keith.wの夜の手法 ver.Ⅱ
こんにちは、keith.wです。
月刊化しつつある「夜の手法」。
今回は二回目となります。
今回は「負けてる人間から見た」インジケーター・オシレーターの効果的な使い方。を書いていきます。
すでに10万チャレンジ2回で1400万負けているkeith.w。(原資は回収済)
このコーナーにはぴったりな役回りでしょ?(←開き直り)
爆損した男がどんな効果的なオシレーターの使い方を紹介するのか。
では、見ていきましょう。
※注) この記事はの画像はすべてメタトレーダー(MT5)というトレーディングシステムを使って書いています。またトレードはEvolvemarketという海外取引所を利用しています。国内FX会社ではありません。
また、Tradingviewを使用されている方には馴染みがないオシレーター設定画面なども出てきますので、ご容赦下さい。FXの世界ではトレビよりメタトレーダーが全盛です。
題材は為替の主軸通貨の一つ、EUR/USD。
ユロル円さんです。
オシレーターはMACD。
設定はこちら。
2種類のMCADを利用しています。
短期MACD
長期MACD
長期のみ片方の配色を消しています。
テクニカル指標としては一目雲。
短期雲
長期雲
あと、EMAを3本ほど。
17EMA、26EMA、52EMA。
画像A EUR/USD 日足
まず、画面左下の最底値からの最高値までのフィボナッチでの環境認識。
これくらいは最低行いましょう。
現在どこにレートがあり、これからどうなるのか。
最低限の値幅を知ることもできます。
これからどこまで落ちるか等。予測が大事です。
赤の縦線はMACDのゼロラインの切り替わりを(上昇から下降、下降から上昇を)。
緑の横線はチャート上におけるMACDゼロラインを示しています。
青のBOX圏はMACDの上昇圏を、赤のBOX圏はMACDの下降圏を表しています。
この青BOX圏と赤BOX圏の周期性を知ることがまず大事だと思います。
次に、MACDゼロラインの移動パターン。
最初の青BOX圏の25%が次の赤色BOX圏(レンジ帯)に。
最初の青BOX圏の50%が2つめの青BOX圏に(上昇)
1つ目の赤BOX圏と2つ目の青BOX圏を合わせたのが2つ目の赤BOX圏(下降)に。
2つ目の赤BOX圏から2つ目の青BOX圏を引くと3つ目の青BOX圏(レンジ帯)に。
但し、この考え方では緑BOX圏のカウントは出来ません。
ただ、相場は鏡(相似性・・・左右に似たような特徴の形を形成)。
と考えていますので一番右上の緑BOX圏の可能性もありますし、MAとローソク足の状態から、下降圏の緑BOX圏を形成できると予測はできます。
もう少し分かりやすく最高値から最底値を見ていきましょう。
EUR/USD 1時間足
これも緑の横線はMACDの0ラインをチャート上に引いたものです。
また最底値の緑線はチャートでは見えませんが、前回のMACD0ラインを生かしたものになります。
最底値からのレンジと更なる下落図
このように
青、赤、黄色のBOX圏に分けることでその周期性とMAの交差によるトレードも可能です。
何故、短期、長期の雲を出すのか?
これは1時間足を縮小した場合の、短期雲と長期雲のゴールデンクロス・デッドクロスを示したものです。
2種類の雲が交差した時点で、下位の時間足ではパーフェクトオーダーが成立しており、雲同士の接触・MAの交差・MACDのゴールデンクロス・デッドクロスを参考にINOUTを行っても値幅を抜ける内容になっています。
みなさんも、是非、チャレンジしてみてください。
ここから下は、毎週末更新の為替・仮想通貨・先物などの分析と予測コーナーとなります。11月度内の予測をおまけとしてしていきます。
あくまでおまけですので、買ってやってもいいと思われる方のみご購入をお願いします。(おまけですので、予測の精度を保証するものではありません。あくまで、市場を見るうえでの参考までに留めて下さい。第一回の更新は11月4日を予定しています。)
11月3日 更新
USD/JPY 日足
先月からご覧頂いている方にはおなじみの画像になります。
ドル円にも周期性があり、翌週11月10日前後までは113-114.5円台のゆるやかな上昇とレンジ帯を形成していくのではないか、と考えています。
4時間足
ではレンジ形成を視野に入れた場合として
このチャート上の青色BOX圏には強い抵抗帯があるため、ここを突破するかどうかを考慮しなくてはいけません。
もちろん、現在の上昇が一過性のものであり、このまま下落に転じる可能性もあるため下限緑線付近での反発を売買プランにいれておくとよいかもしれません。
EUR/USD 週足
三角保ちあいの中で中心線から大きく下限に割り込んだEUR/USD。
陰線下ヒゲを出し力は下落方向に向かっています。
この場合、フィボなどを当ててやると下落もしくは上昇の目安となりやすいのですが、下限にフィボ0.618%が抵抗帯としてあることを目安として考えておく必要があります。
こうなると、大きな転換点としての目安も必要ですから、2種類の平行チャネルによる売買プランを考えておく必要があります。
