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お別れブログ -恒川雄詞さん-

ちは。3年の釜田です。


来夢のお別れブログ第一弾の出来が素晴らしく、頭を悩ませています。僕に人を感動させる文章は書けないので、温かい目で見ていただきたいです。

前回紹介された昌希さんとは、中学から所属する部活が同じで、出会って早9年目です。長いですね。入部するきっかけも「釜田はどうせ入部するだろ」という昌希さんの一言だったかもしれません。図星だったので、少しばかりの抵抗として、入部するのを遅らせた記憶があります。なぜか今でも艇を並べる機会があるのですが、すると昌希さんの一本のほうが強いことがあります。反省です。


今回僕が担当するのは、僕が1番長く艇庫でかかわってきたであろう
恒川雄詞さんです。艇庫にいるときは4号部屋でダラダラしていた仲なのに、最近は会えておらず、寂しいです。


では早速、本題に入りましょう!


①競技への真摯な姿勢


恒川さんのことを知っている人ならば、全員が感じていることだと思います。具体的には、圧倒的な練習量+漕ぎの研究の質です。毎日夕方になるとコースで自主練を行い、暇な時間ができれば海外選手の漕ぎを見て、よりよい漕ぎにしようと努力されていました。
最終学年では、学校が始まってからインカレが始まるまで、文字通り毎日コースで自主練を行っていました。4ヶ月間、練習のある日もオフの日も漕いでいたのは、到底真似できることではないと思ってました。恒川さんのカヌーへの姿勢を見て、影響を受けた部員も多かったのではないか、と思います。

また「漕ぎの研究会」という、文字通り漕ぎの研究を行う会のリーダー的な存在であり、定期的にカヌーの研究を行っていました。そこでは今まで蓄えてきたカヌーの知識を積極的に後輩に還元するという、面倒見の良い一面もありました。

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②人柄


基本的に恒川さんはいろいろな後輩と仲がいいです。後輩と距離感が近く、1個下の代だけでなく2個下の代ともかなり仲が良かったことを覚えています。なんといっても懐が広く、僕がタメ語で話しかけた時も「お前先輩だよ?笑」と優しく注意してくれることからも、接しやすい先輩であったことがわかるかと思います!

また、恒川さんとは数えきれないくらい食事に行きました。ただ恒川さんは万年金欠のため(バイトをしない&お金の使い方)、僕らにご馳走してくれるどころか、逆にご馳走していた、なんてこともありました笑      
あるとき突然ご馳走してくださった焼き肉の味は今でも忘れられません。あの焼き肉のおかげで厳しい冬の練習を乗り越えることができました。 

僕が肋骨を骨折してカヌーへのモチベーションを見失っていたときにご飯に誘っていただいたり、TTのたびに結果を気にしていただいたことなど、本当に目をかけていただきました。
こうやって振り返るとたくさん面倒を見ていただきました。          

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③廊下階段


掃除場所が一緒であり、そこで教えていただいたのはごみの処理方法です。代々廊下階段に伝わる、ごみ処理の仕方を教わったおかげで僕の掃除生活のクオリティは格段に上がりました。階段の下のスペースや、靴箱の裏の有効活用等。                              

今では廊下階段掃除は僕のアイデンティティの一つといっても過言ではありません。引退されてから、廊下階段掃除を一人で行っているとふと寂しくなります(こういうことをいうと同期からメンヘラ扱いされるのでやめます笑)。いつかまた、ふらっと艇庫に来てください。                              

入部後右も左もわからない僕に積極的に絡んでくれた恒川さんおよび廊下階段の諸先輩方のおかげで、僕の艇庫生活が非常に充実したものになりました。感謝しています。廊下階段会やりましょう!


廊下階段会:左から恒川さん(経4)、釜田、南さん(R4卒)


番外編


カヌーを第一とした生活を送っていた恒川さんですが、学業面でもすごい(?)一面を持っています。4年生春学期では学校に行く時間すべてを自主練に充てていたため、GPAが驚異の0.00だとか。そのため秋学期も学校に行く必要があるそうなので、三田に行けばどこかで会えるかもしれませんね。無事卒業できることを心からお祈りしております。



最後に


お別れブログは、本来笑いありの楽しい文章のはずですが、書いているうちに寂しさがこみあげてきています。それだけ僕にとって大きな存在だったといえるのだと思います。

特に最終学年、腰のけがと戦いながらも上を目指す姿勢にはいつも刺激をもらっていました。

湿っぽい文章になってしまったので、ここらで終わりにしたいと思います。

本当にありがとうございました。

これからのご活躍、心からお祈りさせていただきます。

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