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CoC第12回セッションまとめ(下)

*今までの流れ*

CoC第12回セッションまとめ(上)

CoC第12回セッションまとめ(中)

ここ

大変お待たせしたな、最後まで読んでくれれば幸いだ。

→ → → → → → → → → →

(3行でわかる前回のまとめ)(3行に収まらない)
・色々と探し回った結果、中央図書館にて仁刃を見つける
・しかし仁刃にはチイラが取り憑いていた!
・仁刃の身体を取り戻すため、チイラの頼みを聞くことに
・チイラの頼みは元の世界に帰る方法を探し出すこと
・探索者達はのぞみ野という場所にその手がかりがあると睨む
・なんやかんやあってのぞみ野へ向かうことに


(GM)「ではむつき野へ向かいまーす!」
(ちゅ)「はーい」
(GM)「裕さんは朝ごはんを用意してくれました。探索者たちは裕さんに見送られながら、朝10時に出発したことにしましょう。本来であれば、むつき野という場所は電車も廃線になってるぐらいだし、交通の便はめっちゃ不便なんですけど……」
(ちゅ)「はい」
(GM)「なんとびっくり車がある」
(ちゅ)「車がある!」
(GM)「時間がかかる予定だったんですけど、一切なくなりましたね!15分ぐらいで着いたことになります。すごい」

(GM)「地図も持ってきたことですし、剣太くんのドライブで難なく探索者たちはむつき野につきます。まったく手入れされておらず、雨ざらしで錆びついてしまった街並みが続いていますね。町の中枢部に廃線したむつき野駅がありますが、防炎シートと鉄柱に囲まれています。ほかにも安全第一と書かれたフェンスを見かけたりと、目的地に向かっている間にこの町がまるまる工事中であるというのが分かるでしょう。然し工事している人はまったく見かけませんね。休日というのもあるでしょうが、工事は難航しているのかもしれません。
   探索者たちはむつき野地下通りに行くんでしたね。<目星>をしなくとも、駅の近くにある地下通りへの入り口をいくつか見つけることができるでしょう。残念ながら、シャッターが下げられており中へ入ることはできませんが。」

▲地下通り入口(イメージ)
階段を少し下りたらシャッターが閉まってるかんじ

(GM)「仁刃くんがんばろっか!」
(ちゅ)「がんばえ~」
(GM)「チイラは仁刃の<鍵開け>を使うことができます!結構高いんだよね、いくつぐらいあったかな」
(テラ)「高かったね」
(GM)「90あるね!」

鍵開け(90)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 43 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「シャッターはいとも簡単に開きました」
(ちゅ)「余裕ですね」
(GM)「では地下道へ入りましょう。剣太くんは地図を持ってきてるんでしたよね、ですが地下道までは地図の載っていませんので、これ以降の地形は分からないです。そのうえ、階段を少し下った踊り場に地図がありますが、かなり擦れて読めなくなっています。地下通りは手探りで行くしかないようですね」

(GM)「さて!この先はどう見ても非常に暗いです。確か懐中電灯はだれも持ってないんだっけ、灯りを照らせるような人は……」
(テラ)「いないね」 
(GM)「スマホで足元ぐらいは照らせるかなぐらいだよね確か」
(ちゅ)「だね」
(GM)「まぁなので目の前にあるもだけはわかるかな程度かな、それで行きますか」
(テラ)「懐中電灯持ってくるべきだったね」
(GM)「と、ここで練知が<電子工学>を振ります」

