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【起業家2年生の回想録】34歳になりました!

FacebookだけでなくTwitterやDMでも、
たくさんのお祝いのコメントいただきました。
本当に恵まれています。ありがとうございます!

2019年5月に起業して1年半、
想定より低い成長角度ではありますが走り続けてきました。

この1年間を振り返り、つらつらと回想していきます。得ていただく物があるか分かりませんが、お時間ある時に、息抜きなどにぜひご覧ください。

まず、UNITEについて

UNITE株式会社は、2018年2月、僕が当時スマートキャンプに所属していたときに作った法人です。

2019年5月に独立してから事業を開始し、2020年10月現在、常時稼働の業務委託10名、プロジェクト単位稼働の業務委託10名、20名が所属してくれています。

「ワガママに生きる」を当たり前にする
というミッションを掲げています。

「短時間、場所不問で高い価値を顧客に提供し、相応する高い報酬を得る」という働き方のロールモデルを確立し、「自分の意志=ワガママ」を持って自分の人生を創ることができる人を増やすため存在しています。

現在は上記を「セールス」の領域で確立すべくセールスディベロッパーという事業を展開しています。

2019年10月、個人事業主からの卒業を決心。組織化へ

2019年5月に独立して5カ月間、「上田の時間を買ってもらう」と言う感覚で、とにかく顧客にできることを全力で提供してきました。

評価いただいたのは「コミットメント」でした。時に顧客のメンバーよりもミッション実現に真剣に顧客が成し遂げたい未来を考え、社長の中長期の事業目標を目先の計画に落とし、実行する

この姿勢を評価いただき、独立5カ月で報酬は200万円を超えました。

(笑い話ですがこの時が一番お金持ってました。お金と時間のバランスを取り、人生を豊かにしたい!と言う方なら個人でやるのが気楽でいい。と、今でも思いますw)

2019年10月13日、住まいの千葉から東京へ向かう電車を待っている時に、ちょっと気持ち悪いですが天啓が降りてきた感覚がありました。

「家族がいて、家があり、趣味があり、友がいて、信じて期待してくれている顧客がいる。そして全てに向き合う時間と、今の自分の器では使いきれないお金がある。これ以上「自分の幸せ」に何を求める必要があるのか」

と、自分が今「幸せだ」と心から思えました

その上で、「組織を作り、今自分がしている働き方を当たり前にすることで、人が働き方から生き方を考えることができる仕組みを作ろう!社会のために!」と言う決断をします。

のちに「セールスディベロッパー」と名付け、今のメイン事業になっていますが、ここが本当の意味での創業でした。

仲間が集まり、セールスディベロッパー事業スタート

決心してから、まず始めに会社のミッションと事業モデルを決めました
10月13日に決心して、その場で連絡したのが、現在もベルフェイスで大活躍中のコマちゃん。

成し遂げたい世界観、なぜそれを僕がやりたいのかを話して、初めての副業として協力してくれることになりました。

同時期に参画してくれた大学生インターンのななみんと3人で、社会に対して何を成すのかを言語化していきます。

そして出てきたのが
「挑戦を当たり前にする社会的な仕組みを創る」と言う表現でした。
(noteはコチラです。現在表現は変わりましたが本質は変わってません。)

また同時期に参画してくれた、現在も戦略コンサルタントとして活躍するたくやくんと共に、平日夜集まり、自分が提供してきた顧客への価値の中で「事業として提供価値を最大化できるビジネスモデル」を纏めていきました。

これが現在の事業の核となっています。

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今も引き続き顧問として、経営者として未熟極まりない僕の意思決定を豊富な知見と視座でサポートしてくださっている清水さんとの出会いもあり、UNITEは会社としてのスタートを切っていくことができました。

初参加のICC、視座が爆上がり「世界をよりよくしたい!」

2019年1月、初めてのICC福岡に参加しました。

僕のメンターであり、そして大切な友人のOKAN沢木さんからご推薦いただき、
これまた約3年のお付き合いで「迷った時に道を相談に行く」エアークローゼット天沼さん、
数年来ロードバイク友達のcrevo柴田さん、Spready佐古さん、インサイドセールスのお師匠ビズリーチ茂野さんを始め、

