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自分を表現する

こんにちは♬
最近昼間に色々と仕事や用事がありバタバタしていたので夜更新にしていたのですが・・・忘れますね笑
やっぱり朝家事終わったあとに書くことにします。


音楽って自分を表現するにはとっても便利なジャンルです。

歌であれば歌詞でも音楽でも自分を表現することができます。

それがたとえ自分の作ったものでない、他人の作った歌詞や音楽であっても、そこに「自分の中に共感するもの」があれば、作った人の意図と完全に合致するわけでなくても伝えることはできます。

では管楽器の場合はどうでしょう。

その昔、友人が吹いている曲に歌詞をつけました。
歌詞をつけた部分はものすごーーーく素敵で、感情がこもっていてとても素晴らしかったのを覚えています。
どんな歌詞だったかは言いませんが、その時の友人の感情だけはたっぷりと入っていたと思います笑

楽器も、よく「もっと歌って!」とか言われますけど、ただ音量が変化したりするだけじゃないんですよね。
単調に吹いていても、そこに「表現したいもの」があるかどうかで全く聴こえ方が違ってくるのです。

歌詞をつけるのはおすすめですが、結構手間がかかるので笑
まずは手始めにこれを声に出して歌うとどんな感じになるかなっとやってみるのが良いと思います。

声に関しては、大概の人がベテランだと思います。
中学生ですら、声は13年とか14年とか使って表現してますから、大ベテランですよね。

先日アドリブレッスンの時、
「今から音源に合わせてやりたいアドリブフレーズを歌ってみてください」
ということをやりました。
たまにやるんですけどね笑
そうすると、どうしてもパッと声でアドリブができない訳ですよ。
「あ〜、あれ?」って曲にもならない声が出てしまったりします。

譜面通りの時でも「あっ」とか声が出ちゃうんですよね笑

声はベテランですから、やっぱりそれで表現できないものは楽器では表現できません。

歌詞や感情でなくていいんです。
まずは、声でどう歌いたいのか。どう表現したいのか。
管楽器で表現する前に一度このプロセスを踏むだけでも大きく変わってくると思います。


さて、私は色んなことで自分を表現しています。
楽器を演奏することはもちろんですが、
こうやって文章を書くこともそうですし、
楽曲を書くこともそうです。

でも、信じられないかもしれませんが本来の私はとても口下手で、自分の感情を表に出すことが極端に苦手です。
実際に会ったことがある方も多分今これを読んで「いやいや、ないない」って思われるかもしれません笑

よく喋りますし、人見知りせず喋ってるし、見知らぬ近所の人とかスーパーの店員さんとかお客さんと世間話しちゃいますが、ほんっとうに自分の感情って表に出さないんですよ笑

でもそれってみんなそうなんじゃないかなあと思うんです。

どこかしら表に出せない自分がいて、感情を溜め込んでしまっている人も多いと思うんです。

そんな時に音楽って、言葉がなくても自分の中にある感情を出すことができるんです。

出そうと思わなくても良いんです、それは自分で音楽から感じ取って必要な時に必要なぶん出せば良いんです。

私は音楽じゃなくても多分生きていけるんですけど、ずっと音楽を続けてるのはきっとそういう自分の奥底に眠っているものを引き出してくれるのが音楽だからなんじゃないかなあと思ったりしています。

ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