電子工学(55)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 62 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「うーん……」
(ちゅ)「うーん……」
(テラ)「おや……」
(GM)「どうやら彼は、もしかしたらこの場所に電気が通ってるかもしれないと判断し、それを調べようとしたみたいですが……停電してるね~ってことしかわかんなかったみたいです!」
(ちゅ)「はーい」
(GM)「階段を降りきると、正面は行き止まりで右と左に道が続いています。古い看板があったりしますが、タイル張りのよくある通路となっていますよ。さて、このじめっとした真っ暗の通路を、灯りもろくに灯せないあなたたちは、一歩一歩、ゆっくり進むしかありません。まずはどっちに進みますか?」
(ちゅ)「なら右手法ですね」
(GM)「では最初は右に曲がりましょっか。右手に行きますと……”関係者立ち入り禁止”と書かれた扉があり、それ以上は進めないようです。メタな発言をすると……マップの端っこ……メタな発言をしないのであれば、鍵がついてないグリルシャッターが下りています。まぁ進めないんだなって悟ってくれると嬉しいですね……」
(ちゅ)「まぁこの先に行っても意味はないよと」
(GM)「うん。まぁ広場を探しているんだし、引き返すのが正しい選択かと
(テラ)「引き返しましょうか」
(GM)「では先ほどの階段がある方向へ向き直り、階段を通り過ぎて進みます。少し進みますと、分岐路に差し掛かります。そのまままっすぐ進む道と、分岐路を右に曲がる道です」
(ちゅ)「右手法なら右かな?」
(GM)「はーい」
(GM)「では、右に曲がったところで、その地下通りの先が明るく照らされているのが分かります。どうやらそこには吹き抜けがあるようです」
(テラ)「どっちの方向に?」
(GM)「上が開いていますね。天井が無いって言ったほうが分かりやすいでしょうか、要は地上とこの地下通りがつながっているんですよ。地上……いや、吹き抜けを覗くと上は駅構内となっているので、駅構内とこの地下通りが繋がっていますね。ただ、この階段は完全に閉鎖されており、使うことはできないようです。安全第一と書かれたフェンスで通行止めされています。とはいえ、真っ暗だった通路に太陽の光が差し込んでいる唯一の場所となってますね」
(ちゅ)「特になにもない?」
(GM)「吹き抜けがある以外は特にありませんね」
(ちゅ)「さっきまで通ってきた道は続いている?」
(GM)「はい、まだ先には進めます」
(テラ)「じゃあ先に進もうか」
(GM)「はーい。では吹き抜けも通り過ぎ、先へ進みます。先ほどはタイル張りの味気ない通路でしたが、こちらはシャッターが多くありますね。擦れた看板がついていたり、昔は何か営業していたのかもしれませんね。ほかにも絵画とかが飾ってあったりします。で、少し進みますとTの字の分岐路があります」
(ちゅ)「ウワァ」
(テラ)「おっとぉ?」
(GM)「後ろには吹き抜けがありましたが、こちらは右も左も真っ暗です。さて、どっちに行きますかね……」
(テラ)「変なの出てきそうじゃない……?」
(GM)「出てきそうだね」
(ちゅ)「今まで通り右にいこう」
(GM)「おっけー。右に曲がり、通路の先を見ると、あなたたちは落石により通路が崩壊しているのを目の当たりにします」
(ちゅ)「こわい」
(GM)「図書館で読んだ内容で、このむつき野が地盤沈下により危険区域に指定されたというのがありましたね。この落石を見る限り、それは間違いではなかった様子です。なにはともあれ、この先を進むのは厳しそうです」
(テラ)「進めない」
(ちゅ)「じゃあUターンですね」
(GM)「引き返しましょう。先ほど来た遠くに灯りが見える通路を通り過ぎ、真っ暗な道をまっすぐ進みます。そこそこ長い道が続きますね。ここはタイル張りの無機質な道で、左右に広告がいくつか掲載されています。15年ほど前だったはずなので、いまじゃ全く見ないような広告です。そしてその道を通りすぎた先に、今までとは明らか様に雰囲気が違う広場があります。」
(ちゅ)「おっ」
(GM)「着いちゃいました」
(ちゅ)「目的の」
(GM)「はい。中央の床に大きく模様が書かれています。デザイン性を高めたかったという作り手の思いが伺えるかの如く、凝った作りの柱や壁に絵画が描かれていたりと、そこそこきれいな場所です。この場所は左手側とまっすぐの方向に道が続いていますね。今来た道を含めると3つ。では、イベント発生させるか!」
(テラ)「マジ?」
(GM)「門を見つけると、仁刃に憑依したままのチイラがぼやきます」
(チイラ)「……あぁ、そうだ。これだ、僕はこれを通って、ここに来たんだ」
(ちゅ)「見つけましたね」
(GM)「そのままチイラは、少し浮かない顔をして探索者たちに顔を向け、真相を語り始めます」
(チイラ)「……あのね、本当は僕、この世界に逃げてきたんだ。前の世界はどこにも自由がなくて、そのうえ僕の扱いはぞんざいで、だから、僕、ほんとは帰りたくなんかないんだ。できることなら逃避行を続けていたかったんだ。でも、この町でも、ぞんざいな扱いを受けちゃった。もう、誰かを乗っ取っとるしかないって思ったんだよ。……でも、僕に唯一手を差し伸べてくれた、その優しさをも呑み込めない、そんな救いようのない愚かな者に、与えられる場所なんてないんだろう。……まぁ、そんなこと、もういいんだ。僕は、ここから離れるよ」
(GM)「未練がいっぱいだし諦めたくない、そんな感情を押し殺し、仁刃がたくさんの人に必要とされている、この存在は奪うことができないと悟ったのでしょう。チイラは視線を探索者達から中央の模様へ移し、1歩進みます。しかし、そこで、くるりと振り返り、震えた声で続けます」
(チイラ)「最後のお願いなんだけどね、わがままをどうか聞いてほしいんだ。……僕にも、この世界に居場所はあったり、するのかな。……元の姿でも、この世界で生きて行けたりするのかな。あのね、あのね、帰らなくて済むなら、それが、一番なんだ。……僕のもとの姿を見て、僕を受け入れてくれないかな。バケモノなんて、言ったりしない……かな」
(GM)「チイラは探索者たちにすがるような眼を向け、頼みます。イベントは以上です」
(テラ)「まぁ、僕はもう写真で見てるからね!」
(GM)「そうですね」
(テラ)「驚いたり遠ざけたりしないよ、と力強くいいましょう」
(GM)「アイくんはどうしますかね」
(ちゅ)「そうですね……」
(アイ)「驚かないっていう自信はないけれど、それでも、君がここにいていいっていうのは受け入れるよ。否定なんかしない」
(GM)「おぉー!」
(ちゅ)「と言います」
(GM)「つまりチイラを否定しない?」
(ちゅ)「しないよ」
(GM)「はい、ありがとうございます。では、仁刃(チイラ)は、とてもうれしそうな顔で、安心したように”よかった”と言います。直後、仁刃はぱたりと倒れます。とっさに練知は仁刃を倒れないように支えますね。そして、仁刃の背中からぬるりと、まるで蛹から蛾が羽化するかの如く、彼はその姿を現します。造られたようなツギハギの身体、存在を否定されたような一部が欠けた左腕、えぐみのある黒色に染まる左目、探索者達が住んでいる世界には存在せず、かつ存在してはいけないと思うしかない物体です。その物体は酷く怯えており、あなた達の様子を伺うことすら出来ず、自分の掌を小さく震わせながら俯いています。……さて、SAN値チェックです。どうぞ」
(ちゅ)「いきましょう」
(GM)「ちなみに練知くんですが、仁刃のことで精一杯なのでSANチェを省きます。そういえばSAN、いまいくつでしたっけ……」
(ちゅ)「アイくんのSANは52ですね」
(GM)「結構低いんすね」
(ちゅ)「これでも回復したほうなんすよ……」
(GM)「元が低すぎるんだよ」
(テラ)「そんなに低かったっけ」
(GM)「元が45で、もっと食べたいでガッと下がったんだよね」
(ちゅ)「もともと40!」
(GM)「40!!」
(ちゅ)「落とし子でめっちゃ減らされて不定のアレになったんだよ」
(GM)「そこから52ってすごいっすね」

剣太 SAN(73)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 90 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「SANチェ失敗しました!出目90でした」
(GM)「これマジ?アイくんは?」
(ちゅ)「いきまーす」

アイ SAN(52)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 87 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「うせやろ?」
(GM)「うせやろ?」
(ちゅ)「ワーオ」
(GM)「オイオイオイオイこれじゃチイラくん誰も信頼できんぞ」
(ちゅ)「やべーよ」
(GM)「おっと、すっかり忘れていました。剣太くんはすでにあの怪物を一度見てるんでしたよね」
(テラ)「そうですね」
(GM)「なので、SAN減少量は緩和されます。本来は1D3の減少ですが、剣太くんは−1の補正がありますよ」
(テラ)「1D3−1?」
(GM)「そうそう」
(ちゅ)「じゃあ振りまーす」

アイ SAN減少量(1D3)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 1 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

SAN51

(GM)「やったね」
(ちゅ)「ちょっと動揺しただけ!」
(GM)「剣太くんはどうかな」

剣太 SAN減少量(1D3−1)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 3(−1)=2 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

