Keith.wのフィボナッチトレーディング

 

 このnoteではMT4/MT5を基軸にしたフィボナッチ係数から派生している6種類のフィボナッチツール。

 1 フィボナッチ リトレースメント

 2 フィボナッチ タイムゾーン

 3 フィボナッチ ファン(Tradingviewではスピードファン)

 4 フィボナッチ アーク

 5 フィボナッチ チャンネル

 6 フィボナッチ エクスパンション

 のうち、アーク以外についてその基本と応用編をまとめています

 (アークについてはMT4/5版とTradingview版に視覚的にあまりにも差異があるため割愛しています)

  本来はリトレースメントを利用したトレード記録とその考察を書く予定(書いたがある事情によりデータごと破棄した)でしたが、この際フィボナッチ係数に関するツールをまとめてみようという好奇心が先に立ちました。

 そこで各ツールの基軸となる視点、応用した観点などを簡単にチャート図を交えて(私の理解した範囲で)まとめてみました。

 宜しくお願い致します。

〇 Fiboとは何か?

 まず、Fiboについて簡単に説明します。

 FIboとはフィボナッチ。

 正確にはフィボナッチ数列に基づいて計算された比率を使い、視覚的にチャート分析を行うツールの総称です。

 フィボナッチ数列(係数)とは13世紀にイタリアの数学者、レオナルド・フィボナッチが発見したもの。黄金分割、あるいは黄金比と呼ばれる比率があり、その基盤となっているのがフィボナッチ数列と呼ばれる数字です。

 1.1.2.3.5.813.21.34.55.89.144、、、

 まとめると

・隣り合う数字を足すと次の数字になる

・連続する2つの数字で小さい数字を大きい数字で割ると0.618倍の割合になる。

・連続する2つの数字で大きい数字を小さい数字で割ると1.618倍の割合になる

・2つの上位の数に対しては0.382倍になる

・2つの下位の数に対しては2.618倍となる

・3つの上位の数に対しては0.236倍となる

・3つの下位の数に対しては4.236倍となる


 などなど。

 このうち、0.382、0.618、1.618は黄金分割とも呼ばれており、フィボナッチ係数の中でもトレードに用いられているものです。

 ではトレードに使われるフィボナッチの分析ツールはいくつあるかというと。。。

画像1

 これはMT5に標準装備されているフィボナッチ係数のツールです。

 6種類。

 なかなかありますね。

 ここでは6種類のうち、リトレースメント・タイムゾーン・ファン・チャンネル・エクスパンションについて取り上げます。アークについては界隈ではhenashamp氏以上の理解者はいないでしょう。ここでは割愛させて頂きます。

 ※ 注意点として

 下記を免責事項とさせていただきます。

・このnoteはあくまで私の主観に基づいて書かれています。
 ですので、その正当性を保証するものではありません。
・このnote内で紹介した手法・考え方に基づいてトレーディングを行い、損失を出した際に、責任・損失補填などは行いません。
・このnote購入後のサポート・Discord運営などは予定していません。

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