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うつわ屋がオリジナルのふきんをつくってみた話。

で、できちゃいました!
褻monoオリジナルの育てるふきんです!

聞いてほしい…!ふきんへのこの想いを…!
ということで今回はふきんについてお話させてください。

普段褻monoで取り扱っているのは、全国のつくり手が紡ぐうつわ。
いわゆる作家ものと呼ばれるうつわは、
一つひとつがどれも個性的で愛着を持って付き合える存在です。

お買い上げ頂いたうつわを、より大切にご愛用頂けるように
日々のお手入れにも使えるアイテムがあったらいいな…という想いから
オリジナルのふきんを販売しようと思い至りました。

育てるふきんとは?

大阪でふきんを専門に縫製を行っている「ホトトギス株式会社」さん。
こちらで製作されているのが「育てるふきん」です。

ホトトギスさんのECサイトで販売されているオーソドックスな育てるふきん。
今年1月の褻mono3周年キャンペーン時のプレゼントにも利用させて頂きました。

「育てるふきん」というネーミングは、
使い込むほどに柔らかさが増し、
ふきんを「育てる感覚で使える」ことから付けられたもの。

今回、ふきんの製作をホトトギス株式会社さんに、
デザインをいつもお世話になっているおくちはるさんに依頼させて頂き、
褻monoオリジナルの「育てるふきん」が完成しました。

カラーは黄色と緑の2バージョン

吸水性と乾きやすさに優れた蚊帳生地

褻monoオリジナルの「育てるふきん」は、
綿100%の蚊帳(かや)生地をミルフィーユのように
5枚重ねてつくられています。

蚊帳生地とは蚊帳に使われる目の粗い生地のこと。
吸水性と通気性に優れているのが特徴です。

ホトトギス株式会社さんでは
織り目が粗く縫製が難しいと言われる蚊帳生地を
国内に数台しかない希少なミシンを使用し、
一枚一枚丁寧にふきんへと仕上げています。

毎日の台所仕事にも活躍してくれる、吸水性と乾きやすさが魅力です。

使えば使うほど、柔らかな肌触りに

一般的な蚊帳織りのふきんには
麻やレーヨンなどの素材を使用しているものもありますが、
育てるふきんはコットン(綿)のみ。
なので肌触りがふんわり柔らか。

お届け時、ふきんの表面には天然のでんぷん糊がついているので
使いはじめこそパリッと固めの触り心地ですが、
お湯や水で糊を洗い落とせば
生地がくしゅっと収縮して柔らかに。

そのふんわりと柔らかな風合いは使い込むほどに増し、
とろけるような肌触りに育ちます。

左:糊落とし前 右:糊落としした後
お湯や水で糊を落とすことでふわっと感が出てきます
裏面はまっさらな白。
肌に馴染むようなふんわり感が心地よいです。

永く愛着を持って使える

育てるふきんは、ガシガシ使える丈夫さも魅力です。
最初は食器ふき、キッチンタオル、お手ふきや鍋つかみ、
その後は鍋敷きや台拭きとして。最後は雑巾へと…。
洗って使ってを繰り返しながら、
愛着を持ってご使用頂けることと思います。

夏場は結露しやすい水サーバーの下に敷いたり、
少し大きめのタオルハンカチ代わりなどにもいいと思います。
思い思いにご愛用頂けたら幸いです。

お気入りの作家もののうつわも、優しくふきあげられます。
食器用としてひと通り活躍した後は台ふきんへ…という使い方もOK。

ちなみに育てるふきんは塩素系漂白剤も使用OK。
試しに店主宅で漂白剤に10分ほど浸してみましたが、
特に問題はなさそうでした。
(漂白剤の濃度やつけおく回数次第では色落ちする場合もあるかもしれませんので、念のためご注意ください)

毎日気兼ねなく使って頂きたいふきんです。

ギフトにもおすすめ

ふきんのデザインは、
おくちはるさんにご担当頂きました。

褻monoでおなじみのけものたちが中央に並び、
上下に様々なうつわをあしらった可愛らしいデザインです。

けものイラストにも登場するくま、しか、ねこ、おおかみ達が並びます。
碗や花器、マグやゆのみのデザインも素敵です。

暮らしの中で頻繁に活躍するふきんは、贈り物としてもぴったり。
当店で扱ううつわとご一緒に、
大切な方へのギフトとしてもおすすめです。
(ギフト包装も行っておりますので、ぜひご利用ください)

褻mono初のオリジナル商品。嬉しいなぁ。
ご興味のある方は以下からぜひチェック頂ければ幸いです。


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