SAN72

(テラ)「出目が3だったので2です」
(GM)「よっし、じゃあ発狂は起こらないですね。とはいえオーバーなリアクションをしない限り、チイラの傷を抉ることはありませんので安心。まぁ発狂起こらないようにしてるけどね!」
(テラ)「ここで発狂したらやばいでしょ」
(GM)「発狂されたらね、チイラくんガン泣きだよ!あっあっそっかぁ……そうだよね……って帰ってちゃう」
(ちゅ)「アカンやつや」

(GM)「では。チイラくん自身ですら受け入れられない醜い身体を曝け出しても、アイくんも剣太くんも動揺は……動揺はしましたね」
(テラ)「しちゃったね」
(GM)「少しは動揺したかもしれないけど!でも完全なる拒否反応を示さなかった。そこは町の人たちとは全く態度が違っていました。”どうせ僕なんて”という凍てついた心をあなた達は温めることに成功したのです。チイラくんは、じんわり、涙を零しました」
(チイラ)「……あぁ、良かった。とってもいい思い出ができた!仁刃くんはちゃんと返すよ、僕が憑いてた時記憶はないけど、暫くしたら目を覚ますよ。それじゃあ、約束通り、僕は、帰るよ」
(GM)「彼はそう言い、魔法陣に近付きます。」

(GM)「……突如!地響きが起こります」
(テラ)「マジ?」
(GM)「……さぁ、やろっか」
(テラ)「お”っとぉ!?」
(ちゅ)「お”っとぉ!?」
(GM)「探索者達は、かすかな振動を感じ取ります。最初は小さな地震だと勘違いするかもしれませんが、すぐにそれが間違いだということに気付くでしょう。なぜなら、目の前にある魔法陣が、チイラが触れるより先に強い光を放ち始めたのですから!」
(ちゅ)「おぉ……?」
(GM)「異変を感じたときには、もう対処できるような時間は残されていませんでした。かすかな揺れはすぐに大きくなり、床に亀裂を生みだしながら地下道全体を大きく震わせます。それと同時に最後に真っ白にあたりが染まり、強い衝撃波が発生し、探索者達は大きく後ろに吹き飛ばされます。その上、地下道が崩壊するような大きな音が発生しました。……光がようやく収まり、あなた達はやっと体を動かせるようになります。しかし残念なことに、あたりの状況を把握しようとするも、最初にあなた達が得た情報は”とてつもない恐怖感”でした」
(テラ)「まずい」
(GM)「光が完全になくった真っ暗な広場、ちょうど魔法陣があった場所に”何者か”が居るのが分かってしまいます」
(ちゅ)「えぇ……」
(GM)「手に持ってたスマホであたりを照らしたことにしようね。そうすると、その全貌があなた達は不運なことに目撃してしまいます。それは、形容するには猿で、自分たちの体格と同じ2本足で立っています。けれども自分たちよりはるかに大きく、猿のような体毛はありもせず、鼠色の腐った皮膚を持つなど、自分たちと同じ種族の生き物ではないことがはっきりわかります。……なにより、薄気味悪い笑い声をあげ、こちらに視線を送る姿は背筋の凍るものでした。はい!SAN値チェックですね」
(ちゅ)「はえ^~」
(テラ)「さっき失敗したからね!?つぎはね」
(GM)「成功するといいね!」
(ちゅ)「やりましょう!」

剣太→SAN(71)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 69 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「あっぶねぇ!!こちら69」
(GM)「あぶねぇ!!成功だね、よかったね!!」
(ちゅ)「(突然笑い出す)」
(GM)「……アイくんはどうなりました?これ発狂されると結構困るよ!」

アイ SAN(51)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 94 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「94です」
(GM)「(爆笑)」
(ちゅ)「やべぇ」
(テラ)「2連続失敗するアイドルがいるらしいな」
(GM)「アイくん毎回発狂してない????」
(ちゅ)「半分あるんだけどなぁ!!」
(GM)「さってと、コイツの減少量いくつだったかな。えっと、1D8です!」
(ちゅ)「エ”ッ」
(テラ)「あるぞ!?これ!!」
(GM)「ちなみに成功時は0です」
(ちゅ)「1D8ィ!?」
(GM)「1D8。これまた性癖が拗れるのか……?」
(テラ)「あっ不定の狂気はないからね」
(GM)「不定……はえっと(クソザコGM)」
(テラ)「現在正気度の5分の1を一気に落とすと発生するでっかいやつ」
(GM)「なるほど!でも一時的な発狂は起こりえるってことか」
(ちゅ)「こわいなぁ」
(GM)「じゃ、減少量決めよっか」
(ちゅ)「せーーの!!!!!」

アイ SAN値減少量(1D8)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 6 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

SAN45

(ちゅ)「6……」
(テラ)「やり申した」
(GM)「やりますねぇ!」
(テラ)「精神ヒーラーが狂うという事態」
(ちゅ)「ちょ”っと”ま”っで”ぇ!”!”」
(GM)「じゃあね、おじさんと一緒にね、仲良く狂気の内容決めようね」
(テラ)「あーぁ、また狂っちゃった」
(ちゅ)「もうやめてぇ!勘弁してぇ」
(GM)「じゃあなんの属性追加する???」
(テラ)「おっ待てい、一時だからな」
(GM)「そっかぁ(残念そう)」
(ちゅ)「まっまっまずは期間を決めよう」

一時的発狂の期間(1D10+4ラウンド)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 2+4 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

6ラウンド

(ちゅ)「2が出たから+4ラウンドで6!」
(GM)「じゃあ6ラウンドの期間発狂だね。結構みじかい」
(ちゅ)「じゃあその期間、何をするんだ!」

一時的発狂の種類(1D10)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 1 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

