遊田|写真日記58日
娘とスーパーに買い物に行った帰り、毎度のように娘は「ガチャ」の前で立ち止まる。娘に粘り負けして200円を渡してしまう。
写真では見にくいけれどカエルのおもちゃ。水色のプニプニした感触のカエルのおもちゃ。ガチャの景品はそれだった。
帰りの車の中で娘の手元からカエルのおもちゃが床に落ちた。
「あっ大変!ユータが落ちちゃったっ!!」
すでに名前が付けられてる。
娘はカエルを拾い上げると、
「ユータ大丈夫?痛くなかった?」
カエルの体をさすってあげてる。
「ユータっていう名前なんだ?どんな漢字?」
と尋ねると、
「遊園地の「遊」に、田んぼの「田」」
と答える娘。
よくそんな速攻で適当な漢字が思いつくなと感心してしまう。
しばらくして今度は
「遊田のどかわいたでしょ?ジュース飲みな」
娘が買ったパックのジュースのストローを、遊田の口に当て飲ませていた。
あまりの面倒見の良さに感心して
「ここねは、遊田がよっぽど好きなんだね?」
と尋ねると、
「ううん、不細工で可哀相だから面倒見てあげてるの」
と答える娘。
…….
それって何愛?
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