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中国 日本製品は売れるのか

KEMBOは日系企業が中国進出をする際のデジタルマーケティングをお手伝いしている会社です(๑╹ω╹๑ )

「中国でこの商品売れますかね?」
「中国で日本製品は人気ありますか?」
という様なご質問も多く頂くことがある。
弊社としては少しでもお客様の商品を中国の消費者に知ってもらい、購入してもらえる様、全力でお手伝いしている。

しかし中国市場では激しい競争が繰り広げられており、そう簡単には商品を認知させ、販売することはできない。中国市場で苦戦する日本製品には以下の様な共通点がある。

【made in JAPANに頼りすぎている】
現在、中国市場では様々な日本企業が商品を販売しており、大企業から中小企業まで様々である。
例えば、現在売れている商品で「made in japan」を前面に出してマーケティングしているような商品はほぼないであろう。

以前の中国、つまりEC市場がここまで拡大する前の中国では商品の品質問題が大きく、消費者はやはり「本物」「安全」というキーワードを求めていた。
そこにハマったものが「made in japan」である。
「日本のものは安全で品質が高い」
これは今でも中国の消費者のイメージになっているだろう。しかし時代は変わって現在は中国ローカル企業の商品も品質が高く、サービスも悪くない。そして圧倒的に日本製品よりは安い。
「made in japan」は商品の魅力となる得る1要素であるのかもしれないが、既に購入の決め手にはなり得ないのである。

筆者の奥さんはいわゆる日本大好き中国人だった・・・
まぁ今ももちろん日本に対する好感度は高いが、確実に身の回りの日本製品が減ってきている。以前は洋服や家電、化粧品等、とにかく日本製品を購入していた。しかし、現在は化粧品の一部以外がほぼローカルブランドへと変化した・・・。
理由は上記で述べたとおり、「中国ローカルブランドでもたくさんの商品があり、オシャレで品質も上がったから」という事である。これは上海で生活している筆者でも十分に感じることができる。


【品質の良さ一本槍】

「本当に良い製品であれば必ず売れる」というのはもはや通用しない。
中国市場ではパワー(お金)にものを言わせ、有名インフルエンサーを起用して、グイグイとシェアを伸ばしているような商品もある。世界各国が進出し、切磋琢磨している市場なのである。

つまりまだどこの国でも実績のない商品を販売し、高い売上を狙う、というのは難易度はかなり高い・・・・。というかパワー(お金)や時間ががかかり過ぎる。
良い製品、且つしっかりと実績を持っている商品であればようやくスタートラインに立てる、いや・・スタートラインに並べる、というようなイメージであろうかw

また、中国市場ではSNSや各種プロモーション等も各国とは異なるプラットフォームや文化を持っている。その為、中国市場でしっかりと実績を残すには初期投資もかなりかかることは覚悟して頂きたいと思う。品質の良さ一本槍で中国で販売できるECを構築した、HPを作成した。正直、この段階では売上に変化が起こることはほとんど無い。


色々と厳しい現状を述べたがもちろん何かの波が手伝って無名商品が売れるという様な話はよく聞くし、すべての商品が中国市場のTOPを狙っている訳では無いと思うので何を目標とするかによってもできることは必ずある。
コツコツとブランドを育てていくという事ももちろんありだろう。

重要なのは中国市場でどの様なポジションを取りたいのか、何を目指すのか、ということである。


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ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:nozawa@kembo-net.com
KEMBOでは中国におけるWEBプロモーション、WEBサイト制作、
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