※一時的発狂の種類はダイスの目で発狂の種類を決定する。今回の目は1だったので、「気絶あるいは金切り声の発作」となる。

(ちゅ)「1!!」
(GM)「1!!」
(ちゅ)「気絶!」
(テラ)「あら~」
(ちゅ)「気絶かあるいは金切り声の発作」
(GM)「はい……」
(ちゅ)「バターーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
(GM)「バターン!?」
(テラ)「バターン!?」
(GM)「バターンしちゃいます!?それとも絶叫します??」
(ちゅ)「キャーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!しましょう!!!」 
(GM)「キャーします?」
(アイ)「きゃーーーーー!!!!」
(GM)「……なら大丈夫かな」
(ちゅ)「バターンしたらもう、剣太くんにすっごい迷惑かけそう」
(GM)「そうだね、バターンしたら色々ヤバかったね……ゲームが崩壊するかもしれなかった」
(テラ)「ヤバい」
(GM)「いやね、マジやばかった。」
(GM)「では……アイくんは、恐ろしい異物を見た瞬間、金切り声をあげます」
(テラ)「いやぁきついぞ」
(GM)「これ、現状では会話が不成立という処理でいいのかな」
(ちゅ)「うーん。”いやー!いやぁーーー!!”って感じだね」
(GM)「……なんかこう、萌えるものがあるけど、おっけーです。」
(GM)「では、あなた達は恐ろしい異物を目撃します。そして、それと同時にあることに気付きます。………辺りを見渡しても、練知と仁刃の姿が見当たりませんね」
(ちゅ)「え”っ」
(テラ)「いやマズい」
(GM)「彼らの姿がどこにもありません」
(ちゅ)「ちょっとぉ!!」
(GM)「で……あなた達は恐ろしい異物がいる広場を正面に見ている状態ですね。確認しておきますが、広場から続く道は3つで、”今来た道””広場から左手に続く道””広場の奥にある道”です。灰咲兄弟の姿を探すなら、<目星>……と言いたいところですが、現状灯りがないんでしたね……」
(ちゅ)「マイナス補正ありで振ることできませんか?」
(GM)「いいでしょう。でしたらマイナス補正として20下げます」
(テラ)「剣太くんが振ると69か……」
(GM)「振っても良いですよ」
(テラ)「やってみましょうか。では、剣太くんは暗闇の中ですが、仁刃くんと練知くんを探すため、あたりを見渡します」
(GM)「あっ!ちょっとまってね、<聞き耳>でもいいよ。そしたらマイナス補正はないよ」
(テラ)「<聞き耳>なら89だし、やります。辺りが暗いので、音でなんとか探ることにします」

聞き耳(89)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 52 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「いけました!」
(GM)「はーい。では……恐ろしい異物が登場する描写に、地下道が崩れ落ちる音が聞こえた、というものがあったと思います」
(テラ)「ありましたね」
(GM)「あなたはその位置を思い出します、それは広場から見て左手の通路でした。あと、もう一つ遠くの場所で崩れていたのですが……こちらは正確な場所は掴めませんね」
(テラ)「これどっかの出口崩れたのでは???」
(GM)「可能性はありそうですね(白白)」
(テラ)「ほーん」
(GM)「で、本題の灰咲兄弟ですが……何かを聞き取ろうと集中した際に飛び込んできたのは、目の前の異物が喋る言葉でした。なので灰咲兄弟の声とかは聞こえませんね……。とはいえ、吹き飛ばされた際に近くには居たはずなので、そこまで遠くに飛ばされたことはないことは憶測できます。あとは頑張って探そうね!」
(GM)「というわけで、ガストくんとの強制イベントはいります。……と、ガストって言っちゃったわ。まぁいいや。この不健康なるものは、」
(ガスト)「私、逃亡者、追っテ来タ。眼、差シ出セバ、誰モ襲ワヌ。」
(GM)「チイラは、それを聞いた瞬間冷や汗をぽたり。チイラはこのガストが非常に嫌いなようですね」
(チイラ)「あいつは、元居た世界で一緒に収容されてたんだ!アイツは僕の弱点を知っている、戦えば負けるだけだ……逃げるしかない」
(テラ)「こっわ」
(GM)「というわけで、ガストと戦うにしてもチイラは戦力にカウントできません。さて……冒険者たち、どうします?」
(テラ)「逃げるしかないのでは?」
(ちゅ)「逃げるしかないでしょ」
(GM)「一応ね、選択肢としては、チイラを犠牲にするっていうのがね……」
(ちゅ)「あっはい!ないです!!(即答)」
(GM)「はーい!!じゃあ逃げよう!!」
(GM)「あなた達は一目散に逃げだすことにします。後ろにいたヤツを見なかったことにして、ダッと逃げ出します」
(テラ)「アイくんはちょっとぉ、やばいんで……肩を貸してあげましょう」
(GM)「おほー、イケメン」
(テラ)「DEX値に補正とかかけてくれてもかまわないぞ」
(GM)「では、すごろくスタートです!!!!!!!!!!!ぱちぱちぱちぱち(セルフ拍手)」
(テラ・ちゅ)「🤔🤔????????」

(GM)「クトゥルフの戦闘って結構単調なんで、今回のシナリオにおいては代わりにすごろくを導入しました。なんで、ガストとおいかけっこをしてもらいまーす」
(ちゅ)「おわーーー!!!」
(GM)「ではルールを説明していきますね。と、その前に。
あなた達が逃げ出そうとした瞬間、ガストが突然後ろから叫びます
(ガスト)「ホウ……面白イ。ナラ、精々、足掻クガ良イ。逃ゲ惑エ!」
それを機に、ガストの声は一切しなくなり、地下道は静寂に包まれます。もちろん、ガストが走ってくる音が聞こえません。……ですが、ガストが追ってきているという嫌な気配はビンビンに感じます。どうやら、ガストは<忍び足>をして移動しているようですね!……では、ルール説明です」
①クトゥルフの戦闘と同じく、ターン制む
探索者側が歩を進めると、次はガストが進みます。それを繰り替えします。
②探索者側は、代表で一人だけ進む
残りの探索者はそれと同じだけ進みます。
③同じ探索者が3回連続で代表として振ることは禁止
たくさん進める探索者だけが振り続けるのを防止するためです。
④ガストくんは(1D5−1)で進む
忍び歩きをするため、マイナス補正として結果を1下げてます。
⑤探索者は(DEX/2+DB)のダイスを使う
小数点は繰り上げ、DBがマイナスの場合、マイナス補正はなしです。
⑥チイラは(1D6+1)のダイスを持つ
救済措置ですね
(GM)「と、先にアイくんと剣太くんのダイスを計算しておこっか!」
(ちゅ)「アイくんDB−4が無効化するのウレシイ……」
(GM)「剣太くん、DBいくつだっけ……」
(テラ)「DBは+1D4だね」
(GM)「はえ~」
(ちゅ)「アイくんのDEXは10なので、5ですね」
⑦アイは(1D5)のダイスを持つ
(テラ)「剣太くんはDEX16なんで、8かな。」
⑧剣太は(1D8+1D4)のダイスを持つ
(GM)「剣太くん強キャラすぎへん?コイツ走っとけばなんとかなるやんけ!火力調整のため、ガストくん(1D6−1)にします」
④ガストくんは(1D6−1)で進む
(ちゅ)「草」
(GM)「で、このすごろくのミソなんですが、ガストくんは常に<忍び歩き>を使うんですよね。なんで、あなた達はどれだけいまガストとどれだけ離れてるのか知ることができません」
⑨ガストは<忍び歩き>を使用する
(GM)「ただし、<振り返る>という動作をすると、ガストが見えた場合のみどれだけ離れているかを知ることができます。なお、<振り返る>にはコストとして<歩数>を2消費します」
⑩探索者達は歩数を2消費し<振り返る>を使用できる
ガストとの距離を把握することができる。
(テラ)「ということは移動と<振り返る>は同時に行えるってことか」
(GM)「えぇ。出目が高ければ同時に出来るでしょう。ルールは以上です」

