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新作「祭」歌詞/解説

2020/10/21に、私の新しい音楽作品、4曲入りep「祭」が配信されました。
下記リンクから聴くことができます。

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収録曲は以下の通りです。

1 en nichi(縁日)
2 matsuri bayashi(祭囃子)
3 semi shigure(蝉時雨)
4 fue taiko(笛太鼓)

1,2曲めが歌、3,4曲めは歌なしのインストとなっております。

1は強めのドラムが鳴るパワーバラード、
2は祭囃子のリズムにヒップホップを融合させた実験的ポップス、
3は蝉の鳴き声をバックに切なげなピアノ、
4は和楽器×ブレイクビーツといった曲調です。

1,2の歌詞を載せていきます。

en nichi(縁日)

作詞/作曲/演奏 sentimental okada

君と 屋台を めぐろう 縁日
時計を 止めるよ 君は天使
君と 花火を 見てるよ 縁日
結ぼう 赤色 君と えにし

かき氷 かきこみ
待ち遠しい 足どり
いちご味の
一期一会を

君と あかりを 灯そう 縁日
結ぼう 赤色 あなたと えにし


解説:数年前に既にできていた原型の曲があり、歌詞の韻と構成を整理して録りました。サウンドに関しては、上田現さんの「僕の思いは目的もなく月に刺さる」という曲を参考にさせていただきました。

matsuri bayashi(祭囃子)

作詞/作曲/演奏 sentimental okada

祭囃子が聞こえたら
裏の神社へ飛んでいく
祭囃子が聞こえたら
君を神社へ連れて行く

花火が上がる
ふたり夏の思い出
話がはずむ
ふわり風がそよいで

人に紛れ新宿
地元祭びんずる
冬には花火あがる
えびす講に君と行く

夏の夜風にあたる
季節少しずつ変わる
誰もちょっと大人になる
忘れ難き夏来る

いと短き八月
気がつけばもう九月
秋がきて冬がくる
矢の如き光陰

来る日来る日いとしむ
まるでスルメかみしめる
美しく 慈しむ
夏の歌うたってる

花火が上がる
ふたり夏の思い出
話がはずむ
ふわり風がそよいで

祭囃子が聞こえたら
裏の神社へ飛んでいく
祭囃子が聞こえたら
君を神社へ連れて行く


解説:
昨年夏に、lil nas xさんの「old town road」がビルボード連続1位記録を更新したとのニュースを受け、曲を聴いたところ、カントリーとヒップホップの融合した曲でした。

この「カントリー=懐かしの音楽×ヒップホップ=先端の音楽」の融合をヒントに、「日本の祭囃子のリズムではじまり、ヒップホップを曲中で混ぜてみたら面白いのではないか」と思いつき、去年の秋ごろに原型を作りました。

原型ができたころには秋になってしまったので、「夏の歌だから来年(今年)の夏にだそう。」と思い、今年の夏から録音の準備をはじめたのですが、予定がおしてしまい、結局今秋のリリースとなりました。

でも、今年はコロナで夏にお祭りができなかったため、それはそれで、この曲を聴いて、やれなかったお祭りの気分だけでも味わっていただけたなら、作り手としては嬉しいです。

歌詞に出てくる「びんずる」と「えびす講」とは、私の地元である長野市で、前者が8月に、後者が11月に行われるお祭りのことです。)

そして、いつもながら、配信の手続きをしてくれたフリクルさんに感謝です。

garagebandにも感謝。

聴いていただいた皆様に感謝!

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