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EdTechの研究―1

未来の学校

経産省主導の未来の教室というWebサイトがあります。

このサイトについて、研究してみたいと思います。

未来の教室とは

紹介ビデオがあります。完結とはいいがたいですが、目指すべき方向のキーワードが語られています。

過去30年ほどの成長の停滞の原因を画一的な学びによるものとし、「創造的な課題発見・解決」を可能とするスキルの習得と、新しい教育を可能とする技術「EdTech」を推し進めるためのコンセプトということだ。

創造的な課題発見・解決のための思考方法としてのSTEAM

その教育方法として、プロジェクトベースの学習

そのために学習者に求められる学ぶ姿勢として、自立学習

教育機関が求められる能力として個別最適化

そしてそれを可能とするのがEdTech

という構成。


STEAMについてはその元の単語の並びから少し概念が飛びすぎているのでは?とは思うのだが、問題解決のための必要なスキルを羅列して、問題解決のための教育の意味としたものである。

【そもそもSTEAMとは?】
STEAMは、Science, Technology, Engineering, Art(s), Mathematicsの頭文字をとった名称であり、課題発見から課題解決まで、協働にも重きを置く、教科横断的な探究学習の意味で使われることが多い。まさに、これからの世界を生きていく子ども達に必要な資質・能力を得る学び方 (創造・共創・共存) であり、世界的に見られる、「学際的な研究活動・創造活動」を低年齢化させる教育改革の中心的な概念と言える。発祥の米国を始め、英国、中国、他アジア諸国等では、国の教育政策の軸にも据えられ始めている。日本国内に目を移しても、新学習指導要領の中には共通する考え方が内包されている。

これまで、しこたま知識ベースの教育を行った後、最後の最後の大学生になって初めて行っていた実際の課題を解決するための教育を、若年段階から始めるとしている。

このため、知識のインプットを極力効率的に行う必要があり、AIやネットワークを使ったテクノロジーを使う。

上のビデオの真ん中ぐらいに横浜創英校長の工藤さんのインタビューがある。その中で、子供によっては5-7倍くらいの速さでこれまでの学習を終わらせるとあり、自立学習の効果を強調しています。

STEAM学習のサポートとしては、こども版わかりやすいWikiPediaを作るようなイメージが紹介されている。必要な情報が学習の意図に応じて適切に提供される仕組みである

一日の学習計画

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外部の教育機関を忘れないところが経産省らしい。

賛否はあると思うが、先生は基本的に知識教育をせず、PBL(Project Base Learning)をサポートすることを目指す。


次回は具体的な活用例などを見てみたい



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