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【WSET diploma】D3 ぼくの学習法について

みなさん、こんにちは。そしてお久しぶりです。

すっかりnoteの更新をご無沙汰しておりました。
4月にひとり社長の会社を立ち上げ、なんとか8月にオンラインショップを始めることができました。たくさんの人に協力していただき本当に感謝感謝です。
とはいえ、実店舗があるわけでもなく、もともとお酒屋さんをしていたなどのキャリアがあるわけでもない、たったひとりのネット店。。実店舗だったらたまたま通りかかってくれた方が「お、なんか新しくできてるじゃん」と興味を示してもらえるかもしれませんが、ネット店の住所は「知らないと行けない」という難しさ。。今、この難しさに大いにぶち当たっております。。

もしこの記事を読んでくださっている方で、たまたま通りかかったかのようにお店を見に来てくれる方・・いらっしゃったら大感謝です!大きな声でいらっしゃいませ!!と叫ばせていただきます。

ワインショップ・ヴィノラックの入り口はこちらから〜

さていきなりの宣伝ですみませんでした。

実は更新が滞っていた理由は、お店の立ち上げだけではありません。ぼくの目下の課題であるWSET diplomaの次の試験が迫っているからです!!

決戦は水曜日〜(10月28日)

そもそも5月のD3試験をもって合格!いえーい!・・という(捕らぬ狸な)予定だったのが、新型コロナのおかげで中止となったことで全ての歯車が狂ったわけです。

年始に、昨年10月に受けたD3のFail通知を受け取った後、ロンドン留学でなんとか身に付けた英作文のスキルをたやさぬように練習を積んできたというのに・・・ああ無情。貴重な収入源だったお仕事もゼロになり、精神的にかなり詰んでました

だがしかーし!

中止ならばやってやろうじゃねえか、と。
diploma終わってから始めるつもりだった起業してやるよー!
と頭を切り替え、この4ヶ月間すっかりビジネスモードになりました。
税務関係、経理のこと、いろんなこと学びましたよ。
ネット店経営やらウェブマーケティングとかよくわからんけど勉強しましたよ。

そして英語脳がすっかり解除されましたよ!(とほほ)

そして10月末、ちょうど1年前に東京で受けたあのD3のリベンジをするわけです!


やべー!あと2ヶ月じゃーん!!

と、今あわてて勉強モードへと頭を切り替えております(そしてnoteに逃げる)。


きっと同じように、5月の試験が受けれず、10月末にこれまでの在宅中の鬱憤を晴らしたい!diploma candidateの方達が大勢いらっしゃるかと思います!

みなさんと、今のぼくがやってること、これまでやってきたことを共有したいと思います!

ようやく本題です!


さあ、D3ですよ。
diploma試験全体の50%を占める重要度のD3です。

今回はD3 Theory受験に向けた準備について書きたいと思います。

D3の範囲は「Wines of the World(旧Light wine)」。
WSETでは、スパークリングワイン(D4)と酒精強化ワイン(D5)、そして今はなきスピリッツ(旧Unit4)は別カテゴリーの単元となります。

つまるところ、ぼくらが考える「ワイン」のほぼほぼ全てが範囲ですね。

学習の基本となる教科書は、今年度からebookになりました!

これ、今までのdiplomaを知ってる方だったら超朗報だということがお分かりいただけると思います。
これまでは「何を勉強していいか分からない」「どこに行けば教材はあるの?」状態でしたから。
学生専用サイトにアクセスして記事を読むスタイルになったのが昨年。そこからさらに読みやすくなったと言えます!素晴らしい!

電子書籍形式で、PCだとsafariやChromeなどのブラウザで、タブレットやスマホだとアプリで見ることができます(もちろんcandidateのみがアクセス可)。
ページ数はざっと600ページです。なんだ楽勝じゃないか(白目)。

電子書籍の内容はD3の範囲。

でも、それだけでは試験には臨めません。

試験ではD1・D2といったビジネスの視点、栽培醸造の視点は当然求められてきます。

「なぜこの産地のピノ・ノワールはこういう味をしているのか」
「なぜナイアガラ・ペニンシュラの地形はワイン造りに向いているのか」
「なぜリオハは新しいclassificationを制定したのか」

そういった問いに、D3の教科書の内容だけでは十分な理解をもって答えられないからです。

D3の問題は全て記述式です。3時間20分で5問です。大学の二次試験みたいです。

地名や原産地呼称の丸暗記をするのが最終目的地ではなく、それらを大きな文脈の中で使いこなせる必要があります。


現時点のぼくの状況とこれからです。

すでに、昨年の時点で学習範囲は一通りまとめ終わっています。
学習のしかた、頭の中での整理のしかたは人それぞれだと思いますが、ぼくの場合、文章のままではほとんど頭に入らないという致命的な弱点(笑)があるので、できるだけ地図、地形の断面図などを書いて、そこにストーリーを作りながら何度も何度も読み返す・・ということをしてきました。

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愛用のアプリ「GoodNotes」に全てのノートを残してます


そしてそれらがすっかり頭の中から消えかかっていましたので、今必死で拾い集めている最中です。

この「落ち記憶拾い」時期を終えたら、次は各産地のストーリーづくりをしていく予定です。昨年もある程度はやりましたが、正直不十分でした。

各産地のワインの特徴(RESULT)には、
気候・天候(変えられない条件)
土壌(それに対してブドウをどう植えるのか)
品種(なぜその品種が向いているのか)
栽培(なぜそういう方法を選択したのか。気候、歴史的な背景は?)
醸造・熟成(品種の特徴、市場のニーズによっても変わる)
などのREASONSが付随します。

これらREASONSからRESULTに導くストーリーを考える行程です。

この行程を終えたら、過去にクラスでやった練習問題を問く予定です。

おすすめしたいことは、オンラインで受講されている場合(多くがそうだと思います)、クラスメイトの回答とフィードバックも見れるはずです。これをできるだけたくさん見ておくと良いと思います。
特に、英語を公用語にしている生徒の回答は必見です!
設問に対する文章の組み立て方、説明に使う動詞は、国と言語によって大きく変わるからです。
英作文が苦じゃない方には釈迦に説法ですが、ぼくのように「後から英語」組にとって、英作文はやはり難敵です!
模範とすべき生徒をロックオンして、目をかっぽじって熟読しましょう(表現古)!

Tastingは昨年時点で通過することができました(Pass with merit)。

Tastingについてはまた別の機会にお話しできれば、と思います。
もし「なんかアドバイスくれよーけちー!」という方いらっしゃれば是非コメントください。可能な範囲でテイスティングの練習法などお話しさせていただきます。

さあ・・・勉強しなきゃ(笑)。

それでは、また!!

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