【爆速レポ】Power Automate Talk #12 最新!PADとAI-OCR連携!
今日(2021/6/25)はRPA CommunityのPower Automate支部によるPower Automate Talk #12です。今回は注目のPAD(Power Automate Desktop)とこれまた注目のAI-OCRというテーマです。しかもPADの老舗ロボ研さんとAI-OCR「Tegaki」を持つコージェントラボさんのコラボイベントです。
動画が出たらここに貼ります
オープニング:RPACommunity最新情報 Mitzさん&Ayyさん
オープニングはいつものMitzさん。今回のイベントの説明やコミュニティの紹介がありました。(文末にあります)
今日のアンケート結果です
PADは使用したことがある人が多いです。
ロボ研鑽的にはRPAはスタンドらしいです。
Power Automate Desktop最新情報 ロボ研 佐々木 伸明さん
最初のセミナーはロボ研の佐々木さん。Power Automate Desktopの最新の情報の紹介がありました。
最新ニュース
PowerAutomateの公式ブログの情報(6/21更新)から
・「デスクトップフローを実行」アクションの追加
フローを部品化していく目的
・イメージレコーダーへの自動切換え
Citrixなどの場合画像認識でのレコーダーに切替対応
・Windows関連アクションの設定の改善
Windows環境変数の設定や削除など
・「MODI OCR エンジンを作成」 が非推奨化
7月の更新で機能廃止、OCR関連アクションに統合
・その他の更新
「ウィンドウ内の入力フィールドに入力する」アクションの詳細が追加
・・・・アンケートが出ました!!
PAD&Tegakiについて紹介 ロボ研 鈴木 達也(T2)さん、コージェントラボ 岩瀬 義裕さん
次のセミナーはロボ研鈴木さんとコージェントラボ岩瀬さんによるPADとTegakiの連携の話です。
鈴木さんの(T2)はロボ研さん社内の佐々木さんにつけられるあだ名だそうです。
AI-OCRってなに?
・AIが文字を読み取る
・紙データから文字を起こす作業、
・または検索が発生する作業に使う(PDFを検索可能に)
・請求書、注文書、契約書、テスト・・・・など
・AI OCRのメリットは「読取精度が高い」
・AI OCRデメリットは「価格が高い」
Tegakiって何?
ここからコージェントラボの岩瀬さん登場です。2019年以来の登壇だそうです。ちなみに今日が誕生日です。
AI-OCRサービスのTegaki
・99.2%の高い手書き文字読取率
・クラウド
・すぐれたUI
・AutomationAnywhere(IQ Bot)との連携
AAの順定型帳票への強みとTegakiの手書きの定型帳票の強みの融合
・UiPathと共同でNPO団体の支援プログラム(放課後NPO)
UiPathのまーっけッとプレイスにコネクタもあります
ぜロボ研がTegakiを選んだのか?
・開発した人たちの働いている姿を見て信用できたから
~大切ですね
PADとの連携
・テンプレートAPI、フォームAPI、リクエストAPI
・JSON形式でやりとり
・画像を送る事ができないので連携フローを作った(Curlで作った)
PADとの組み合わせメリット
・利用者が簡単かつ直感的に使える
・運用コストを抑える事ができる
・後処理も自動化可能
・Tegakiとの通信部分をパーツ化すれば様々な帳票も簡単
検証企画「いろいろなOCRで実験」
・MicrosoftFormRecognizer
・GoogleVisionAPI
・CogentLabo Tegaki
・活字の読取は3つとも完璧!
・Microsoft は英語と活字が強い、
・Googleは手書き日本語の精度も高い、手軽
・Tegakiは日本語の殴り書き、ひどいくせ字でも読み取る
・TegakiとPADはハイパーリンクを使えて便利!
デモ:読取チャレンジ
韓国語で読む!
・・・・あってる???
定義なし設定なしのフリーフォーム対応(ベータ版、製品版は9月予定)
文字エリアがブロック検知されて読み取られています。
手書きの文書まで読みます
フリーピッチの文字をブロック化するのが技術的に難しいです。
製造図面も・・・・
・・・・斜めも、テーブルも読み込んでいきます
すごい・・・
エッジAI Android端末で処理
携帯(オフライン)でも読めます
配送伝票を1.6秒で読み取れています。
いまいろいろなベータ版をパートナーと一緒に進めています。
7月までPADとTegakiの無料トライアルがあります!!
クロージング
ここからは質問タイムです。
解凍は後日公開されるそうです。
<RPACommunityについて>
RPAユーザー同士で情報や悩みを共有しながらRPAを学び、各々が目指す業務改善・働き方改革の実現に繋げる事を目的にしているのがRPACommunityです。
すでにRPAに取り組んでいる方、これから学ぼうとしている方、ちょっと興味がある方、どんな方でも大歓迎です。
次回開催です。
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