深くお付き合いいただいている諸先輩方と濃厚な福岡の4日間を過ごしました。

控えめに言って「視座が爆あがり」しました。
人生単位で貴重な経験ができたと思っています。

様々な濃密なセッションを終え、その場で事業計画を引き直したり、合間の時間でメンバーと議論して戦略を変更したり、、、何より僕自身の見ている世界が広がり高まり、今の礎になっています。

創業したばかりの起業家には少々お高いかもしれませんが、どんな形でも参加することを強く推奨します。

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定期的に集まり、導いていただいてる諸先輩方と、福岡の夜

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尊敬するエアクロ聰さんと

チーム体制でのサービス提供へ移行

2019年1月、ICCでテンション上がりまくり帰京した翌週、今も強烈に事業に貢献してくれているメンバーとの出会いがありました。

セールスを科学し、アップデートしていくことをミッションにしている中谷くん。早速参画してくれてサービスレベルの向上に価値発揮してくれました。

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そして、組織設計、採用の領域にも、パートナーたくが参画します。
UNITEは「複業フルリモートを前提として、ミッションを中心に集まるプロフェッショナル集団」という前例がない挑戦を開始しましたが、正解のない問い共に頭を悩ませてくれました。

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たくは9月30日に卒業しましたが、僕の文字通り一番「キツイ時期」を一緒に乗り越えてくれた盟友です。これからも応援してるよ!


この辺りから、事業として成し遂げたいことが一気に解像度が上がり、ご期待いただく顧客も増え、最高売上を更新していきました。

、、、コロナを気にハードシングスが訪れるまでは。。。。。。

2019年3月、コロナ?いや、会社としての課題が爆発!

この時期、全然写真が残ってません。全く笑えなかった汗

(経営は本当に難しいですね、自分の未熟さを今も常々痛感してます)

自粛期間中でしたが、UNITEはコロナを背景に「リモート営業組織の構築」という逼迫したニーズが集まり幸いにも顧客は増えていました

3月はまだサービスの形がなく、「担当が一人ついてコミットしまくってなんとか顧客の事業、営業組織を前進させる」というサービスを提供してました。

そんな中、上田と、サービスデリバリーの中核を担ってくれていたメンバーの稼働がMAXを超えてしまい、相互にサポートし合うことができ無くなっていきました。

そんな中噴出したのが「サービスレベルの低下」でした。
もっとストレートに言うと、サービス提供中核メンバーとのコミュニケーション頻度が落ち、顧客へのサービス提供が創業以来最低になってしまいました

本来は、この時期に期待いただいてる顧客応えることが最重要で、顧客に価値を提供し抜くことが至上命題でした。反省しても仕切れない。。。

が、、、これは今、冷静になって分かることでした。
(今思えば、顧問の清水さんはこれずっと忠言してくださってました。。)

3月の僕はサービス提供、採用、営業、インターンメンバーのマネジメントなどの業務を並行しながら、
課題を感じていた「ミッションの表現が固く、自分ごとにしてもらうことが難しい」という観点でブランディングにも手をつけ始めます。

本来やるべきことに集中する意思決定ができず、フワフワした耳障りのいいフェイクジョブに足をどっぷり突っ込んでいました。

頑張ってくれているメンバーのアラートに耳を傾けられず、顧客に迷惑をかけてしまう結果を招いてしまいました。

これは全て僕の責任です。(敢えていうことではないですが、、、)

顧客が激減し投資縮小、メンバーとの契約終了など苦渋

この時期、起業してから一番苦しかった。。。。

激減した売上を上回る投資をしており赤字幅が大きくなっていたため、顧問の清水さんと共に、一番集中すべき「顧客へのサービス提供」に必要のない投資を縮小していきます

自分で集めたチームを縮小していくことは心苦しくて、「なんでこんな思いして仕事してるんだろう」という気持ちになったことも覚えてます。

支えになったのは、
このような状況でも期待して発注し続けてくれた顧客
残ってくれるメンバー、
そして、「あるある!大丈夫だよ」とご自身の経験を語ってくれたメンターOKAN沢木さんのお陰でした。

