を回転させて川を飛び越えます

隣に座っている小太りのおじさんは、前作「死ぬのは奴らだ(Live and Let Die)」で登場した、アメリカの保安官です。
休暇でバンコクに旅行に来ている設定です。
彼は助っ人とかではなく、盛り上げ役というか、そんな感じの役です(笑)

場所はバンコクの北部で、ドンムアン空港の近くです。
現在はこのようになっているみたいです。

今では川沿いに家が建っていて、道も少しきれいになっています。
なんとなく映画の雰囲気も感じますが、言われなかったら気付かないですね。

こちらが一連のカーチェイスです。


今回は「黄金銃を持つ男」に登場するバンコクのについて書いてみました。

寺院やモニュメントなどのは年月が経ってもほとんど変わっていないので、訪問して映画の雰囲気を楽しめそうです。

しかしバンコクの街並みは、あまりの変貌、発展ぶりにとても驚きました。
映画に出てくるスクンビット通りは、郊外かと思ってしまうくらい、今のバンコクは発展しています。
(実際、バンコク郊外はこんな雰囲気でした)

現在のバンコクは大都会ですが、昔はこんな感じだったんだなと映画と比べながら巡るのも面白いかもしれません😊

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