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ミュート。知っているようで知らなかった話・その4

こんにちは♬
昨日は久しぶり・・・いやその仕事自体は久しぶりだけど、その地域に行くのは半月ぶりかな・・・の山奥へ。
ダム大放流も見られました。

5本流れてるのはちょっとなかなか珍しいのでしっかり撮影してまいりました(笑)一眼レフ持っていけよっていう←忘れた

ダムの上は苦手なんですけどね、ダム、見てるとかっこいいな〜って思います。好きです。


さてさて、そんなに色々シリーズにするつもりもなかったミュートの話(笑)

1〜3は↑をご覧ください。

ミュートについてはまだ少し書きたい話はあるんですけど、それとは別に。
だからミュートの話だけでもまだ3〜4本書けるかもしれません(笑)

さて、冒頭にある画像。これが今日のお題。
トランペットにおいて、「Mute」と書いてあった場合、何を使うでしょうか?
そして作曲家、あるいは編曲家は何を求めているのでしょうか?

ちょっとね、意見が割れるかもしれないんですけど。
例えば、ビッグバンド界隈だとミュートの種類を奏者側で「これにしてみよっか」とかよくあるんですよ。
バケットと書いてあるけどフリューゲルで演奏しようとか、ハーマンって書いてあるけどストレートにしようか、とか。

それはさておき、まあだいたいにおいて「Mute」と記載されている場合は、とりあえずストレートミュート」を使います。

音色などの判断で、他のミュートに変えることもいいと思います。
一応今まで自分が演奏してきた環境では、「Mute」とあれば暗黙でストレートミュートを使う現場がほとんどでした。

なので、楽譜を書く時も「Mute」もしくは「Con sord.」と記載すれば暗黙でストレートミュートというつもりで書きます。

そう、先日これでやはり事例がありまして・・・(笑)
とある学校で、「Mute」と書かれた箇所でカップミュートを使っていたんです。
「あれ?ここはなんでカップミュートを使ってるの?」と聞くと、
「あ、ミュートって書かれてたんでカップミュートにしました」と。

で、上に書いたことを話したんですね。
すると、
「(卒業した)先輩がミュートって書いてあったらカップのことだって言ってたんで」
と返ってきました(笑)

キタコレ、伝承芸能!!!!

先輩たちはどこでそれを仕入れたのか・・・。
ネットが普及して調べれば何でもわかる時代で、どうしてこうなってしまうのか・・・。
中学生あるあるなんでしょうか?(笑)

中学生って本当にこの「伝承芸能」がすごいんですよ。
運指表を持っていない子がいて、「どうやって指覚えるの?」と聞いたら「先輩にその都度聞きます」とか・・・!

まあ自分も先輩に教わったクチですけど(笑)音の出し方とか。
わかりますよ、先輩って頼りになりますもん。いまだ中学の先輩とか高校の先輩とか、ホントにお世話になったことよ〜く覚えてますもん。

ハイ、謹んで訂正させていただきました。
ストレートミュートに変えていただきました。
ああ、またいずれ書きますけど、またそのストレートが楽器にうまくハマらない状態でしてね。
いつも紙やすり持ち歩いてるんですけど(笑)、ちょっとコルクを削りました。

知っているようで知らない話、いっぱいあるんですねえ。
また書いていきますね。

ではまた。ばいば〜い!


トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