(GM)「探索者達は、そうですね……ガストが”逃ゲ惑エ”と言った後、近付く音がしないのに異変を感じ、最初に<振り返る>を使用ことにしますね。その時、ガストが<忍び歩き>で近付いていることなど、知ったことでしょう。そして、その時のガストとの距離は”3”でした。そして、今まで来た道を引き返すことになるんで……<アイデア>を振って成功したら、今までの道の歩数を思い出しても良いです」
(ちゅ)「アイくんの出番……と言いたいところですが、アイくん狂気の真っ只中なんですよね……」
(GM)「これは無理そう」
(ちゅ)「となると剣太くんに託すしかない」
(テラ)「これマジ?剣太の<アイデア>50しかないで」
(GM)「ここは振っ得ですよ!!」
(テラ)「やりますか!では、剣太はアイくんを支えたまま、今来た道を必死に思い出そうとします。」

アイデア(50)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 59 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「駄目みたいですね……ちょっと……わかんない……」
(GM)「うーん……チイラくんも……ちょっとわかんない……」
(GM)「じゃあもう進んでいこうか!一寸先は闇だけどがんばろー!!」

(GM)「ではトップバッター、どうぞ。誰から進みます?」
(テラ)「ここからは自由?」
(GM)「えぇ。3回続けて振らなければお好きなようにです」
(ちゅ)「じゃあ剣太くんお願いね」
(テラ)「最初の一歩いきますか」
(ちゅ)「これ重要だからね」
(GM)「重要っすね」
(テラ)「じゃあいきまーす」

1D8+1D4
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 6+2 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「8!」
(GM)「では、今まで来た道を8引き返しますね。道中特にイベントはないので、ガストを振りまーす」

~ガスト進行中~

(GM)「よーし。じゃあ2手目、お願いしまーす」
(ちゅ)「ちなみに、引き返した道の途中で、仁刃くんたちは見当たらない?」
(GM)「そうですね、見当たりません」
(ちゅ)「じゃあ……ダイスのほうは剣太くん2回、アイくん1回のほうがこれいいのでは」
(GM)「あぁ……すごろくレイプだ……」
(テラ)「強キャラだししょうがないよね」
(ちゅ)「安定とるとね……」
(GM)「まぁどう振るかは任せるので、お好きに」
(テラ)「じゃあさっきのまま振っちゃおう」

1D8+1D3
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 1+3 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「1だったけどカバーされた」
(GM)「はえ^~DB壊れ性能じゃん(ルール製作者)」
(GM)「では、2歩進んだところで分岐路に到着します」

(テラ)「そうですね、見覚えある場所だ」
(GM)「前方向と右方向へ進むことができますね。とはいえ、あなた達は情報をもう手に入れてるんですよね」
(テラ)「はい、前方向は塞がれてるので右に進みます」
(GM)「おっけー、では右に2歩進みました。ではガストの出番」

~ガスト進行中~

(GM)「とはいえこれだけ離れてるとまだガストに追いつかれることはないわな」
(テラ)「そうだけど、こえぇ」
(GM)「じゃあ次の行動、よろしくね」
(ちゅ)「じゃあアイくんか」
(GM)「金切り声上げても歩くことはできるでしょ」
(テラ)「剣太くんが支えてるからへーきへーき」

1D5
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 2 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「2歩進むと……ちょうど吹き抜けに止まりますね!あなた達は吹き抜けにたどり着きます」
(テラ)「そうですね」
(GM)「吹き抜けにたどり着くと、イベントが発生します」
(ちゅ)「ほう!」
(GM)「暗くじめっとした通路とは雲泥の差である明るい青空が、きらきらと吹き抜けから見ることができます。切羽詰まっているあなた達をあざ笑うよう映るかもしれませんね。そんな青空をチイラは見上げ、すこし思いつめた表情をした後、何かを思い出したように声を上げます」

(チイラ)「そうだ!光だ、明るいのがアイツの弱点だ!しかも、太陽光は特にダメで、長時間浴びると生命活動を停止するんだ」
(ちゅ)「おっと」
(GM)「明るい場所ではガストは弱るし、日光を浴びせれば倒すことが出来そうです」
(ちゅ)「……なるほど、ここ吹き抜けですよね?」
(GM)「はい、吹き抜けです。ですが……説明し忘れていました。この吹き抜けは通路の一部にしかありません。光の当たっていない場所が存在しているのです」
(テラ)「ということはガストはその暗い場所を通ってくる」
(GM)「でしょうね」
(テラ)「でも逆に言えばここにいれば襲われないのでは?」
(GM)「そうですね、ここは安全地帯と言い換えることもできます。ちなみにこの吹き抜けは3マスあります」
(ちゅ)「安全地帯だけど、ガストは通ってこれる」
(GM)「なんですよね。だからここで留まっていても旨味はひとつもないでしょう」
(ちゅ)「じゃあ次のターンにいこう」
(GM)「はーい」

~ガスト移動中~

(GM)「ガストのターン終了です。ではお次、どうぞ~」
(テラ)「はーい」

1D8+1D3
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 8+1 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「出目良すぎません???」
(テラ)「でも1が出てしまった」
(GM)「いやいやそれで4出られても困りますよ!!」
(ちゅ)「まぁまぁ」
(GM)「では、直進していきましょうか。吹き抜けを後にして、進んでいきます。そして、7マス進んだところであなた達は右と左に分かれた分岐路にたどり着きます」

