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イベントレポート 「初学者歓迎!国内トップクラスのサービス・ゲーム開発者が語る、プログラミングの可能性」


こんにちは、Kobe x Engineer's Lab (神戸エンジニアラボ) です!
本記事は、9/14 (火) 18:00 に開催致しましたパネルディスカッションイベントのレポート記事になります!数々の金言が飛び出した回となりましたので、ダイジェスト版にはなりますが、内容をレポートしてお届け致します!

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イントロダクション

本イベントは「今一度プログラミングの可能性について考えてもらいたい!」というコンセプトにて開催しておりまして、当日は、以下の豪華 3 名の方をゲストに お呼びし、参加者総勢 70 名、全 13 問 の質問をもとに進行する形式でイベント進行して参りました!

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ライトニングトーク

イベント冒頭では 本城 さんによる LT をご披露いただき、XR を利用した様々なサービスの事例をご紹介いただき、既にゲームのみならず、実世界の活動にも活用されている様をご紹介頂きました!本記事では、詳細内容は割愛致しますが、代わりに紹介されていた動画を掲載させて頂きます!


パネルディスカッション

LT の後は、いよいよパネルディスカッションのセッションに移って参りました。1 つ目のトークテーマは「開発者としてのご経歴、また、代表するプロダクトについて」という議題でして、それぞれの方に一言づつ自己紹介をしていただく形で進んでいきました!

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本城 さん
「ソフトウェアエンジニア、インフラエンジニア、ゲームエンジニアを経て、自分でオンラインプラットフォームを作る会社を作ろうと思い、monoAI technology株式会社 を東京で創設。現在は神戸に本店移転し、法人経営が主な仕事になっているが、心はいつまでもプログラマー。」
所感
ご経験の技術の範囲が広く、深い神戸愛も感じますw

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しんいち さん
「元々は有馬温泉で中居として働いていた。その後、IT会社で 4 年ほど働き、独立して ゲーム の個人開発を始めるに至った。代表作としては World for Two が Nintendo Switch でも配信されている。」
所感
中居のご経験があるとは…!代表作のエンディング感動致しました。。

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鳥頭 さん
「みんなも知っている IT メガベンチャーで働く傍ら、趣味で TRPG 用のオンラインセッションツールとして、ココフォリア をリリース。現在は、月間 27 万人ほどが使うツールになっている。」
所感
メガベンチャーも、個人サービスも MAU が圧巻すぎます。。


トークテーマ 

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本城 さん
「とにかくゲームが作りたくて、自分でPC買って友達に教えてもらいつつ始めた。」
しんいち さん
「20歳のときに、オンラインゲームきっかけで PC を使って仕事がしたい思い IT業界 に入る。そこから勉強しつつ仕事しつつという感じ。」
鳥頭 さん
「有料ゲームに満足できずゲーム内のパラメータいじり始めた。でもちゃんとやり始めたのは就職してから。」
所感
みなさん ゲーム が原動力になっているのが興味深いですね。こんな大きなサービスを作られている方々も、意外と幼少期からプログラミング漬けという訳ではないのが意外でした。。


トークテーマ ③

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本城 さん
「最初は知的好奇心を満たすというがとても楽しかったのだが、フェスなどで出す経験を経るにつれてだんだん人に使ってもらって楽しんでもらえるのが嬉しくなっていった。」
しんいち さん
「憧れの BitSummit に出るのをずっと目標としていた。目標達成のためにひた走る楽しさ、そして実際に出場できてアプリストアで1位を取ったときの達成感はモチベーションにとても繋がる。」
鳥頭 さん
「自分が作ったちょっといいもの、ちょっと便利ものがみんなに使ってもらえると、みんなにとってハッピーな時間を作る手助けになる。」
所感
プログラミングの純粋な楽しさから、製作したものが誰かの楽しみにつながるというお話を皆様がされていてとても印象的でした。。
当たり前ですが、皆さんエンドユーザーの解像度が非常に高いですよね。


トークテーマ ④

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本城 さん
「確実に成長はしているけど、成長が実感できていないというフェーズは結構ある。辛くても振り返ってみると成長してるから信じて進もう。」
しんいち さん
「モノを作るにあたって、プログラミングだけしていればモノが出来るわけではない。ゲームならデザイン、音楽、ストーリーなど、必要なものがたくさんある。」
所感
鳥頭 さんが回線落ちしてしまっていて 2 名の回答にはなっておりますが、サービス作成には、プログラミング 以外の様々な要素が必要になるというトピック。いやー、サービス作りは奥が深いですね。だからこそ面白い!


