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進路を専門学校から就職にした理由

前回からのつづきです。

高3の夏休み。

衝撃的な事件が
連日テレビ・新聞で報道されました。

それは
【東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件】です。

犯人の部屋がテレビで公開され、
ビデオやマンガ本が所狭しに置かれた
状況を見て自分と似た状況に
ショックを受けます。

この事件を境に、アニメやマンガが
好きという事が恥ずかしいという風潮になり
色眼鏡で見られるようになります。

親のスネをかじって、
社会に適応できなかった犯人を
自分と重ね合わせました。

このままでいると
彼と同じようにオタク化が進行し
ダメ人間になってしまうという
恐怖にかられてしまいます。

そのことから、
専門学校から就職の選択をします。

それと、私立でお金がかかり、
また、2年間専門学校でお金がかかるのは
親に対して申し訳ない気持ちと
負い目が芽生えたからです。

早速担任の先生に進路変更の相談をします。

高校生の就職活動は夏休みに行うからです。

先生の紹介で、某自動車販売会社に
社内見学に行きます。

当時は、バブル全盛期。

車業界も高級車が飛ぶように売れて、
勢いがありました。

会社も活気があり、
職場もお洒落な場所とあって
ここで働きたいという気持ちになります。

9月に採用試験があり、
事務職として無事合格となりました。
                (つづく)

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