中国 KEMBO マーケット事務局

2008年創業の上海KEMBOスタッフがお届けする中国マーケットの最新情報ブログ。中国…

中国 KEMBO マーケット事務局

2008年創業の上海KEMBOスタッフがお届けする中国マーケットの最新情報ブログ。中国の実情を赤裸々に配信。デジタルマーケティングネタから、たまには生活情報まで、「へぇ」を頂ける記事をお届けします。 https://kembo-net.com

マガジン

記事一覧

上海でアジア最大級の「家電の博覧会」が開かれました

上海KEMBOの中原です。 2024年3月14日〜上海でアジア最大級の「家電の博覧会」が開かれました。 世界から1000社以上が参加し、最新の家電やIT関連機器が展示されました。 …

2022年度PISA結果発表で日本は順位を回復、中国は?

2022年度のPISA(学習到達度調査)の結果が今月12月5日に発表された。 PISAとはOECD加盟国の多くで義務教育の終了段階にある15歳の生徒を対象に、読解力、数学知識、科学知…

中国 インターネット社会の拡大

中国で定期的に実施されている「中国インターネット発展状況統計レポート」というものがある。CNNICという組織が年に1回、中国国内におけるインターネットの普及状況や活用…

村上春樹の小説 翻訳(出版)権が超高額で落札

日本を代表する小説家の一人である村上春樹。 彼の新作である「街とその不確かな壁」の中国語版が出版されることになり、「読客文化」という出版社が超高額で手に入れた、…

中国 ツアー参加の注意点?

最近はよく中国のパッケージツアーに参加することがある。 例えばハイキングやトレッキング、等々のアクティビティがメインのツアーである。 やはり自分たちで決めると面…

中国 高級白酒「茅台」とラッキンコーヒーがコラボ!!

ここ数日かなりの話題を集めているのが中国の白酒というお酒の高級ブランド「茅台(マオタイ)」と、同じく中国では有名なコーヒーチェーンである瑞幸珈琲(ラッキンコーヒ…

キャンプの次は散歩?中国都市部の若者に人気のCity Walkとは?

少なくとも上海では、数年前から「白相大上海-Shanghai City Walk-」という日本人向けのCity Walkというのが存在している。日本語を話す上海歴史研究家の方が、観光では行…

中国の日焼けサロンに行ってきた!

最近は日本と同様、上海もとても暑い夏となっている・・・・。 こんな環境なら外でも日焼けできるじゃんと思い、公園でシートを引いて 寝ていたりしてみたが、やはり肌に…

2023年中国メタバース潜在力企業ランキング発表! アリババとHUAWEIがトップを占める

中国の富裕層向けメディア「胡潤百富(Hurun Report)」は、2023年7月20日に『メタバース分野で最も有望な中国企業トップ200社』を発表した。また同時に『未来のスター企業…

中国のダイビング業界を揺るがせた大ヒット映画『消失的她( Lost in the stars)』

中国では2023年6月22日から公開となった『消失的她( Lost in the stars)』は、上映から約1ヶ月の7月18日時点での興行収入が33.97億元(約669.5億円)で、中国歴代12位の…

日中間の購買プロセスの違いって??

ほぼ上海生活の筆者だが、衣類や靴等はいまだに日本でまとめ買いして帰国時に持って帰る。もちろんその他の商品や日用品等は中国現地で購入しているが、日本での購買プロセ…

中国 犬の散歩代行します!

以前の記事にもいくつか書いたことがあるが、ここ数年は中国でペットを飼う人が増えている。 筆者がよく行く上海ららぽーとにもペットショップが入っており、めちゃ可愛い…

中国 「老乡」という繋がり

「老乡」という中国語は日本語の「同郷」であることを指す言葉である。 筆者は中国で生活していると中国人同士はこの「同郷」であることは関係性に大きな影響を与えている…

中国で出店続々、日本の回転寿司!

最近はここ上海でも日本の回転寿司チェーンの出店が続いている。 筆者の家の近隣にあるララポートには現在「はま寿司」が出店しており、ここは連日のようにピークタイムに…

外国人が驚く中国のflower candle

先週は中国の端午節ということで3連休があった。 全国で国内旅行に出かけた人の数が前年同期比32.3%増の延べ1億600万人に達し、国内観光収入は前年同期比44.5%増の373億…

中国 キャンプイベントに参加してきた!