トークテーマ

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本城 さん
「一時期は、角砂糖だけ食べながらプログラミングに全集中している時期があり、その際には思考回路の筋肉がみるみる育っていくのを感じた。因数分解する力や、推論する力が育った。」
しんいち さん
「プログラミング自体が、ゲームを作るゲームをしている感覚なので、それ自体が面白いと感じる。」
鳥頭 さん
「蛇口を捻ったらコーラが出るようにしたい、などの突飛なアイディアを実現する際に、プログラミングであれば 0 と 1 のデータを扱う形になるので、圧倒的に挑戦のハードルが低く、試行回数を重ねやすい。」
所感
皆さんそれぞれの感覚でお話しいただいたテーマではありましたが、どれもプログラミングの良さを表している気がしますね。。個人的には。皆さんプログラミングはゲームに近いと仰っていたので、感動しましたw


トークテーマ

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本城 さん
「今日のプログラミング環境はめちゃくちゃ整っている。言語やフレームワーク然り、学習コンテンツ然り、コミュニティ然り。飛び込むハードルはどんどん下がってきているので、興味があったら是非飛び込んでほしい」
しんいち さん
「早く始めるに越したことはない。自分が何をしたいのかを決めたら、その手段としてのプログラミングについてはどこかに必ず答えが転がっている」
鳥頭 さん
「作ったものをどう使ってもらうのかを想像しながら作ると、自然と学習の方向性も定まってくる」
所感
皆さんの回答に共通していることとして、なんのためのためのプログラミングなのかを明確にすることが、方向性を明確にし、目的達成につながるというシンプルな原理に基づいてお話しされている気がしました。少しでも、プログラミング学習中の皆さんの参考や、原動力に繋がれば嬉しいです!


事前質問 

パネルディスカッションに続いて、参加者の方の事前質問に関しても登壇者の方にお答えいただきました!こちらでは、1 問につき、1 名の方にお答えいただく形式で進めて参りましたので、以下に内容を掲載させて頂きます!

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本城 さん
「自分だったら友人を巻き込んでイラスト書いてもらったりフリー素材を使ったりしてアドベンチャーゲームを作り上げてみるかな〜!」

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しんいち さん
「稼げるゲームという意味では、ストアですでに発売されている人気の作品を参考にし、どんなジャンルが売れているのか、その中で個人で戦えそうなジャンルはどこか、これを特定するところから始めている」

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鳥頭 さん
「何を作りたいのかを考えるときに、詰め込みすぎない。『これができればいいんだよな〜』というポイントにフォーカスする。結果的に複雑になることはあっても、過程はシンプルになる」

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本城 さん
「Webエンジニアとしてゲーム会社に就職することはできる。が、ゲームそのものを作るエンジニアに必要な技術はWebエンジニアのそれと異なるので、ある程度Webエンジニアとして働けているなら無理にキャリアチェンジでなくてもいいような気はする」

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しんいち さん
「色んな人に触ってもらって定期的に意見をもらう。主観だけだとつらい...。長期化させずに短期決戦で、目標をちゃんと置いて実行に移す。『自分を追い込んでください』」

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鳥頭 さん
「年間何百万という費用がリアルタイムの通信費にかかっている。が、クラウドを使えばサーバーの購入費などのイニシャルコストを抑えられる。人々が必要としているサービスを作れば、お金は後から自然とついてくる」
所感
事前質問全体の所感として、本当に金言が多い!登壇者の皆様、事前質問を考えてくださった参加者の皆様、本当にご協力有り難うございました!


ミートアップ

オフライン参加の方のみ、ミートアップセッションとして、参加者の方々への最後の質問として、以下の問いを考えて頂きました!

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上記の 質問 には、当然これといった単一の答えがあるわけではないのですが、当日会場に来ていただいた 8 名の方々には、それぞれのお考えをまとめて、テーブルごとに共有いただきました!当日、会場にてご参加いただいた皆様、本当に有り難うございました!

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まとめ

本イベントは、Kobe x Engineer's Lab 初の オフライン x オンライン での大型イベントということもあり、多くの方のご協力のもと参加に至りました。
終了後、参加された各方面の方から、非常にありがたいお言葉を頂き、運営として本当にやってよかったと感じました…!


今後も、パネルディスカッションイベントや、ハンズオンイベントなども実施していく予定なので、皆様是非今後とも応援よろしくお願い致します…!
末筆ながら、今現在 補助金制度 の申請を受付中なので、そちらについてのリンクを掲載させて頂きます!


・参考リンク
- 神戸市ホームページ:“次世代の高度人材”のスキルアップを支援する補助金制度を創設します!~「神戸市エンジニア創出事業に伴う学習支援補助金」エントリー募集開始 ~


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