(テラ)「はい」
(GM)「スマホで辺りを照らせるといっても、せいぜい2マスが限界でしょう。とはいえ、2マス照らしたところでどちらも真っ暗闇が続いています。左に曲がれば地下道に入った出口があるはずです。さて、どちらに向かいますか?」
(ちゅ)「ただねーー!!!」
(テラ)「仁刃くんと練知くんを救出してない!!!」
(GM)「そうですね……どうします?出口だけでも確保しておきます?」
(ちゅ)「とりあえずチイラくんだけでも逃がしたいんですけど……」
(GM)「ですね、外に出れば真昼なので安全でしょう」
(ちゅ)「でもアイくんはあと2ラウンド何もできないから……」
(GM)「ですね!別行動は出来ないかなぁ」
(ちゅ)「剣太くん任せになってしまう」
(テラ)「えぇ……これマジ……」
(GM)「マジマジ」
(テラ)「ううん……でも左に行ったら追いつかれるリスクが高すぎる、というかほぼ確実に追いつかれると思うんですよ」
(GM)「ガストいまどこいるんだろうね……」
(テラ)「しかも、左に曲がって帰れるか確定していないんですよ」
(GM)「ですねぇ……」
(テラ)「……練知くんと仁刃くんとは前からの付き合いがなかったので、ここは……アイくんとチイラくんを優先しよう……出口に向かいます」
(GM)「はーい。では……苦渋の選択を迫られ、出口を選んだ剣太くんですが、2マス進んだところに待っていたのは、落石によって塞がれた道でした」
(ちゅ)「ウワーーーー!!!」
(テラ)「(クソでかため息)」
(GM)「ちょうど階段がある場所ですね。天井が崩壊しているといった具合です」
(テラ)「砕けません????STRでバーンって」
(GM)「ふむ、いいですけどどれだけダメージ受けるか、砕けるまでどれだけ時間がかかるか、そもそも砕けるのか、それらは答えることが出来ませんね」
(テラ)「……それでぇ、身体が弱ったことにされて、ステータス下がったらいやなのでぇ、やめときます!」
(GM)「はーい。じゃあガストくん進めよっかぁ」
(テラ)「いやね、まだ余裕あるはずなんだよ」
(GM)「そうだねぇ」

~ガスト進行中~


(GM)「はーい、オッケーです」
(テラ)「オッケーじゃないんだよなぁ」
(GM)「けっこういいかんじです」
(ちゅ)「じゃあ剣太先生、お願いします!」
(GM)「3回目でアイくん、4回目が剣太くん、5回目が今からセーフだね」
(テラ)「じゃあ僕は2回目か、ふりまーす」

1D8+1D3
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 1+2 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「もうちょっとやる気だしてくれる???」
(GM)「ほらさっき8だったからしょうがないよ」
(テラ)「いっきに減速してしまった」
(GM)「じゃあ分岐路に戻って、いったことない場所に行く感じかな」
(テラ)「行くしかない」
(GM)「未開の土地だね、何が起こるんでしょうね~!じゃあガストくん動かすね」
(テラ)「来ないでほしいなぁ」

~ガストくん移動中~

(GM)「特に何も起こりませんでした。じゃあ次は冒険者のターン。とはいえ剣太くんはもう振れないね」
(ちゅ)「よーし」
(GM)「おっと、さっきのターンで発狂が治りました!よかったね」
(ちゅ)「じゃあ振りまーす!」

1D5
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 3 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「可もなく不可もなく、中央値」
(GM)「いち、に……さんマス!道中特にイベントはありませんね。さてとガストくんだ」

~ガストくん移動中~

(GM)「おっけ!」
(テラ)「いや超怖いけど」
(GM)「まだ大丈夫だよ。じゃあ次どうぞ」
(テラ)「剣太くんいきましょう」

1D8+1D3
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 5+3 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「やー、剣太くんやっぱ環境入りですねこれは」
(テラ)「そこそこの出目だ」
(GM)「じゃあ……あなた達は6マス進んだところで、分岐路に立ちます」
(テラ)「うせやろ」

(GM)「はーい、こんなかんじですね」
(テラ)「進んできた方向から右に曲がる通路あるじゃないですか」
(GM)「ありますね」
(テラ)「これ本来は落石がある場所じゃないですか」
(GM)「そうです、落石です」
(テラ)「でもこれ仁刃くん練知くんいる可能性ありそうじゃないですか」
(GM)「高そうですねぇ!」
(テラ)「高いんだよなぁ」
(ちゅ)「助けたいなぁ」
(テラ)「わかる……これ、歩いたり<振り向く>以外にもほかの技能は提案していいんですか」
(GM)「いいですよ」
(テラ)「<聞き耳>したいですね」
(GM)「よいでしょう。振ってください」
(テラ)「……でもこれ1ターン消費しますよね!」
(GM)「まぁ技能だし、我慢してもうしかない」
(テラ)「ですよね……」
(ちゅ)「うーん……」
(テラ)「あと2マス分残ってるからこれ消費して<聞き耳>とかは……」
(GM)「無理かなぁ」
(テラ)「うむむ。分岐路だし変に動きたくないんですよね、ならここで止まっておくのも」
(GM)「なら、2マスちょうどで使える行動がありますね、<振り返る>です」
(テラ)「ちょっと見てみよっか」
(GM)「はーい。では……<振り返る>だけなので、流石に今まで来たまっすぐの道にいるかいないかだけしか判断できません。でも、ガストくんは黄色く光る眼を持っているので、暗くても分かります。さて、一心不乱に逃げ進んできましたが、重要な選択を迫られ、忍び寄る脅威がどこまで迫っているかを確認すべく後ろをふっと振り返ります。
……今まで来た道に恐ろしい脅威はいませんでした。一息、安堵してもよいですよ」
(テラ)「おっと!!これはいけますよ!!!!」
(ちゅ)「なるほど!!まだ!!まだですね!!!!!!」
(GM)「(このテンションの上がり具合かわいいなぁ)」
(GM)「まだ大丈夫そうです」
(テラ)「なら、2回目の行動で<聞き耳>を試みます」
(GM)「その前に、ガストを動かしたいでーす」

~ガストくん移動中~

(GM)「なるほどなぁ!」
(テラ)「えぇなにそれは」
(GM)「適度になるほどなぁを使わないと情報が漏洩しそうなのだよ」
(テラ)「なるほど?」
(GM)「じゃあ剣太くん、<聞き耳>をどうぞ」

聞き耳(89)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 89 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「!?」
(テラ)「あっぶねぇ!!」
(GM)「おぉ!ギリギリですねホント。では……あなた達は広場がある方向から、」
(??)「にー、にー!ね、大丈夫!?」
(GM)「という声が聞こえてきます。それほど遠くないですが、声がかすれてるみたいですね」
(ちゅ)「これ、次剣太くんに移動を任せてもいいですか?」
(GM)「うううん……2ターン連続で動いてるわけだしさせたくないかなぁ」
(ちゅ)「でもほら、移動と技能は別枠だし……」
(GM)「しょうがないなぁ(心優しいKPの鏡)、いいですよ」
(ちゅ)「やったぁ」
(GM)「じゃあガストくん移動するよ」

