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フェアトレードの闇!?

今日は前々から気になっていたフェアトレードについての話題です!
コーヒー好きなら一度は聞いた事あるかもしれないこのフェアトレード。
皆さんはこの意味を知っていますか?今ではカルディなどに売られている商品に記載されているのをたまに見かけます!

フェアトレードってなに?

これは大学で勉強した事なのですが、ジャマイカのコーヒーやバナナ生産者のほとんどは貧乏なんだそうです。これって考えられますか?我々が日々日常的に優雅に飲んでいるコーヒーやバナナの裏側には今日明日生きていく食べ物があるかどうかの瀬戸際に立たされているんです。私たちが当たり前のように口にしている食べ物の生産者ですよ?おかしくないですか?
又、スタバやタリーズの一杯の原価って知ってますか?いくらだと思います?

…・・

正解は、、、、、約50円と言われています。

これを聞いたときになぜコーヒー農家に貧乏な人が溢れかえっているのだろうと疑問に思いました。だって我々は一杯約400円もお店に支払っているんですよ?
果たして日本や世界の市場で使われているコーヒー豆の生産者に対しての対価って公正なものなのか。
残念ながら、ジャマイカでビジネスをしているアメリカ人が行っているのは信じられないほど安い値段でジャマイカ人生産者と取引きしているのです。
※気になった方は理由を調べてみてください。

大きな政治的・経済的事件が語り尽くされるのに対し、畑や鉱山、漁船で働くリアルな現状は中々取り上げられません。

そこで私が見つけたのが『フェアトレード』というものでした。

簡単にいうとこの財団が企業と生産者を公正な値段で取引きさせる手助けをするといった取り組みなんです。

おぉ♪これはすごい。こんな取り組みがあるんだとホッとさせられた瞬間でした。

フェアトレードに騙された…

フェアトレードとして商品を売買するにはまずは生産者がこの財団と契約しなければならないと言われています。契約することによって生産者側は売る際の最低価格が設定され、どんな世界的不況に陥っても企業はこの最低金額を下回って取引する事ができないんです。フェアトレードのHPにも実際にこう記載されています。

『コーヒーの価格は、2000年以来記録的な低迷に苦しんでいます。コーヒー豆の生産者よりもはるかに低く、世界中のコーヒー農家を聞きに陥れています。(フェアトレード財団、2010年)』

しかし、ニューヨーク市場におけるコーヒー国際価格は、実は2002年以来着実に上昇しているんです。タンザニアで生産されているコーヒー豆は2002年1㎏あたり1.32ドルから2010年は3.38ドル/㎏まで上がっています。
言い換えると、コーヒー豆は記録的高値を更新しているんです。

もう皆さんお分かりになりましたか?
この財団が設定している最低価格はどれも、現在の市場価格を下回っていて企業はこの市場価値よりも安い値段で取引するためにこの財団の取り組みに参加しているんです。
この事実を知らない私のような我々消費者は、このマークがついた物を見た瞬間にあっ、、、この購入で生産者が少しでも救われると思っている一方でそうではない状況に置かれている生産者の苦労を実際には分かっていないんです。

これらの情報はこの本に記載されています。私たちが当たり前のように思っていた常識が覆されるおすすめ本です。このテーマに少しでも興味を持ったら是非読んでみてください。

最後に

この本を読んで改めて感じた事はこのような事が本当に起こっているのか自分の目で実際に確かめたいという気持ちです。だって、もしかしたらこの本の内容も本当に正しいものかも自分で確かめるまではわかりません。この本の作者も実際に現地へ足を運んで書いたと言っています。

しかし、コーヒーをビジネスにするならやっぱり公平に取引したい。お互いがwinwinになるような取引がしたいと思いました。そしてもっと生産者の情報を皆さんにお届けしたいです。その上でコーヒーを飲んでもらいたい!!!
Kelly`s Coffeeeのコーヒー豆はもちろん皆さんに生産者のリアルな現状をお伝えした上で商品を売りたいなぁと思っています。

だらだらと書きましたが今日はここまで。みんなに知ってほしいランキングNo1の内容だったので今日はたくさんの人にこの記事が届いて欲しいなと思っています。

世界って広いなぁ。。。。。

『Hasta luego』

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