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Colab Pro についてまとめました

Colab (Google Colaboratory) とは

公式の説明は下記になります。

端的に説明すると、設定不要かつ無料で実行される Jupyter ノートブック環境です。

要するに Google さんが提供している GPU 付きのクラウド環境を使うことのできるサービスです。

無料とは言えど、RAM や ディスク容量に制限があったり、「12 時間以上連続で稼働する」もしくは「90 分間操作せずに放置する」と使っているリソースがリセットされてしまいます。(コードはリセットされません)

Colab Pro でできること

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GPU について

Colab Pro に登録すると、最速の GPU を優先的に利用できます。Colab Pro に登録すると、最速の GPU を優先的に利用できます。Colab Pro に登録すると、最速の GPU を優先的に利用できます。

無料ユーザよりも高速な GPU, TPU を優先的に使うことができます。

連続使用時間について

Colab Pro を使用すると、ノートブックを最大 24 時間接続したままにでき、アイドル タイムアウトも比較的生じにくくなります。ただし、接続時間が保証されているわけではなく、アイドル タイムアウトの動作は変わる場合もあります。

無料ユーザは 12 時間ですが、Pro ユーザは倍の 24 時間連続で使用できます。

無料ユーザは 90 分間操作しなければタイムアウトしてしまいますが、Pro ユーザはタイムアウトしづらくなります。イメージとしては AWS のスポットインスタンスのような感じでしょうか。

メモリについて

Colab Pro を使用すると、ハイメモリ VM を優先的に利用できます。ハイメモリ VM は通常、Colab の標準的な VM の 2 倍のメモリと CPU を備えています。Colab Pro ユーザーはノートブックの設定からハイメモリ VM の利用を有効にできます。

Pro ユーザは無料ユーザの 2 倍のメモリと CPU を使える設定を有効にできます。Pro ユーザになれば自動的に適用されるわけではなく、設定を有効にしなければいけない点に注意です。

料金

$9.99/月
定期的な請求が発生します • 解約はいつでもできます

2020/02/05 現在の為替レートで、月額 1092.37 円となっております。気に入らなければ解約をすることができるので、試しに使ってみるのもありです。

利用できる地域

現在のところ、Colab Pro は米国でのみのご利用となります。

2020/02/05 現在、日本で Colab Pro は利用できません。日本のユーザが増えれば使えるようになるかもしれませんね。

感想

24 時間で接続が切れてしまうという部分がどうしてもネックだと感じました。

長時間かかる学習では使えませんし、軽い学習であれば無料ユーザで足りると思います。

瞬間的な火力を求めているのであれば、さくらの高火力や AWS を使った方が用途にあっていると思います。

月額制なので、普段から Colab を使っていてリソースに不満を感じているユーザや実行に手軽さを求めているユーザには良いプランだと思います。(まだ日本では使えませんが)

このプランを生かせそうな使い道があれば教えてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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