見出し画像

テレビをやめました 他【ケモフリの覚え書き】

*以下は、筆者がスマホのメモ帳にて綴ってる日記を基に、"個人的な覚え書き"としてnote向けに大幅に加筆・改訂し、書き下ろしを加えた記事です。

【テレビ売っちゃった】

つい最近、思いきってテレビを売っちゃった。今のとこ、買い換える予定なし。

ついついのめり込んじゃうんだよね。睡眠時間も削れるし。やりたいことできなくなるし。

バラエティ大好きテレビっ子がなぜテレビを処分するのかと聞かれたら、やっぱり最近の番組が悉(ことごと)くつまらないから。
クイズ番組、健康番組、青少年向けサブカル番組の3つが台頭しすぎ。
それに、報道やワイドショーは相変わらずの偏向・過熱志向。
今どき、これらを熱視線で注目してる視聴者は、ハッキリ言って番組のお膳立てに踊らされてるとしか言いようがない。

最近のバラエティで狂ってるな、と感じたのは「林修の今でしょ!講座」(テレ朝)の3時間SPの特集が"塩"オンリーだったこと。
番組のジャンルが"健康・雑学"とはいえ、
いくらなんでも塩のアレコレについて3時間も取り上げるのは、ちと限界があるんじゃないのか。
塩の話題だけで3時間も会話で一定の温度保つとかコミュ力高すぎんだろ。ホストでもムズイわ。
こんな感じで、ここ10年のバラエティは企画力が相当に弱くて泣ける。

しかし、こんな"若者のテレビ離れ深刻"の実態でも、テレビユーザーはまだ全然いる。
テレビを全く見ない人の事を異常視する風潮はまだまだあるけど、テレビやスマホをダラダラ見る人が多すぎるだけ。
それぞれ人の勝手だろうけど、冷静に考えればテレビとスマホをダラ見する人のほうが奇妙。

たしかに、友達と喋る時、トレンドとか固有の話題になった時に通じなくて困ることはあるかもしれないけど、そういう人たちと仲良くしなきゃいいだけだし。
むしろ、"学校時代の友達"とかいう、惰性の会話を繰り返す衆愚根性との絡みは死ぬほど大嫌いだから、私としては、かえってプラスだ。

…とかなんとか言っちゃってるけど、なんだかんだテレビの禁断症状出始めてる。
「ゲゲゲの鬼太郎」見れないの辛い…。

断行と禁欲は最初らへんが一番辛いのよね。
最初の一週間がヤマだ。

にしても、成功哲学の本なんかでよく「成功者はテレビを見ない」っていうけど、なんだかわかる気がする。

「テレビ見ない=成功」みたいな短絡的に考えてるわけじゃなしに、今までのめり込みがちだったテレビがなくなることによって別の行動に集中できてる。

今まさにテレビがなくなったから時間が余っちゃってサボりがちだったnoteを書いてるし。

今後、テレビに奪われがちだった時間を使って色んなことできそう。どうなることやら。

散々テレビいらない論を述べてきたが、テレビの存在自体を全否定してるわけじゃない。
テレビの強みとしては、トレンド発信の爆発力がスマホの比じゃないところ。そこんとこ、テレビは絶滅しないどころか、永久不滅だと思う。レストランなんかがテレビで取り上げられると、宣伝に絶大な波及効果がプラスされ、集客アップに繋がる。
動画配信サービスが普及しても、映画館がなくならないように、テレビもなんだかんだ言って強い魅力はあるもんだ。

だけど、どちらにせよ今後は、良くも悪くもテレビ離れが急速に進むことだろう。
それくらいテレビはつまらないんだし。

そのうち、15年も経過したら「若者のパソコン・スマホ離れが深刻」ってなるかも(笑)
かといって、深刻も何も当然の流れだろう。一方で便利なツールが出来て、一方が不便に思えたら、若者はみんな離れるっての。それはいつの時代も一緒。

昔だって、インフラが整って自動車が爆発的に普及し始めた時には、全国のローカル鉄道が廃業の危機に陥ったんだし。
文化や娯楽の流行り廃りは、特定の時代に限った話じゃない。もはや有史における必然の流れ。世の中は諸行無常。
いつまでも同じ時代、同じ輝かしさのままでいられるなんてナンセンス。

