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国産BIーーMotionboardとは?機能、特徴、課題を解説


日々の業務に蓄積したデータを最大化に活用したい企業は多くなり、データドリンブが重要視される今、BIツールは多く開発されました。その中、ヤマト運輸・Panasonic・アサヒビールなど大手企業導入実績を持つMotionboardは注目されています。Motionboardとはどこかいいでしょう?その課題はなんでしょう?本記事にはMotionboardのバージョン、機能、課題などを全面的に紹介します。

motionboard とは

MotionBoard はウイングアーク1st社による開発したダッシュボードです。元々データ集計ソフト「Dr.Sum EA」のオプション製品として、データ可視化に対するニーズの強さから独立し、データ可視化に特化する表現力が高い情報活用ツールです。地図やグラフなど数十種類の多彩なチャートは備え、データから企業の課題をリアルタイムで直感的に見えるが大きく期待に寄せられます。


Motionboardのバージョンと特徴

Motionboardには「パッケージ版」「クラウド版」があります。バージョンによる違いが多少あるため、以下では共通の特徴まとめた上、それぞれの特徴を紹介します。

共通の特徴
①使いやすい
Motionboardはユーザー視点で開発されてツールとして、インターフェースは割とわかりやすく、誰でもすぐに使い方が簡単に理解できるようになっております。

②豊富な表現力
Motionboardは可視化を強みとするダッシュボードツールであり、数十種類のチャートを備え、地図機能や3Dマップなど多彩なビジュアライズが可能となり、情報を直感的に・わかりやすく表現できます。


Motionboardの「パッケージ版」
パッケージ版は会社のデータ基盤として利用したい、大量のデータを処理したいユーザーに向きます。インメモリ技術を持ち、データをユーザーの運用に合わせて選ぶことができま、大量のデータに対する処理が可能です。
ダッシュボードをExcel、PowerPointに出力し、ビジネスにおける報告業務の基盤になれます。

Motionboardの「クラウド版」
クラウド版は時空間に縛られなデータを随時にアクセスしたい、まずはスモールスタートしたいユーザーに向きます。
メールやSlack、ChatWork、LINE WORKSなど複数のチャットツールに対応しているため、ダッシュボードをわざわざ見に行かなくてもいつでも情報の受送信が可能です。
それに、最小10ユーザーIDより利用でき、ツールの初期投資やサーバー構築コストの最小化、データ活用の試しが可能です。

価格前


Motionboardの価格

①パッケージ版
パッケージ版の価格は標準機能(分析機能、File Connector、データモデル、MotionBoard View、R連携、リアルタムアラーム、ビジネスチャット)とオプション製品(インメモリ、Bridge Client、CEO Coding、帳票出力、SVF Connector、loTデバイス接続)の選択によって異なルため、具体的な価格は問い合わせる必要があります。

②クラウド版
クラウド版は標準サービスの「MotionBoard Cloud Standard」とオンオプレミスのデータベースとの接続機能を搭載する「MotionBoard Cloud Peofessional」のセッションがあり、最小10ユーザーID、最小契約期間が一年で利用可能です。具体的には以下の図の通りです。

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Motionboardを導入するメリット

多くの口コミや評判を参考にし、Motionboardを導入するメリットは以下2点にまとめます。
①操作性はいい
MotionBoardでは、専門的で複雑なプログラミング知識の必要はありません。ドラックアンドドロップの操作だけで、テンプレートや部品の組み合わせが作成でき、ITに精通しなくてもグラフッカルなダッシュボードを作れます。

②個性的なダッシュボードを可能に
MotionBoardの可視化チャートが比較的に多くあるため、ユーザーの望みに応じたダッシュボードが開発できるというメリットがあります。それに、作りこみが可能であり、質の高い、こだわりがあるダッシュボードを作れます。

Motionboard導入後の課題

①特定なデータベースエンジンが必要
motion boardはもともと「Dr.Sum EA」のオプション製品として独立したダッシュボードツールであり、セットで利用するのが望ましい。Dr.Sum EAとセットで利用しない場合、別途でデータベースを構築せざるを得ない不便さがあります。
②レスポンスが遅い
motion boardは大量のデータを処理する場合に画面が固まってしまうことがありそうです。それに、データの読み取り、ドリルスルーによる詳細表示、再集計、ボードを選択し期間変更などの場合にかなり時間がかかります。
③データ分析はイマイチ
データ可視化をセルスポイントとするmotion boardは、単独でデータを加工することができない。データの分析には多少劣る面があります。


FineReportの解決策

①各種のデータベース対応
FineReportは関係型データベース、Mongoデータベース、多次元データベス、ストアドプロシージャ、ビッグデータなど自由に接続でき、製品に合わせてデータベースを構築する必要はありません。
②安定なクラスターによる速やかなデータ処理
FineReportはノード数の増加に連れて、並列処理性能が持続的に上がり、各ノードの負担分散を実現できる高並列処理性能があるため、データ量や複雑な操作による待ち時間が短縮できます。
③データ収集と分析を同時に行う
FineReportではデータの取得から、集計、配信の作業まで全て自動化にし、作業効率を大幅に向上させます。


終わり

ここまでは、国産のダッシュボードMotion boardを巡って基本な状況を紹介しました。大手企業に愛用される優れたツールでありながらもそれなりの課題があります。ツールの導入は会社にとって大きな出費だけではなく、システムとしてこれからの方向性にも影響します。自社のニーズに合わせながら、最適なツールを導入することをお勧めします。


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