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中国 真夏のアイスクリーム市場!

今年の上海の夏はとにかく暑い。
というか、今年は例年になく猛暑である。
昨日は最高41度・・・。人生で初めて見た最高気温42度。しかも湿度もMAX!
こんな時に会社のエアコンも壊れたし。。。
まぁ、今日も頑張ろう。。。。( ´Д`)y━・~~

そんな夏といえばアイス!!!
ということで真夏の中国で盛り上がりを見せるアイス市場をご紹介。
市場データを見ると2015年あたりから顕著に市場が拡大しており、2021年には1,600億元(前年比伸び率9%)となっている。

今年6月には「雪糕刺客(アイスアサシンの意味)」という単語もネット上で大流行している。意味としては店舗の冷蔵庫の中に雑多に置かれておる中に高級アイスが紛れており、レジで気づくとびっくり、みたいな感じである。
そう、最近では「高級アイス」なるものもかなり増えてきておりハーゲンダッツにも劣らない価格の商品も増えてきている。
ちなみに中国に来て日本のノリでハーゲンダッツ買った時に「高っ!!!!」と思いビックリしたのを覚えている。日本でよくある季節限定商品ではなく、オーソドックスなフレーバーのものを買っても日本円でだいたい500円くらいなのだ。もう1年以上はハーゲンダッツを食べていない・・・・。

話は変わるが中国はネットでなんでも買い物できるので当然アイスクリームも購入可能である。一応冷蔵で宅配してくれるようなサービスもあるが一般的な出前サービスだと早く受け取らないとめちゃ溶けているというオチは良くある。
しかし2020年に5%のみであったオンライン購入も2021年には20%まで伸びているのでオンライン購入は更に伸びていくのであろう。

夏は結構アイスを食べているが近所の商店で買うくらいなのでいつも同じ様なラインナップから選んでいる。今回、ネットでの購入が増えているということで色々探して見ると本当にかなりの種類があったので美味しそう、面白いものをご紹介。

■中街1946
中街1946は創業6年足らずの新ブランドである。
有名な喜茶とコラボレーションしている牛乳アイスクリームを二層厚トーストに挟んだようなアイスも販売している。これはなかなか日本では見ない外観である。これは普通に食べてみたい。

■八喜
八喜は比較的伝統的なアイスクリームブランドである。筆者もハーゲンダッツが高級品であることを知り、真っ先にこの八喜へ切り替えたw価格も安く、まあまあ美味しいのでオススメである。中国でも最近増えてきている0糖シリーズも展開している。

■三星堆青銅お面アイス
これはイロモノ系だが、三星堆青銅お面アイスなるものも登場している。
これは中国で以前に話題になった三星堆と呼ばれる遺跡から発掘されたお面をデザインしたアイスである。一時期はこの様な観光地限定の建物やマスコットをかたどったアイスクリームも流行っていた。

■茅台アイス
中国では知らない人のいないであろう、あの超高級白酒ブランドの「茅台」もアイスクリームを発売。
高級酒のアイスクリームだけあって59元(約1,200円~)となっており価格も相当に強気である。

この様に現在では様々なローカルブランドも進出しており、ますます盛り上がりを見せている。
中国ではご存知の通り冷たい飲み物や氷はとにかく敬遠されるし、ビールまでも常温で飲む人がいる国である。(※ジムの給水も常温のみ・・・)
以前にはアイスを市場がここまで盛り上がりることはなかなかのないのかな〜と思っていたがこの容赦ない暑さはこれからも中国のアイスクリーム市場を拡大させるであろう。

ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:nozawa@kembo-net.com
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