テレビがつまらなく感じるのにテレビを捨てづらいのは、もはや呪縛。
私はそれを身を以て知った。

テレビがつまらないという不満のある方、処分するなら今のうちですよ。なーんちゃって。

【ギャンブル依存症、重い腰をあげる】

初めて、ギャンブラーズアノニマス(Gamblers Anonymous = GA)に参加してきた。

ギャンブル依存症に苦しむ人たちの自助グループ。いわば、会合ミーティング。

そう、私はギャンブル依存に苦しんでる当事者だ。

正直に経緯を話すと…。

私は、大学一年の時に誘いに乗ってパチンコに初めて触れた。
その時はなんともなかったが、大学二年の時、トイレだけを借りるつもりでふと立ち寄ったパチンコ店で、なんとなく2000円を突っ込み、12万円の大勝ちを経験した。それをキッカケに、ますますのめり込んだ。
当時は、学生生活やアルバイトがつまらないかったため、いつしかパチンコが逃げ場になっていた。
そして、一年後にはサラ金の借金が100万にまで膨れ上がった。
パチンコにのめり込むあまり金銭感覚が狂い、スマホの料金も平気で滞納した。未だに全額を追納してないので、三年もの間、スマホの通話・通信機能が使えてない。(店のWi-Fiを使えばネットができるが、生活に支障が出てる。)
20歳にして、複数の借り入れに手を出してることに気づいて我に返り、弁護士に任意整理を依頼。
しかし、パチンコをやめることはなく、大学三年の時までには、周りから心配されるほど単位を落としまくった。
大学四年では、ますます学業と就活が疎かになっていった。
家庭の経済上、留年するわけにもいかないので、ギリギリで大学を現役で卒業出来たものの、就活をテキトーにやり過ごしてしまった私は、あまりにも気質に反する職種を選択。卒業後は地獄だった。
最初は、飲食店に就職するものの、初日でバックれた。しかも、そのすぐあとにベンチャーの営業会社に就職するものの、これも一ヶ月でバックれた。
こんなことが重なるので、働くのが嫌になってニートを始めた。手元に余ってたお金は全てギャンブルで消え去り、ブログで稼ぐ事を決意。
しかし、そんなもの当然うまくいくはずがない。私は、競馬で食う事を決意し、家財を売り始めた。
当然、親と喧嘩になった(当方、実家住み)が、血迷っていたので居直るしかなかった。
で、小さなキッカケが色々重なって、ニートを始めて一年経ったこともあり、ようやく自分の病識や置かれてる状況を自覚。
ギャンブルに初めて触れてから苦節五年、ようやく人生やり直しを決意した。
人生においてはギャンブルみたいな一発逆転はほぼほぼ起こらない。でも、V字回復はできる。
他力本願はもうやめた。これからは自助精神で生きよう。
現在、自動車工場で住み込みで期間工をやることが決まっていて、入社までの間、短期で清掃のアルバイトをしている。

…と、洗いざらい述懐してみると、我ながら酷いもんだ。
でも、よく比較的早い段階でギャンブル依存を自覚できたもんだなあ、と。その辺はラッキーだと思う。
欲を言うと、ホントはもっと早い段階で気づいてないといけなかったんだけどね。

つい最近、病識を持ってから、ギャンブル依存のドキュメンタリーなんかを積極的に視聴してみると、「いや、俺はここまで酷くねえな(笑)」とは一瞬なる。
実際、依存症って"否認の病気"だから。
「自分は正常。まだ大丈夫!」的な。

だけど、真剣にドキュメンタリーを観ると、なんだか他人事とは思えなかった。

前科を犯してようが犯してまいが、対人スキルに問題があろうがなかろうが、根本の発想構造は同じ。
「ギャンブルがやめたくても、やめられない」。
また、「ギャンブルをいつでもやめられるつもりでも、やめられていない」のである。

だから、病識を持った以上、とりあえずGAに加入するなりカウンセリングに相談するなり、自分の病気にトドメを刺そうと考えたのだ。

それで、GAに参加してみた感想。
「異様だな」、と思った。
だけど、「通い続けなくちゃな」とも思った。

「異様だな」と思うのは無理もない。こういう自助グループ自体免疫がないし。

GAが具体的にどんな様子だったかを述べる前に、GAの概要について簡単に説明しよう。
記事にアフィリエイト貼ってないくせに、いちいち引っ張ってごめん。

まず、先に説明したようにGAはギャンブル依存症を回復に導くための自助グループだ。

そして、GAではミーティングというものをおおよそ90分くらいかけて行う。
具体的に"ミーティング"で何を行うのかといえば、その日決められたテーマに沿って、自分の(ギャンブル依存)経験や近況などを話す。とにかく洗いざらい話す。吐いてスッキリする。それをなかま(GAに参加するメンバーのこと)が傾聴してくれてるだけ。
また、初めて参加する人なんかは、ギャンブル依存の苦しい胸中や、GAに参加するに至った経緯を洗いざらい話したりする。

