見出し画像

プロだってミスをする

こんにちは♬
今週は1週間ずっと雨模様みたいですね。
梅雨が来たのかと。。。


今まで色んな現場で色んな方と演奏してきましたが、

プロだってミスをする時はあります笑

音を外すことだってあるし、

譜面を読み間違えたりすることはたくさんあります。

練習ではもちろんのこと、本番でもけっこうヒヤヒヤする場面っていうのはあったりします。ホントはそれじゃダメなんですけどね。

でも、プロのここがすごい!というところを上げるとすれば、

そのミスからのリカバリーの仕方なのかなって思います。


音をミスすることは、誰だってあります。
私の尊敬する師匠たちも、たまにあります笑
でも、それ以上に音楽が素晴らしかったり、
何かミスによるトラブルが発生してもパッと周りの様子を観察し、最善の方向に持っていくことができます。


よく、自分の子どもたちや、生徒さんたちを見ていると、この「リカバリー」がうまくできない人が多いです。

いつもレッスンで言っているのですが、

音楽は一度スタートしたら曲が終わるまで止まることができません。

なので、何が起こっても最後まで止まらないでいくことが1番重要になります。

失敗したりミスをした時に、そこで思考がストップしてしまうと、音楽も止まってしまいます。

1人で演奏しているのなら良いのですが、管楽器は大概は誰かと一緒に演奏しています。

なのでそこでどこまで素早く次に頭が切り替えられるか、ということを考えて演奏すると、ミスによる被害は最小限に留めることができます笑


ミスは誰にでも起こり得ることです。
そうなった時に、どう対処するかっていうのも普段の練習の中に組み込んで考えられるといいです。

対処法としては、
・ミスをしても止まらないで次に進む
・スコアを熟知しておいて、何かあった時にすぐ他の楽器が何をしているかを観察してリカバリーできるようにする

などですかね〜。
止まらないで進む練習って、できるようで意外と難しいんですよ。
自分も1人で練習している時につい立ち止まってやり直してしまうんですが、そうすると音楽の流れがバッサリ断ち切られるので本来はやらないほうが良いんですよね。
なので、何が起こっても最後まで通す練習っていうのは必ず必要になってきます。

トランペットで多いのは、出だしの音をミスして吹き直して練習するというのがありますが、これもできればミスしてもそのまま次に繋げるようにしていくと、次第に出だしがミスしなくなってくるのです。

要は、ミスをしてしまう自分に対してやり直しできるという甘えを生んでしまうんです。
本番の世界が厳しいのはプロでもアマチュアでも同じです。

やり直しができなかった時に自分がどうなっているか、そしてまた音楽を進めていくことができるか、という練習をすると、次第にミスが少なくなりますよ〜。

ぜひやってみてくださいね。

ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