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音楽って全ての教科が活きてるのです。

こんにちは♬
昨日カレー屋さんに行って気づいたのですが、店員さん、私以外のお客さんには禁煙席か喫煙席か尋ねてたんですよ。
私、聞かれたことがない・・・(笑)
そして、辛さもレベル5を過ぎると「からいけど、ダイジョブですか?」と聞くのにそれも聞かれたことがない・・・レベル10以上なのに・・・(笑)
考えてみたらいつもBランチのマトンでレベル10以上って頼むからね・・・覚えてるよね・・・(笑)


かれこれ4年ほど前から、住んでいる地域の公立保育園年長さん向けの音楽教室をやらせていただいてます。
保育園に出向いて、30分ずつ、年間10回の講座をする、というものです。
内容は決まってなくて、自分で年間の指導案を考えて、色々毎年試行錯誤しています。
過去3年間は色んな方に協力していただいて、今年度からは1人でやっています。

リトミック的な要素も入れたり、自分が子供の頃に経験したものや、音楽療法の要素だったり、色んなものを勉強して「総合音楽教育」という内容になっています。

ある時は運動してみたり、ある時は合奏してみたり、またある時は工作してみたり、楽譜のお勉強をしてみたり。

色んなものを連携させながら毎月やらせていただいているのですが、ふと思ったのです。

音楽って、全ての教科の内容が含まれてるんじゃないかな?って。


身体を動かしてリズムを感じる→体育
楽器を工作する→図工
音符の長さを知る→算数
言葉と音楽を結びつける→国語
自然界の音を聞いたり、自然界のものを使って演奏する→理科
楽語を知る→英語やイタリア語、ドイツ語など
音楽の歴史を知る→社会

ほら、全ての要素が詰まってるでしょ?
音楽史は勿論だし、色んな地域の音楽を知ることも必要だから、社会科でも歴史と地理、両方の知識が必要だったりしますね。

トランペットを勉強してると、バルブオイルの性質だとか、理科的な要素もありますね(笑)
楽器はメカニズムとか、リペアについて勉強したりすると理科や技術などの知識も必要だったり。

つまり、学校で勉強することや、社会(広い世界という意味での社会ね)で経験したことなど、全てが音楽に活きていく、ということなんだなあと思ったり。

最近は楽器を楽しく演奏するための心理学だったり、脳科学だったり、そういう事も関係してるなあと感じる事も多いです。

音楽って奥が深い。
だからやめられないんだよなあ。


いま、子どもたちが音楽について学べる機会というのが減っている気がします。
楽譜が読めない子も多いですし、クラシックに関しては学校であまり鑑賞をやらなかったり、音楽の歴史についても触れることが減っている気がします。
まあ気のせいかもしれませんけど。

部活動でも音符の読み方なんて教えてくれないですしね。。。本当に面倒見のいい先輩が教えてくれるかどうかですし、楽譜が読めないままなんとなく演奏している子供も多いです。

大人にとっては当たり前の知識も、子供にとっては初めての経験。
初めての経験が楽しいものになるといいなあと思って、こうやって小さい頃から音楽教育をさせていただいてるのですが、こういう機会をいただけているというのも、ご縁ですし感謝ですね。

そして、先生方も素晴らしいです。
毎月1回、たった30分ですが、事前準備をしていただいたり、復習をしてくださったり、色々と大変な面もあると思いますが、協力してくださっています。
そして、先生方も音楽を通して子どもたちのまた違った一面を見ることが出来たり、成長を発見できたりしているよ〜、とお話していただけるので、これからも日々子どもたちと音楽の繋がりを作れるように勉強していきたいなあと思います。


まあこういうことって、もうシステム化されてるんですけどね。
私も子供の頃から通っていた幼児音楽教育の専門機関(笑)は、こういったことを毎週レッスンでしています。
そう、私も子供の頃からやっていたことなんです。
毎週やっているから、どんどん色んなことを適切な年齢で学んでいくことが出来ます。これをシステム化したというのは本当にすごいことだなあとこのジャンルに関わってみて改めて思います。

今は自分の住んでいる地域の保育園だけにしかやってない事ですが、専門の音楽教室に通うほどじゃないけど、ちょっと気軽に子供とやってみたいなって思う方とか、ピアノは持ってないから習わせられないけど、音楽教室には興味があるなあ〜という方向けにちょっとやってみようかなといま計画中です♬
音楽を通じて子どもたちの心と身体の成長につながるようなことができるといいなあと。

なーんて思いました♬
できるだけ早く実現したいと思います!

ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