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愛されない僕と、愛せる人々

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「俺なんかどうせ…」が口癖だったあの頃のもやもやと、その時出会った素敵な人たちについて描きました。キナリ杯に出品。全3話。
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「愛されない僕と、愛せる人々」 あとがきに代えて

「愛されない僕と、愛せる人々」 あとがきに代えて

「自分は特別な人間ではない」
人が、いい意味でも悲しい意味でもこのコトに気づくには、それなりの時間が掛かるものだと思っています。

その長さは、本当に人それぞれ。
5才にして隣の子の上手なお絵かきを見て自分の凡庸さに気づいてしまう少年園児がいれば、いつまで経っても「自分にはまだ何かあるはず」と祈るように信じ続けている中年サラリーマンもいます。(個人的にはそういうおじさん、嫌いじゃないですけど)

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