GBP/USD 週足
ポンドルです。
週足は三角保ちあいを下抜けしたものの下限で陽線を出し上昇で先週は終わっています。
月内はこの緑線中心線を抜ける動きを見せるのではないかと思います。
日足
売買プランは2パターンで、雲上限までの上昇から緑線上限を抜けれずに下降。
もしこの上限を綺麗に抜けた時は三角保ちあい上限斜線までの上昇に転換する可能性があります。
逆に雲を抵抗帯として下落に転じた場合、下限緑線までの下落からの反発か、三角保ちあいの下抜けも予測に入れる必要があります。
11月11日更新
今回は相場をコモディティに移して見ていきたいと思います。
US.OIL(WTI)
これは2種類あるUSOILとUKOILの価格差を抜粋したものです(GER.30)は無視して下さい。
UK.OILが69.61。US.OILが59.79とあり、UK.OILが割高な感を持てます。
この場合、割安な相場が割高な相場に価格を合わせにいくと考えて買い相場が来ているものと考えてみます。そうなると、どこで買い場を探すべきなのか。それについて、今回はチャートを考えてみました。
US.OIL週足。
まず、大枠の三角保ちあい(P波動)からのWトップでの下落がいまの段階です。ここで必要なことはその下の白線で反発があるかどうか。
ここはストキャス50%ラインでありフィボ50%ラインでもある。
つまり、トレンド転換点になりうる確率が高いのです。
もちろん週明けから短期的な空売りを仕掛けた上で、このラインでの反発をまってからの買いを入れてもOKです。その場合、期待値の確率(空売りで得れる利益と損失の配分)はかなり低くなることを承知で行って下さい。
大豆(シカゴ大豆先物) 日足
相場によってチャートを引用する取引業者が異なるため画像の差にはご容赦下さい。
まず注目すべきはRSIと遅行線の逆相関です。
遅行線は有力な先行指標となり得ます。
底値でのRSIとの逆相関により、トレンド転換点で起こる確率が高いRSIフェールスイングが発生しています。
ただ、この状態で買いを入れると多少の下落に巻き込まれる可能性があるので、RSIが50%付近で折り返してからの買いをお薦めします。
またチャート上の赤線とRSI上の赤線は対応しています。
緑縦線の高値を、RSIの前回高値が越えていることからここから、緑線高値付近までの上昇示唆となっている点も大きく買い場を考えてよい要因になります。
ロンドンコーヒー先物 週足
今回需要があるかはわかりませんが、良い教材としてのチャートでしたので参考図例としました。
これはRSIと水平線、斜線(トレンドライン)を用いた予測方法の一例です。まず必要なのはRSI50%ラインです(RSI赤線)。
この赤線を中心に、チャート上に縦線で50%ラインと対応する高値・底値にラインを引いていきます。
続いて高値から底値、底値から高値の流れに沿うようにトレンドラインを引きます(チャート図)
同じようにRSIにもトレンドラインを引いていきます。
次に、RSIの直近高値に水平線を引きます(青ライン)
ここで参考にして頂きたいのが、RSI上に引いた高値からのトレンドラインです。先程引いた青ラインの下に、緑ラインがあることに注目して下さい。
この緑ラインはRSI左高値にある四角2つと対応してることが大切な点です(チャート図の四角2つとも対応)。
この緑ラインが引かれた理由は、RSIの50%ラインを通過するトレンドラインがそれぞれの四角内の高値に接触しているかどうか。これがポイントです。
この考えでいくと左最高値(RSI図の)四角内のRSIはトレンドラインに接触していません。それに対してその右側にある四角内のRSIは接触しています。つまり、RSIがこれから越えるべき高値の設定がここで出来ることになります。
ただしこれには条件があります。
それは、RSI上の前回高値がこの四角内の高値を越えていることです。
これが確認できないときは下落継続となるので注意が必要です。
続いて、買い場の設定が必要になります。
この場合、RSI高値から引いたトレンドラインと、RSIで何度か通過している底値ライン(緑ライン)が接触する場所を買い場と設定するのが一番シンプルな方法です。
もしこの底値までRSIが下落せずにレートが現在のレートを越えた場合はそこからの買い場となります。
今回は簡単ですが、普段馴染みのないコモディティ相場と、RSIでの予測方法を書きました。ありがとうございました。
11月18日 更新
さて、今回は特定相場での資金流動性による変化と推移を見ていきたいと思います。
まず、原油(WTI=US.OIL)
週足
これは前回の予測でも書きましたが、想定地点へと下降が進み、週明け53.8辺りまでの下落があるかと思います。そこからは70円だいへの回帰を想定していますが、前回高値を割ることは難しいと思います。年末にかけての上昇予測。
次は天然ガス月足
天然ガスはいま、大きな転換期です。
今後は需給過多で右肩上がりに伸びると思います。
ただし、その前にチャート下の四角までの下落が必要です。
