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岡山のご当地インク

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日は(今日も?)インクのお話。

ご当地インクって知っていますか?

その名の通り、46都道府県それぞれの景観や特産品をイメージした独自のインクが各地にあります。
岡山には「うさぎや」さんという文房具のお店がありまして、店内の一角にインクコーナーがあります。

廃盤含めて50色を超えるラインナップ。

人気もあって、他県から買いに来る方がいるほど。
先日ご紹介したインクの本でも取り上げられています。

今回は果物シリーズを

目移りするくらいの色数の中から、
今回は岡山の特産品であるフルーツに着目して2本選出。
倉敷の白壁やデニムなども欲しかったのですが、それは次の機会ですね。

色名は「桃太郎」と「マスカット」

「ご当地」文字の茶色は、PILOT色彩雫の土筆で。

マスカット、色そのものについては何も語ってない。(笑)


ink-cafeのキットを姪っ子ちゃんと

帰省中に姪っ子ちゃんと一緒に作ろうと思って、呉竹さんのink-cafeオリジナルインクキットを持って帰りました。

「どんな色が好き?」と聞くと、
「緑だけど、ちょっと青くて明るい色!」「それと赤っぽいピンク!」というお返事。

インクは混ぜると濃くなる一方なので、
数滴単位で色を決めながらの作業。
「1滴、2滴~」と数えながら、目的の色に近づけていく。
自分で作った時は「この色なら大体これくらいね~」と目分量で作っていっていたので、ちょっと新鮮な光景でした。

試し書きをしながら、色を整えていく

そして、色が完成。
キレイなターコイズグリーンとピンクのインクが出来ました。

ん? ちょっと待って

姪っ子ちゃんの作りたかった色と、自分がたまたま買った「マスカット」「桃太郎」。
偶然にも、近い系統の色が出てきました。
緑は黄寄り / 青寄りと違いはありますけど、ちょっと面白い結果に。
どの色も可愛らしく、キレイですもんね。

帰省中のインク体験談でした。
(そして撮影中にマスカットのインクをこぼして手が黄緑になりました。)

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