見出し画像

世界を真実の目で見る-ファクトフルネス-

こんにちは。kei13です。
更新に時間がかかっておりましたが、それはこの本を読んでいたからになります。

実はこの本ですが、以前購入していたのですが、あまり深く読まないでさらっと読んだだけになっていました。
その後に毎回紹介している中田敦彦さんの動画を見てこれはもう一度見るべきだと確信し、読み直しました。

著者のハンス・ロスリングさんはこの本の執筆中に、病気を言い渡され、その後予定していた全ての講演、テレビ出演をキャンセルして、この本を執筆されたようです。
それは何故でしょうか?そこには、私欲のようなものはなく、ただ世界の真実を、真実を見る目を伝えたいという想いのみで出来上がった本だと言えると思います。
そしてこの本はビルゲイツさんが絶賛したとされ、その年の大学卒業生で希望する人全員にプレゼントしたとされています。


サラためさんもファクトフルネスのようやく動画を上げており、非常にわかりやすいのでぜひご覧ください。

私的レビューに入る前に私の恥ずかしい話をさせてください。笑
実は昨年の大学院のオリエンテーションの際に、ペアワークがありました。その際に「ファクトフルネス読みました?」とあたかも常識の本であるという流れで聞かれた際に私は思わず「はい!」と答えてしまいました。。
白状します。読んでなかったです。。笑
そんなことから、嘘をついてしまった罪の意識から購入して読みましたが、中田さんやサラためさんの動画を見てからもう一度読みました。そこで得た私的レビューを書かせていただきます。

私たちは世界をチンパンジーより知らない?

著者がこの本の中で何度も繰り返すのが、私たちはチンパンジーよりも世界を知らないということです。チンパンジーは3択クイズの正答率は33.3%であるといいます。ただ世界についての質問の正答率があまりにも低いことに驚愕します。例えば、
Q:現在低所得国に暮らす女子の何割が初等教育を修了するでしょうか?
A:20%
B:40%
C:60%
この質問は7%の人しか正解しなかったといいます。答えはC。
また「世界の人口の何%の人が低所得国に住んでいるでしょうか?」という質問に対して、最も多かった答えは50%以上で平均回答は59%でした。答えは9%です。
こういった質問、答え、誤認と言った流れで何度も世界に対する質問が出てきます。自分も読みながら答えますが、かなりの確率で正解でないものを選びます。問題はこれが何によるものかということです。
世界を知らないのは人間の本能によるものだということが本書で挙げられます。10個の本能が挙げられていますがその中でも自分の印象に残ったものを挙げさせていただきます。
分断本能。私たち人間は物事、世界を2つに分断して考えてしまう本能があります。例えば、途上国と先進国。勝ち組、負け組。お金持ち、貧乏。
これらに対しておかしいと思わないようになっているのです。実際はグラデーションがあります。お金持ちじゃなくても貧乏でもない中間にいる人の割合も多いですよね。ドラマティックに2つに分断するという本能の生で、私たちは世界を正しく見れていないのです。
途上国と先進国。かつてはその言い方でよかったかもしれませんが、今や80%の人々が住んでいるのは中間所得国になります。低所得国は9%しか割合がないのです。このように分断本能によってファクトを認識できていないという問題を知ることができました。

世界はより良くなっているということを報道しないファクト

ネガティブ本能です。世界はどんどん悪くなっていると思い込んでしまう本能のことを挙げます。世界はどんどん良くなっていると自信を持っていうことができるでしょうか?できないとしたらその理由は何でしょうか?
一因としてメディアを挙げる人も多いのではないでしょうか?日々流れてくるニュースはネガティブなことばかり、世界はどんどん悪くなっている錯覚に陥ります。ただ、メディアは人々の興味のあることを報道し、興味をひくことがある意味仕事だと認識することが重要です。例えば飛行機事故。飛行機事故は今でこそ少なくなったが、少し昔はかなり多かったようです。それに対してメディアが「飛行機事故は何年前と比べてこれぐらい少なくなりました」と報じることはないでしょう。報道されなくても、現在世界はより良くなっているということを認識できる事実は確実にあります。
その事実に対して自分たちがどう捉えるか、そう言った目を養うことが重要だと感じました。

ファクトは変わり続ける

ファクトは変わり続けます。これは本書を読んで大きな学びでした。自分たちが勘違いしているのは、何か前提があるからであり、その前提はおそらく教育によるものが大きいと考えます。自分たちが学んできたことはその時わかっていることで、あくまでもその時の事実であるということをもっと認識しないといけないのです。そしてその昔のファクトを信じるのではなく、今のファクトをアップデートしていくことが必要なのです。本書で出た例としてはスウェーデンの発展についてでした。著者の母(1921年頃)はレベル2の時代を生き、祖母の時代(1891年頃)はレベル1だったといいます。1948年にレベル3になり、1975年にレベル4になっています。このことから考えたいのは、ファクトは確実に変化するということです。そのようなことを考えると現在レベル1の国がレベル2になることもあるし、レベル2の国がレベル3になることもあります。そのことを理解しておくだけでも、この本を読む価値があると思います。学んだファクトは確実にアップデートが必要です。

自分にとってのファクトフルネスとは?

本書で何度も記述がある、世界はより良くなっている。この本からは本当に世界がより良くなっているというエッセンスを感じます。事実を正しく学び、そのことに基づいて行動する、守りたい人を守る、世界をより良くする、まさにファクトに基づく行動こそがファクトフルネスだと感じました。この本を読み、事実を知ることのみでは、おそらく著者の本当の狙いではないと思います。ファクトを知って、それを行動につなげる。それこそが自分にとってのファクトフルネスで、今後の人生を左右する考えとなりました。
名著中の名著だと思います。皆さんもぜひ手にとってじっくり読んでみてください。


それでは。
kei13

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
5
初めまして。 kei13と言います。1992年生まれの27歳です。 2019年4月から1年間社会人として働きながら、大学院に通い、修士取得しました。 2020年3月からプログラミングスクールに通います。 成長と学びを人生のテーマに日々の気づきをゆるく綴っていきます。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。