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上海ロックダウンは未だ継続・・・

3月末から開始された上海のロックダウン。当初は5日間のみの予定だったが未だ継続中である。3月からマンション封鎖が頻繁におこなわれるようになっていたので、ある地域では隔離期間がすでに2ヶ月を越す様な方も出てきている・・・・。
筆者はちょうど1ヶ月くらいが経過した。幸いにもマンション住民の陽性者がいなくなったことで先週末からようやくマンション敷地内だけ外出できる様にはなっている。
一部の地域では外出が許可されることもあるらしいが1日1人のみ、とかかなり制限がかかっている状態であると聞く。まあ、そもそもなんのお店もほとんど営業していない状態なので外出する意味もあまり無い。
そんなロックダウン中の上海生活で最近のTOPIXをご紹介( ´Д`)y━・~~

■その①:購入できるものは徐々に増えている・・・
以前の状況はかなり深刻でマンション内の共同購入のみが可能な状態であった。しかも生活必需品に限られているのでお菓子、お酒等はもちろん購入できなかった。しかし最近では限られた近所の店は営業しており、ようやく自由にお酒を購入することもできる様になっている。しかしマンション敷地内の移動も許されていない場合は直接荷物も取りに行くことができず、ボランティアの人が部屋まで荷物を届けてくれる様になっているのでお酒とか重いものは購入しずらい空気もある。

■その②:感染者が治療を完了し戻ってくる
現在、感染が確認されると大きな隔離施設へ移動となり、大体2週間前後で退院となっている様である。無症状感染がかなり多い為か、隔離施設へ入ったら施設内のボランティアの様な仕事を任され、1週間後に退院してきたと言う隣人がいたw
しかし、戻ってきてからも通常の生活には戻れず特別監視におかれマンション内の状況関係無く、家からは一歩も出られない。PCR検査も通常通りは受けることができず、筆者のマンションでは対応について結構揉めている様だ。現在は退院する人の数も毎日1万人を超えてきていることから現場は混乱している。そして中には戻ってきてからの検査で再度陽性となるケースも発見された。この様な方は施設内での慣れない生活や度々の移動でかなり精神的にかなり苦しい状況では無いだろうか。

■その③:運動量の圧倒的な減少
もちろん家から一歩も出られないので運動量が激減する。筆者は家で運動もする様にはしているがある日の1日の歩数を見ると100歩くらいであった・・・。広くも無い家でソファーや机に移動するのみだとこうなるのか〜と思いつつ、現在はマンション内で散歩できるので朝・夜の散歩を日課としている。散歩できる環境だけでも相当にありがたいことである。家から一歩も出られない生活は日を浴びることができず、かなり辛かった。ちなみに運動量の減少からか、物資が少ないと言いながら2キロ増量w

■その④:ケンカ・団結を繰り返すマンショングループチャット
隔離生活が1ヶ月を超えている為、やはり住民達のストレスも限界に近づいてきている。その為、マンション内で陽性者がでたり、なかなか隔離施設へ移送されない、等の問題が発生するとマンション内チャットでも些細なことでケンカが頻繁に発生する様になった・・・。しかし面白いものでマンション内の陽性者が0に戻ると再び団結感が戻ってきて「みんなもう少し頑張ろう!」という感じにw  
みんな、このゴールの見えない状況に疲れきっている。

■オマケ:粉々になったワインと優しい住民達
お酒がある程度自由に買えることになったので筆者も度々購入する様になった。しかし昨日、ワインを購入し荷物保管場に取りに行くとまさかの粉々に割れたワインが袋に入っていた。もちろんワインはダダ漏れ・・・泣 
平時であれば配達員にクレームを出すとこなのだがおそらくこれはボランティアの人が棟の入り口に置いた時に割れたものであろうと思い諦めた。グループチャットでガラス系のものを購入する時は注意してねと伝えたところ、なぜか会話が盛り上がり、ワインであることを伝えるとたくさんの方が「ワインうちにあるからあげるよ〜」と言ってくださってお言葉に甘え頂いたw
本当に暖かく協力的な住民ばかりでこの期間たくさんの友人ができた。感謝してもしきれない。

と言うことで隔離生活中のTOPIXなんでこんな感じでw
政策も今後変わる可能性もあるが今の所ゴールは見えないので逆に意識しない様にしている。期待するだけショックを受けるからだ。毎日粛々と起きて、寝てを繰り返している。
しかし・・・正直そろそろきついのも本当である。物流も止まっており不便な状況継続している、且つ家から出られないのは想像以上に精神的な疲れがくる。
一刻も早いロックダウン解除を祈りながら今日も粛々と生活しよう〜( ´Д`)y━・~~

ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:nozawa@kembo-net.com
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