以前にも中国でのキャンプブームという内容で記事を書いたことはあったが筆者自体は中国ではそこまでキャンプに行ったことはなかったので今回はキャンプイベントに参加して…

上海でアジア最大級の「家電の博覧会」が開かれました

上海KEMBOの中原です。 2024年3月14日〜上海でアジア最大級の「家電の博覧会」が開かれました。 世界から1000社以上が参加し、最新の家電やIT関連機器が展示されました。 中国政府は、景気が低迷する中、消費の拡大のために家電や家具の買い替えを推進すると宣言し、上海市では、最新家電を購入した場合。価格の10%を還元する政策が発表されています。 家電といえば、日本のお家芸だった時代は古い昔であり、ハイアールやHuawei、TCL等、中国の大手家電メーカーが世界を席巻し

2022年度PISA結果発表で日本は順位を回復、中国は?

2022年度のPISA(学習到達度調査)の結果が今月12月5日に発表された。 PISAとはOECD加盟国の多くで義務教育の終了段階にある15歳の生徒を対象に、読解力、数学知識、科学知識等を調査するものである。 今回は2022年度調査の結果が発表された。 結果はシンガポールが読解力、数学知識、科学知識ともに第一位。ちなみに前回の2018年度調査では、全科目ともに2位と毎度好成績を収めている。 日本はと言えば、前回の2018年度調査時の結果と比較すると読解力は3位(前回15位)

中国 インターネット社会の拡大

中国で定期的に実施されている「中国インターネット発展状況統計レポート」というものがある。CNNICという組織が年に1回、中国国内におけるインターネットの普及状況や活用状況を中心に様々なデータをレポートしている。 その中で、中国社会がいかにインターネット無しでは生活が難しい状況なのかわかるデータがあったのでご紹介したい。 2023年度、中国国内においてインターネットを利用していない人は3.3億人と言われる。多くは農村世帯の60歳以上が多くを占めている。 この様なインターネット

村上春樹の小説 翻訳(出版)権が超高額で落札

日本を代表する小説家の一人である村上春樹。 彼の新作である「街とその不確かな壁」の中国語版が出版されることになり、「読客文化」という出版社が超高額で手に入れた、というニュースがあった。 金額は明らかにされていないものの、「騎士団長殺し」の翻訳(出版)権が2.4億円(日本円)と噂されている様なので、おそらくはそれ以上となる金額が予想される。 ちなみに、現在中国で働いているのでもちろん資料の中国語を日本語に、という作業をしたことがある。 「いやいや、Chat GPTとか、翻訳ツ

中国 ツアー参加の注意点?

最近はよく中国のパッケージツアーに参加することがある。 例えばハイキングやトレッキング、等々のアクティビティがメインのツアーである。 やはり自分たちで決めると面倒くさいこともあるし、やはりこの手のアクティビティが入ると色々と調べることも多く、この様な全ての手配の整っているツアーというのは非常に便利なものである。 そもそも、昔は団体旅行だと他の人たちとのコミュニケーションも面倒くさいし嫌だな〜とか思っていたが、まぁ筆者は外国人ということで良くも悪くもそこまで周りの人と関わるこ

中国 高級白酒「茅台」とラッキンコーヒーがコラボ!!

ここ数日かなりの話題を集めているのが中国の白酒というお酒の高級ブランド「茅台(マオタイ)」と、同じく中国では有名なコーヒーチェーンである瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)のコラボ商品である。 その名も「醤香ラテ」!! 醤油っぽい漢字が使われているがもちろん醤油は関係なく、白酒の香りの種類である「醤香タイプ」を表している。 このコーヒーには実際に「茅台」が入っている。ちなみに「茅台」はアルコール度53度、500ミリリットルで約2500元(約5万円)という超高級なお酒。 「醤香ラテ」

キャンプの次は散歩?中国都市部の若者に人気のCity Walkとは?

少なくとも上海では、数年前から「白相大上海-Shanghai City Walk-」という日本人向けのCity Walkというのが存在している。日本語を話す上海歴史研究家の方が、観光では行かないようなディープな上海を紹介しながら歴史散歩するという内容だ。 上海には疎開時代の洋風建築が多く残り、歴史的価値のあるものも。だが、都市開発とともに取り壊されなくなってしまった建物も少なくない。移り変わりの激しい上海において、こうした歴史散歩は現在も人気のコンテンツだ。 2023年に

中国の日焼けサロンに行ってきた!

