毎日漫才77 「最後の晩餐」

最後の晩餐
ツ「突然なんですけど地球最後の日に何食べたいかみたいな議論楽しいですよね」
ボ「盛り上がりますね」
ツ「あの議論で地球最後の日なんて食欲でないから何も食べないとか言う奴居るじゃないですか？」
ボ「いますね〜」
ツ「ああいう協調性のない奴は地球最後の日が来る前にイジメられて自殺しますね」
ボ「間違いないね！ちなみにお前は何食べたいの？」
ツ「やっぱり肉かな」
ボ「うわ！俺も肉だわ！」
ツ「叙々苑とか言って一番高いカルビとか食いたいね」
ボ「俺はつい最近、地元に気になるジンギスカン屋ができたんでそこでジンギスカン食べたいね」
ツ「ジンギスカン屋？…あっお前ジンギスカン好きなの？」
ボ「いやジンギスカン食った事ない」
ツ「食ったことない？」
ボ「食った事ないからジンギスカン食ってみたいんだよね！」
ツ「あんま最後の晩餐で実験するやついないわ！」
ボ「え？」
ツ「地球最後だよ？絶対うめえもん食いてえじゃん？食った事ないジンギスカン食うやついねえよ」
ボ「そうかなぁ〜」
ツ「じゃあ他に食いたいものとかないの？」
ボ「他？」
ツ「俺だったら肉もいいけど寿司もいいと思うんだよね」
ボ「うわ！その手があったか！」
ツ「しかも一貫だけ！」
ボ「一貫だけ！？」
ツ「俺だったら絶対大トロ！」
ボ「大トロいいね〜」
ツ「お前は寿司だったら何食べたいの？」
ボ「海ぶどうの軍艦」
ツ「実験すんな！海ぶどうの軍艦！？」
ボ「食った事ないんでね」
ツ「一巻だけだぞ？なんで海ぶどうの軍艦なの？」
ボ「プチプチして美味しそうじゃん！」
ツ「誰が最後の晩餐、食感で選ぶんだよ！」
ボ「それか炙りチーズ豚カルビ！」
ツ「くら寿司じゃねえか！くら寿司行っても実験で頼む奴だから！」
ボ「あとはイクラに興奮してるロリコンのサーモン」
ツ「ねえよそんな寿司！ある寿司食え！」
ボ「ある寿司？」
ツ「例えばウニとか」
ボ「えー、ウニってウニのうんこでしょ？」
ツ「脳見せろ！どんな脳してたらそんな発想になんだよ！」
ボ「でも地球最後の日は近所の寿司屋の女大将が握った寿司を食いたいんだよ！」
ツ「実験すんな！なんで最後女が握った寿司食いてえんだよ」
ボ「それは女性は寿司を握っちゃいけないって事ですか？」
ツ「そうじゃない！今後は寿司を握る女性も出てくると思う。素晴らしい事だと思う。でも地球最後の日に食う寿司を女に握らせるのは実験しすぎだって！」
ボ「俺は女が握った海ぶどうの軍艦食いてえ！」
ツ「男が握った大トロ食え！もういいよ」