原油は週足、天然ガスは月足です。
両者には循環があり、原油が上がると、天然ガスが下がる。
いま原油の暴落で損失をだしたファンドの解約が相次いでいます。
一旦の下げ止まりの(53.8円台までの下落)後に他のエネルギー市場からの資金を引き揚げ原油価格の維持に向かうのではないかと考えています。
その為、原油は一旦は価格上昇となる予測であり、天然ガスは価格下落。
この関係性に注目していきたいと思います。
では、他のエネルギー市場はどうなのか。
今度はヒーティングオイルです 月足
ヒーティングオイルとは、暖房油のこと。中間産品の混合油で主に米国で暖房油用に広く使われてる。
いまアラブ諸国と米メジャーが原油問題で価格下落を許してる状況だとしたら、原油以外に利潤をもたらす市場を考えなきゃいけない。
ということで、アメリカが主要消費国であるヒーティングオイルです。
まあ、アメリカにも油田はあるからそこが優位性をとればこの市場は切り離されるんですけどね。
三角形だの、赤線だの、青線だの、四角だのと見にくいチャートですが。これについては各自、思考を巡らせてみて下さい。
簡単にいえることは、RSI左上四角の高値を、現在のRSIの高値は越えれていない。そこで最高値更新の可能性をまず捨てます。
ただし、遅行線底値とRSI底値の順相関によりRSIフェールスイングは成功しているので、トレンド転換は、直近最底値で完了しているものとします。
そうなると、現在のRSI高値と前回高値は、遅行線のそれとは逆相関です。ここで反発により、下落が起こる。その下落幅は、、、?
を示したものがこのチャート図です。
上昇率もその考えで引いてあります。
さて、ヒーティングオイルですが、原油よりは大幅に下落する形ですね。
でも天然ガスとは順相関。
この2つから資金を抜き原油相場の下げ止まりを待ちながら、直近高値の70円付近で何が起こるか。
ファンダメンタルズも視野にいれてチャート図を考えると楽しいですね。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
11月25日 更新
今回は希望のあった
GBPUSD、USDHPY、EURUSD、GBPJPY
この4通貨について書きます。
まずGBPUSD 1時間足
注目して頂きたいのは高値からのトレンドライン。
これを割り込む、もしくは抜けることで大きなトレンド転換が起こっています。また、赤のBOXはRSI50%の短期トレンド転換ラインです。つまり、いまのポンドルは大きなレンジの中にいます。ただし、高値からのトレンドラインを割り込む形になり、またRSI高値でのダイバージェンスが起きていることから週明けからは現在底値を割り込む形で下落すると思います。
GBPJPY 1時間足
基本的にポンドルと相関性のあるポンド円。
しかし、ここに来てイギリスのEURO脱退騒動などもあり相関性が薄れてきている気がしてなりません。大きくは上記のポンドルとの動きと同じです。しかし、翌週は青の→で示した2通りのシナリオを考えておく必要があると思います。
EURUSD 1時間足
この土日でメイ首相のEUROでの発言があるイギリス情勢も鑑みて、ユロドルには幾つかの細かいトレンド転換点を設けてみました。
現在、チャート高値・底値からの大きなトレンド転換ラインを下抜けに突破しています。このまま順調にいけば週明けは下窓を作りますがそこには大きな転換帯も存在します。先週末の最高値からショートを持つ人は問題ないと思いますが、新たに週明けからショートを狙う人は反発を確認して、現在レートを下に突破してからのポジショニングをお勧めします。現在の最底値を更新する方向性で動くでしょう。
USDJPY 週足
ドル円は残念ながら1時間足ではなく、週足です。
というのも、アメリカ国債のFRBによる値下げや、アメリカ企業の株式投げ売りが始まっていますが、ドルは強い。これは世界経済の中でアメリカ一強だからです。それに対して円の価値は格段に下がっています。
円の価値は日本国債の大量発行によるインフレ継続により下落し続けています。ドル円が上昇するということは、対円でも円の価値が下落し続けているということ。
チャートを見て理解して頂きたいことは、ドル円が最大の変換期にあるということです。ここで日銀が対円の価値を上昇する施策を行えばドル円は下落傾向に。このまま行けば円の価値の下落は続きドル円は116.5ドルの抵抗帯まで上昇するでしょう。年末による機関の投げ売りにも注目し、113.8-112.6の価格帯での戻り売りに徹するべきでしょう。
BTCUSD 日足
これはあくまで予測です。
内容の保証はできません。
ただ、いま考えうる値動きの中で、BTCはこのような形をでの値動きを行うと思います。最後はおまけなので、参考程度にお願いいたします。
今週は以上です。
※ 告知です。
このマガジンが翌週末(11月30日)をもって廃刊となります。
2か月のご講読、ありがとうございました。
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