んで、GAの参加条件は「ギャンブルをやめたい」という志がある人であれば基本誰でもOK。会場によっては女性限定のグループもあるが、経歴や職種などは一切厭わないし、公表する必要はない。
それに、GAは営利目的じゃないので、任意での寄付はあるものの、設定された料金は発生しないぞ。

そして勿論、参加するからにはルールがある。
大原則として、メンバーの自由意志を尊重するため、絶対的な誓いを立てたり、罰則を設けたりするような拘束力はGAにはない。断行を挫折したからといって、変に責められることもない。
というか、むしろ、誰かの正直な発言に対して自分の意見を言ったり、話し合いに発展して結論を見出そうとすることは、GAの目的上禁じられてる。ここがミソ。
あくまでも、苦しい境遇同士でお互い正直になり、それを寛容に認め、ワークを通して助け合っていきながら、精神の自立と回復に近づいていくのが目的だ。
GAに限らず、自助グループは回復を助け合う場であって、説諭したりディベートをするところではない。

ましてや、GAは宗教や教団、営利団体といった特定の組織とは一切関係がない。
慣れない人からすると不思議な空間に思えるが、これは典型的かつ良心的な自助グループの特徴みたいね。

そして、私が実際に参加した時の流れ。

最初に入った人には必ずハンドブックが配られ、ミーティングのルールを聞かされた。ルールは先に書かれた通り。

・"言いっぱなし、聞きっぱなし"が原則。なかまの正直な話をひたすら聞くだけです。誰かの発言に対して意見したりお節介焼いちゃダメですよ。
・アノニミティ(無名性、秘匿性)を大事にしてるので本名は名乗らなくてもいいんですよ。名乗る時は自分で決めた名前(アノニマスネーム)を名乗ってください。
・勤務先や住所を話す必要はないし、連絡先交換せんでいいですよ。
・また、「ある場所で、ある人が」といったように固有名詞を出さないように配慮してください。
・メモしたり、録音、写真などで記録を残すことはお断りします。

などなど。

で、時間までに続々"なかま"が部屋に集まり、ミーティングがいよいよ開始して、机についた。

秘匿性や本人のプライバシーと名誉を配慮して、詳しい内容はいえないが、ミーティングでは、なかまの色々な話を聞いた。

自●未遂をした人の話、ギャンブル狂いが災いして前科を犯した人の話、家族に見捨てられた人の話、回復施設に入所してた人の話などなど。
結構えげつなかったけど、ポーカーフェイスを貫いた。
何より、ぱっと見そんな深刻な状況に陥ってたとは到底思えない人も多くて、その人たちが依存症に陥った経験を持っている、という事実がすぐに受け入れられなかった。

それから、ギャンブルに狂ってた過去と比べて、自分がどう変化したかというのも聞けた。
やっぱり、身をもって経験した人の言葉は深みがあるし、勇気をもらえる。

そして、いよいよ私も話した。

緊張でパスしそうになったが、どうにか話せた。

自己紹介を交えて、GAに参加するに至った経緯を話した。
内容はだいたい先に書いた通り。
まずは、生い立ちから始まり、ギャンブル滅亡史を通して、当日のGA参加に至るまで。

それから、今後自分がどう向き合うかというのも話した。

周りが探りを入れながら話す中、私は何を話すのかを準備してただけあって、明確に、そして、淀みなく言いたいことを言えた。

私が話し終わった時だけ、みんなに拍手された。

終わった後、なかまのみんなと握手を交わすことになり、健闘を称えられた。
「これからもよろしく」とか「よかったよ!」とか。そんな言葉をかけられたかな。
なんだか、くすぐったかった。

帰り際は、GAのミーティングを振り返ってみて「異様だったな…」って感じもあったけど、話しづらいことを思い切り話せて爽快な気分になれたのと、ギャンブルで悩みを抱えてる人たちと実際に面と向かって交流できたことに、勇気をもらえた。
「悩んでるのは自分一人じゃないんだ」「無理しなくていいんだ」っていう、いい意味での安心感と開放感をもたらされた。

…と、同時に、依存症をナメてたな。って改めて痛感させられたよ。
やっぱ、自分一人じゃ、とてもじゃないけど解決しづらい。
現に、一線を超えてまでギャンブルに興じる人が多い以上、依存症は一筋縄ではいかない。

私は、これからもギャンブルをやめ続けることができるのだろうか…。

#雑談 #近況 #日常

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

皆様の聖なるサポートによって、私の執筆・創作活動は以前より充実したものになりつつあります。日頃の応援に感謝します。byケモフリ🐾

うひょー!マジで?ありがとう!
11
ええじゃないか(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

この記事が入っているマガジン

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。