そして何より「自分が掲げたミッション、必ず実現する。実現しないと生きている意味がない」という想いが、止まりかける足を前に進めてくれました

諸先輩方から比べたら小さい壁かもしれませんが、ここで歩みを止めなかった経験は、これから先の長い経営者人生にも必ず良い影響を与えてくれると信じています。

顧客第一にシフト、プロジェクト2名体制でサービス提供

現在のサービス提供の最大のバリューは、この「2名体制で相互にコミットメントレベルを調整し合うプロジェクトチーム」です。

複業ながら顧客を持ち現場に入ると、どうしても「木を見て森を見ず」になることがありました。
僕がやってそうなるので、コミットしている仕事が他にある複業メンバーでそうなるのは当たり前です。

そんな中でも顧客へのサービスクオリティを担保するために確立してきたのがこの2名体制プロジェクトインです。

現在徐々に顧客も増え、この体制でサービスクオリティを最大化するために日々試行を続けています。

2020年8月、コアメンバー参画

8月に強力な仲間が参画してくれます。

ソフトバンク卒業後、会社創業しCEOとして自分のミッションの元に億単位の資金調達を行い、会社を遂行してきた中村知良くん。

そして、諸々の諸事情でまだ書けないけどw、同じく自分で会社創業し、1年で素晴らしい形でバイアウト、イグジットした元CEO。

強烈にオーナーシップの強い二人が、僕の意思決定を補い、経営として集中すべきアジェンダを生み出し、それぞれ優先度の高いところからアタックしてくれるようになりました。


実業が強い彼らが仲間に参画してくれた今、僕の役割は、

①ミッション実現までの解像度を高め、答えのない問いに答えを出して正解にしていくこと。という抽象的業務。

②先陣切って顧客に価値を伝え、受注して、サービスを提供し、形を作っていくことを誰よりもスピード感と熱量を持って実行するという実務。

この二つに集中できています。

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また、1兆円規模のグローバルカンパニーであるアップアニーで、日本のカントリーヘッドを務めた向井さんも、UNITEのミッションに共感いただき、バックアップしてくださっています。

まだまだ形がないサービスを世の中に展開すべく、セールスメンバーも4名参画してくれています。元気、恭平くん、諏訪くん、そして湯澤さん。

心強い仲間が増え、UNITEは世の中に提供する価値を定める準備が整った段階にきたと思っています。

ここからまた、勝負です。

これまでを振り返り、これからについて。

ハードシングスを超えた後、初めて実施したコアメンバー合宿。

UNITEが成し遂げるべきミッションと、ビジョンを
「ワガママに生きる」を当たり前にする
新しい常識を創り続ける
と再定義しました。

僕のこれまでの人生を元に言語化し、
そしてこれからの人生を賭して実現すべき指針です。

自分の意志=ワガママを持ち、
「自分の人生を自分で創る人」が増える社会の仕組みを創る。

自分の意志を持つために必要な
・時間の自由
・精神的な余裕
これらを生み出す最適な働き方を
「新しい常識を創り続ける」というビジョンが浸透したチームで実現する。

ここを登るべき山と決め、歩み続けています。

重要なのは、このミッション、今の事業領域である「営業」だけに全く留まらないことです。

各マーケットのどこに社会にインパクトがある価値提供ができるかを見極め、真剣に潜り、日本を代表するプレイヤーを集めることで、新しい常識を創り続けることに心血を注ぎます。

まだまだ事業立ち上げフェーズの僕たちに期待してくださる
顧客に応えられるよう、これからも進化を続けていきます。

この、「チーム全体で顧客に真摯に向き合う姿勢」が強みです!

まだまだ、長い旅は始まったばかり。
これからのUNITEにご期待ください!!!

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