~ガスト移動中~

(GM)「よーし。じゃあお次どうぞ!」

1D8+1D3
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 2+4 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「ダメージボーナスぶっ壊れやな」
(GM)「まったくでやんす。では……3マス進んだところで、あなた達は落石がある場所にたどり着きます。そこには、落石に足を挟まれた仁刃と、それをなんとかしようともがく練知の姿がありました。仁刃はまだチイラの憑依を免れてそれほど時間が経っておらず、そもそも意識がないといった状態ですね」

(テラ)「痛みで気絶したわけではなく?」
(GM)「練知曰く、そういうことみたいです。えーと、1ターンを消費することで、仁刃を助けることができます。技能の判定は、3人もいるので必要ありません。コストとして1ターン必要なだけですね」
(ちゅ)「消費します(即答)」
(GM)「(意志が)つよい」
(テラ)「ここまできたらね!さすがにね!」
(GM)「よーし。では、仁刃を助けることで1ターン消費したので、ガストを2回振りまーす」

~ガスト移動中~
~ガスト移動中~

(GM)「なるほどなぁ、よしおっけぃ。では次の行動をどうぞ」
(テラ)「つぎはアイくんしか振れないんだよなぁ」
(ちゅ)「じゃあ次はみんなで移動するんだよね」
(GM)「ですです。意識のない仁刃は練知が兄弟愛で運んでいます。必死ですね」
(ちゅ)「じゃあロール!」

1D5
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 3 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「3マスですね。分岐路まで3マスなので、あなた達は分岐路に何にも遭遇せずたどり着きます。よかったですね!ですが……もちろんあなた達は右に曲がると思うんですが、よければ左のほうを見ても良いですよ。この場合はマスの消費は無しとしますよ!」
(テラ)「じゃあ……みましょうか」
(ちゅ)「見ます」
(GM)「では……探索者達は、嫌な予感を感じ取ってしまいました。それは危険な現場に増える野次馬の如く、あるいは飛んで火にいる夏の虫か、左の道を見てしまいました。そこには、もはや光る眼などではなく、巨体すらはっきりと見える位置にガストが迫っている光景がありました!」
(ちゅ)「ぎぃぇえええええ!!」
(GM)「よかったですね!」
(テラ)「なにもよくない、なにもよくない」
(GM)「じゃあガスト振りまーーーーす!!!!!」

~ガスト移動中~

(GM)「えっとね、どう描写しようかな。」
(ちゅ)「おっとぉ!!」
(GM)「冷や汗ばかり流れる、命を懸けた追いかけっこ。追いつかれたら終わる、だが助けないといけない命もある。その命を見殺しにすれば助かるような道を、あなた達は見捨てず助けた。しかし、現実は非情であった。やれることをしすぎてしまったのだろう。さっきまで自分たちの足音だけが木霊する空間に、絶望を具現化したような声が、響いた」
「見ィ付ケタ」
(GM)「あなたたちは、追うものに追いつかれてしまいました。」
(ちゅ)「マジかぁ!!!」
(GM)「やったね、戦闘となります」
(テラ)「なにもよくないけど……」
(GM)「ただ、実は特別なシークレットシステムがありまして、<振り返る>を使った次のターンに追いつかれた場合のみ、不意打ちを喰らわないというものがあるんですよ。それ以外は全部不意打ち判定で戦闘を開始しました。」
(ちゅ)「よかったぁ」
(GM)「なので、今回ガストよりDEXが高ければノーダメージで逃走できるかもしれませんね。さて、ガストはDEX13です。DEXが13より高いキャラはいましたかね」
(テラ)「剣太くんのDEXは16です!」
(GM)「おっと、じゃあ剣太くんが先行します」
(テラ)「……対抗ロールですか?」
(GM)「なんと良心的、ありません。戦闘とはいえすごろくの延長戦ですので、DEXが先なら逃げれます」
(テラ)「なるほどなぁ」
(GM)「振り向いといて正解でしたね」
(テラ)「逃げます!」
(GM)「では。にたにたと笑う余裕の表情のガスト。彼はそのまま駆け出しなりふり構わず攻撃をしようとする、しかしその手は空を切った。とっさの判断で、剣太が全員を誘導したのだ。余興に夢中になり、本気を出さなかったことが仇となった。ガストはへらと笑い、「小癪ナ!」と怒りを前面に出し後ろを追ってきます。<忍び歩き>もせず、大きな足音が迫りくる!」
(GM)「さて、アイくんがさっき振ったので順番的に剣太くんが振ることができます!」
(テラ)「いきますよー!」

1D8+1D3
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 5+1 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(テラ)「1はしょっぱいなぁ」
(ちゅ)「でもガストからは確実に逃げられる!」
(GM)「では、あなた達は2歩進んだところで、そこからまた2マス進んだところに階段があるのを見つけます。ですが、あなた達が今いる場所の壁に、配電室という扉を見つけます。もちろん鍵はかかっていますが。で、アイくんは狂気がもう治まっているので、<アイデア>高いことだし、判定無しでよいです、階段のマスが5であることを思い出します。さて、あなた達はどうしますか。」
(テラ)「しかし、現状、仁刃くんが気絶している以上、<鍵開け>を使用できるキャラが居ない」
(GM)「うーーーん……チイラに頼めば仁刃の<鍵開け>を使えるかもしれませんね」
※セッション終了時間が迫っており、焦るKP。提案を受ける前に解決法を喋る痛恨のミス
(GM)「あっこれ<アイデア>使うべきだったのでは」
(ちゅ)「まぁまぁまぁまぁ」
(GM)「さて、どうします?」
(テラ)「逃げていいんじゃないかな……と思ったけど!コイツをなんとかしておかないと、怪物としてこの場に居座る可能性がある」
(GM)「ヤツはチイラを狙っていますし、かなり怒らせてますし。しかも、コイツ太陽には弱いですけど、夜はどうなんでしょうね?」
(ちゅ)「動きますよね、動き回れますよね?」
(GM)「でしょうね」
(ちゅ)「昼間この地下道にいて、夜地上に出てくる……」
(GM)「どうなるかは分かりませんが、出てきたら大変なことになるかもしれません。さて、どうします?」
(テラ)「退治しないと、この町がやばい」
(ちゅ)「町の平和は守らないと」
(テラ)「では、そうですね。憑依という力がチイラくんにあることは分かっているので、仁刃くんに憑りついて、彼の技術で、この扉を開けてほしいと頼みます」
(GM)「そうだなー、チイラくんはもう2人に懐いちゃってるからね。存在を認めてくれたし、快く受け入れます。ただ、仁刃に一言、”ごめんね”と言ってから憑りつきます。」
(テラ)「やさしい」
(ちゅ)「やさしい」
(GM)「さて、仁刃の鍵開けに補正をかけ95で振りまーす」
(テラ)「これで失敗するわけないでしょ!」

