朝から人が淹れてくれたコーヒーを飲むなんて贅沢な
昨日は朝ちょっとだけ買い物の用事があって、お目当ての物を買って外に出たら小雨。小走りで駅まで戻ったところの喫茶店でコーヒーを飲みました。
なんかモーニングって優雅ですよね。
朝お店で働いているときは9時の開店前にスタッフとテイスティングを兼ねてコーヒーを飲むし、遅入りのときは家で自分でドリップしたりとなんだかんだで朝からコーヒーは飲むのですが、モーニングの時間帯にこうしてカフェに入って人の淹れてくれたコーヒーをゆっくり飲むことって最近なかったなとしみじみ。
休日にカフェ巡りする日もお昼や3時くらいに利用することが多いので、朝はそれとはまた違うくつろいだ雰囲気で贅沢な時間でした。
朝カフェニルに来店するお客さんもこんな気持ちになってくれているといいなぁと改めて思いました。
カフェに限らず、飲食店にも限らずですが、毎日働いていると段々マインドが"お店の人"になってきて(良い面もありますが)、逆に"お客さん"としてのマインドは薄れてきます。
働いているとコーヒーは1日何杯も飲むし、知らないカフェに入るのもへっちゃらだし、ついついコーヒーにも詳しくなる。だからコーヒーに詳しくないひとやカフェにあまり行かない人の目線だったり新鮮な気持ちでカフェを味わったり体験したりというのが難しくなってしまうんですよね。
お客さんの中には同業かと思うくらいコーヒーが好きな人もいますが、反対にコーヒーなんて普段あんまり飲まないし個人店のカフェなんて初めて入るという人もいます。
相手の立場になって考えるってやっぱり難しいですよね。
そういう意味でもカフェ巡りするというのは結構大事だったりして(もちろん今からコーヒー初心者にはなれないにしても)初めていくお店だと結構フレッシュなお客さん気分を味わうことができます。
特にカフェの場合は使い方がわからないということがよくあって、先に席をとるのか案内してもらうまで待つのか・注文がレジなのかテーブルなのか・自分で片付けたほうがいいのかそのままにしておいたほうがいいのか、、など。入ってから帰るまで結構不安になります。笑
こういう案内って大事なんだなぁと思って自分も気をつけよと思います。
初心忘れるべからずって働き始めた時の自分のモチベーションとかにフォーカスするけど特にお店の場合は働き始める以前のお客さんとしての体験が大事ですね。
初めてエスプレッソ飲んだときの驚きとか初めてラテアートを見たときの感動とか忘れないようにしたい今日このごろ。
高校生のときに初めてひとりで入った喫茶店とかも懐かしいなと今書きながら思い出しました。
ではまた来週ー☺️
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