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不登校生とオンライン授業

不登校生とオンライン授業

学校に行くことがしんどい、行きたくない子ども達にとっては、学校に行くか行かないか、というよりも、学校そのものがしんどかったりすることがあります。


学校に行こうとすると、とてもしんどくなる、頭が痛くなる、熱が出る、などの身体症状として出る場合があります。昼夜逆転して、朝、起きることができないようなことも、よくあることです。


他には、気持ちがしんどくなるので、はっきりと「行かない」という子どももいることは間違いありません。


こういった子ども達が学校に行くことは、かなり厳しいことなのです。


昨年からのコロナ禍で、文部科学省は2023年度から導入予定だった、GIGAスクール構想について、パソコンやタブレットの導入だけを先取りしてはじめました。


その結果、学校ではオンライン授業もできるようになってきています。


もちろん、学校や先生方のスキルやインターネット環境などの問題があり、完全にいつでもオンライン授業ができるかというと、もちろん、それはまだまだ難しい点があります。


それでも、さまざまなアプリを通じて、子ども達の意見をまとめたり、提出物を出したりすることは始まっています。中にはオンラインで授業を休んだ子ども達に、リアルで、あるいは、録画で、授業が見られるようにしている学校もあります。


そんな中、不登校の子ども達に、学校の授業がリアルタイムでオンラインで受けられるようになり、すごくいいのではないか、と期待する保護者の方もいらっしゃるようです。


残念ながら、私は、そこは必ずしも、リアルタイムで受けられるようになることがいいことだとは思っていません。もちろん、選択できるようになるのは、いいことだと思います。


反対に一部の生徒には追い詰めてしまうことにならないかという懸念もあるくらいです。

その懸念していることについては、別の機会にお話ししたいと思います。


よろしければ、ぜひサポートをお願いしたいと思います。