鍵開け95
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 56 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「よかった~」
(ちゅ)「というかフラグを立てないで!?」
(GM)「はい、配電室に入ることが出来ました。この扉、内側から鍵が掛けられるみたいですよ?」
(テラ)「かけましょう」
(ちゅ)「かけましょう」
(GM)「がちゃり。と鍵を閉め、安堵する探索者達。そんな安堵をぶち壊すかの如く、どんどん!!!と扉を乱暴に叩く音が響きます。我武者羅に侵入しようとガストが試みる音が続きますが、しばらくした後、」
「フン、出タガ最期ダ!私ハ諦メヌゾ」
(GM)「といい、扉を叩く音が止みます。この部屋にいる限り、安全でしょう。はい、一般によくある配電室、といった感じですが、どの機械にも電気が通っている気配はありません。ただー、では練知が<目星>を使いますね」

目星(86)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 89 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(GM)「なんと練知くん、89を出してしまったので」
(ちゅ)「ブフォッ」
(テラ)「おっと」
(GM)「この暗い部屋で何も見つけることができませんでした!くぅ~肝心な場面でのこの練知クオリティ~~」
(ちゅ)「剣太くんもおる!!!!!!!!」
(テラ)「やりましょうか、暗いからマイナス補正は」
(GM)「ありません、狭い部屋なのでスマホで見渡せます」

目星(89)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 76 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「76!」
(テラ)「セーフ」
(GM)「あなたは非常用電源と書かれた機械を見つけます。これを起動できれば、ここに電気を通せそうです」
(ちゅ)「つけましょう!!」
(テラ)「この機械壊れている???」
(GM)「そんなことはなさそうです。以前、ブレーカーを直すことが出来なかった練知。そのせいで、かなり焦りを覚え、電気周りに強くなったという成長を入れておきましょう。今回は判定無しで、その機械の電源を入れることに成功します」
(テラ)「はい」
(GM)「今まで真っ暗だった配電室が、パッと明るくなります。スマホの灯りがちっぽけに見えるくらいの、見慣れた明るさが部屋に戻ります。それと同時に、」
「グォォォォオ……!!」
(GM)「と扉の奥でうめき声が聞こえました。」
(テラ)「あー」
(GM)「では、扉の外へ出ますか?」
(テラ)「なら剣太が最初に出ます」
(GM)「はーい。剣太くんが扉を開け、通路に身を乗り出します。するとそこには、さっきまでの暗さが嘘のようで、廃墟とは思えない きれいな地下道、そしてそこにいる弱り切ったガストの姿があります。ガストはそれでも、こちらを睨んではいますが、ただ彼は微動だにしませんね」
(ちゅ)「運ぶことは出来る?」
(GM)「相手は移動できない、というだけで戦意が完全に消失しているというわけではなさそうですよ」
(テラ)「近付いたら反撃されるかもしれない?」
(GM)「可能性はあります。さて、なにもなければ<アイデア>ですが……」
(テラ)「門は少しでも欠けていれば消えるので、コイツを返して門を消滅させれば……?」
(GM)「えーっとですね、ガストが登場した描写に地響きが鳴り響き、」
(ちゅ)「割れてる!」
(GM)「そうです、門はもう壊れているのです」
(テラ)「ファーw」
(GM)「退治しよっか」
(テラ)「現状では、だいぶ弱ってる?」
(GM)「です」
(テラ)「でも、生命活動は停止してないから、太陽の元に移動させなきゃいけない……」
(GM)「でも敵意は残っている」
(ちゅ)「<アイデア>ふります」
(GM)「はーい!」
(ちゅ)「アイくんの<アイデア>は90です」
(GM)「発狂治ると強いっすね」

アイデア(90)
⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 30 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

(ちゅ)「成功です」
(GM)「はーい。ではね……チイラの能力は……なんでしたっけ……」
(ちゅ)「ガストに憑依……!?」
(GM)「できるかもしれません」
(ちゅ)「頼んでみます」
(GM)「では、それを聞いたチイラは、ちょっと嫌そうな顔をしますが、でも弱っているなら可能だと言います」
(ちゅ)「なら、お願いします」
(GM)「よーし。これはね、イベントじゃないので、<獣性>を開放させてもらいます。仁刃からぬるりと現れたチイラは、そのまま身体とつながっていない右手をガストに突き刺し、そのままガストと重なります。すると、それまで苦しそうだったガストがすくりと立ち上がり、」
「うえぇ……なんだか変な気分だ」
(GM)「と、陽気な声で話します。憑依は成功したようですね。ちなみに倒れた仁刃は当然のように練知が受け止めます。で、陽気な声を上げたガストはそのまま、明るくなった通路をのそのそと歩き出します。……これ、ついていきます?」
(ちゅ)「いきまーす」
(GM)「では。あなた達は、チイラが乗り移ったガストの歩みが、少しずつ重くなっているのを見ます。どこか虚空を見つめ、とぼとぼと歩くその姿は、昔の思い出にふけっているようした。
……死と隣り合わせの壮絶な探検でしたが、終わるのは、とてもあっさりでした。吹き抜けの下にたどり着き、明るい日光にガストが照らされます。すると、今まで恐怖の対象だったそれが、はらはらと灰になってゆくのでした。憑依をといたチイラは、それを物哀しそうに眺めています。
暫くした後、何もなくなった静寂を破るかの如く、ぽつりとチイラがこぼしました。」
「……ごめんね。僕は、居場所を、みつけ、たんだ。見つける……前だったら、君を、苦しめなかったん……だけど、ね。我儘だけど、身勝手だけど、どうか、赦してほしい。……おやすみ」
(GM)「……事件、解決です。お疲れさまでした。」
(ちゅ)「おつかれさまでした!」
(テラ)「お疲れさまでしたー!」

CoC第12回セッションまとめ(下)  了


すみません、長くなったので後日談は改めて投稿します。
もうちょっと待っててくださいね

CoC第12回セッションまとめ(後日談)へ続く!

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