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ピンチをチャンスに変える

前回からのつづきです。

就職先は、化粧品やダイエットサプリ
などを扱う会社になります。

私の仕事は、前任者が引継ぎもなく
退職をしてしまったため
手探り状態でやることになりました。

前任者は20代の女性でした。

辞めた理由は、人間関係によるものです。

彼女は他の女性社員にハブにされ、
うつ状態になってしまい
会社に来れなくなり、
退職となってしまったとのこと。

職場に女性が3人いますと、
必ず2:1に別れ1人がハブにされます。

女性3人仲が良いというのは、まず不可能。

「うちの職場は女性が3人いても仲が良い」
と言っている人は嘘を付いているか、
女性を表面的にし見ていないかですね。

かつて出版社にいた時、
パートの女性と多く接してきて
女性の醜い部分を嫌というほど
見てきたので、よくわかるんです。

このことを理解している職場は
絶対に女性の数を奇数にしません。

例えば、5人であれば2:2:1となるように
女性は常に2人で行動するからです。

私が採用されたのも、
女性だと、また、同じ問題が生じると
懸念したのが背景にありました。

彼女が前任者から仕事を引き継ぐ際に、
まとめたノートがあったので参考にします。

しかし、どうしてもわからない部分が
ありました。

どうやら彼女は、効率化を図るために
マクロを使っていたのです。

マクロとは 「Excel」を利用していますと
同じ作業の繰り返しがあります。

その作業の手順を記録し、
ボタン1つで実行することによって、
作業の効率を大幅に上げる役目が
マクロなんです。

このマクロを記録する手順が
VBAで記録されます。

VBAとは、
「Visual Basic for Applications」
の略称であり、
マクロのプログラミング言語です。

マクロなんていわれても???状態。

でも、マクロを使わなければ、
仕事がスムーズに運ばないのも事実。

彼女に聞くわけにもいかないので、
自分で学ぶことにします。

本来ならば、会社の業務に関わることなので
必要経費を請求することもできますが
恩着せがましくされるのが嫌なので
しませんでした。

最初は「全く面倒なことをしやがって」
と思いましたが「ピンチはチャンス」
というようにスキルを身に付け
仕事の効率化を図ることができ
社長から一定の評価を得ることが出来ました。

これによって、自分のポジションを掴み
仕事がしやすくなり、ここにきてようやく
安定を手に入れます。

               (つづく)


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