最近は日本と同様、上海もとても暑い夏となっている・・・・。 こんな環境なら外でも日焼けできるじゃんと思い、公園でシートを引いて 寝ていたりしてみたが、やはり肌には最悪だし、年齢も年齢なのでこれはまずいと 思いやめた・・・。 ただ、「夏くらいはやっぱ小麦色の肌が良い!」という願望が諦められず、中国の日焼けサロンに行ってきた! 日本で若い頃通っていたが、中国の街中で日本のような「日焼けサロン」という、わかりやすい看板を見たことないのであんまりニーズがないからそんなに無いんだろう

2023年中国メタバース潜在力企業ランキング発表! アリババとHUAWEIがトップを占める

中国の富裕層向けメディア「胡潤百富(Hurun Report)」は、2023年7月20日に『メタバース分野で最も有望な中国企業トップ200社』を発表した。また同時に『未来のスター企業30社』も発表された。 同ランキングは2022年の発表に続き、今回で2回目となる。 2023年にランクインした企業は?ランキングの調査対象はすべての中国企業で、民間企業と国有企業を含む。また企業の本社保在地が中国内地及び香港マカオ台湾地区の企業を対象としている。 「最も有望な企業」は評価額が

中国のダイビング業界を揺るがせた大ヒット映画『消失的她( Lost in the stars)』

中国では2023年6月22日から公開となった『消失的她( Lost in the stars)』は、上映から約1ヶ月の7月18日時点での興行収入が33.97億元(約669.5億円)で、中国歴代12位の大ヒット映画となっている。 参考までに日本の歴代興行収入トップは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の404.3億円だ。 この映画の内容が中国のダイビング業界を大きく揺るがす事となった。 精神疾患を患う夫と突然失踪し、また現れた妻映画はダイビングインストラクターの夫とその妻の結

日中間の購買プロセスの違いって??

ほぼ上海生活の筆者だが、衣類や靴等はいまだに日本でまとめ買いして帰国時に持って帰る。もちろんその他の商品や日用品等は中国現地で購入しているが、日本での購買プロセスと中国での購買プロセスにはそれぞれ特徴がある。 筆者の場合・・・という個人的な要素も当然あるが、日本と中国での文化の差異も現れていると思うのでどこが違うのかを是非ご紹介したいと思う。 ◾️テレビの影響力の差 何かの商品を認知する際に日本ではテレビの影響力がいまだに大きいと感じる。 中国はと言うと、一般家庭のテレビ

中国 犬の散歩代行します!

以前の記事にもいくつか書いたことがあるが、ここ数年は中国でペットを飼う人が増えている。 筆者がよく行く上海ららぽーとにもペットショップが入っており、めちゃ可愛い犬や猫がおり、「あー犬でも飼ってみたいな〜」とか思いながらなかなか踏み出せずにいる。マンション的には問題ないものの、やはり日中は家にいなかったり、週末も出かけたりするので結局きちんと面倒見られないのでは・・・と悩んでいる。 そんな筆者は近くの公園に散歩に行き、犬を連れた人たちが広場で犬と遊んでいたりする付近をウロウ

中国 「老乡」という繋がり

「老乡」という中国語は日本語の「同郷」であることを指す言葉である。 筆者は中国で生活していると中国人同士はこの「同郷」であることは関係性に大きな影響を与えていると思う。 メインは筆者の中国人の奥さんを見ていてよく感じることだが、彼女は山東省出身であり、結婚後に上海に出てきた。 もちろん最初は知り合いもいない中での生活だったが現在ではたくさんの友人・知人がいる。その中でもとりわけ関係性の強さを感じさせるのがこの「老乡」と言われる同郷出身者である。 これはもちろん相性や個人差

中国で出店続々、日本の回転寿司!

最近はここ上海でも日本の回転寿司チェーンの出店が続いている。 筆者の家の近隣にあるララポートには現在「はま寿司」が出店しており、ここは連日のようにピークタイムには行列ができており、とても入れないぐらいの人気である。特に土日の昼や夜にもなると2h待ち(前に100組待ってますとかw)というのも珍しくはない状態である。 そして4Fにある「はま寿司」が戦々恐々としているのが別フロアに新しく出店準備をしている「くら寿司」の存在である! まさかのそこまで大きくもない商業施設内に日本の回

外国人が驚く中国のflower candle

先週は中国の端午節ということで3連休があった。 全国で国内旅行に出かけた人の数が前年同期比32.3%増の延べ1億600万人に達し、国内観光収入は前年同期比44.5%増の373億1000万元(1元は約20.0円)に達し、19年同期の94.9%まで回復したということであった。 筆者も新幹線で奥さんの実家へ帰省。 確かに駅には人が溢れており、新幹線内の空席もほぼ0でかなりの人が移動していた。 そして、実家帰省中に筆者の誕生日もあったので親戚のみんなに祝ってもらった。 みんなでご飯

中国 キャンプイベントに参加してきた!

以前にも中国でのキャンプブームという内容で記事を書いたことはあったが筆者自体は中国ではそこまでキャンプに行ったことはなかったので今回はキャンプイベントに参加してきた模様をお伝えしたいと思う。 イベントと言っている理由としては、今回参加したのはイベント会社が企画をしている「キャンプイベント」であり、内容としては「スノーピークのテント」を使用できる人しか参加できない、という縛りのあるもの。 中国でも「スノーピーク」は人気であり、好きな方は何から何までこのブランドで 統一している