歌会に参加して
2024.11.16は私の記念日になった。
zoom歌会は私が習っている連作クラスで経験済みだが、リアル歌会は初めてだ。
しかも、連作クラスの秋月祐一さん(以下秋月さん)からの招待を受け、秋月さんが所属しておられる「未来短歌会彗星集」の方々のところに秋月さん主宰の「琥珀糖」(文学フリマ東京39 A-59にて初売り後に通販開通)のメンバーの一人として参加するのだからそれなりの自信作をつくらねばならない。
私は即詠しがちだ。
即詠からの少し考える段階にはきた。
掲載された毎日歌壇でさえ、降りてきたことばにあわせつらつら詠んだものだったのだから。
だが、今回は違う。
考えに考え抜いた。
新人賞はもとより、新聞短歌を目指す私としたら、どんな歌だったのかここに載せるわけにはいかないが(歌会は未発表扱い)秋月さんに褒められたことが嬉しかった。
毎日歌壇で私の選をしてくださる加藤治郎先生(以下治郎先生)には、やはりそこか、というところを指摘され、イメージというのはやはり大事だということも学んだ。
歌会について書くと、それぞれのお歌に対し司会者から当てられた方が評を述べていく。
歌会は基本褒めるところだ。
からの、ここはこうした方がいい、というアドバイスがあることや、これはどうだろうということが+αでつくこともある。
メンタル!!!!
となる方もいるかもしれない。
ただ、慣れればお豆腐メンタルの私でもなんとかなる。
なるほど、そうなのか、という気づきにも繋がる。
まさに昨日の治郎先生からのお言葉は、不安視していたところだったから。
そして琥珀糖メンバーも含め参加者の方々の読みの深さに圧倒される。
私は元々読みが苦手だ。
今回の歌会でもそこを心配していた。
なんとかはなったものの、そう読むのか!と舌を巻いたものすらある。
詠みに話を戻すと、やはり自分の歌を客観視するのはまだ難しい。
2年目にはいった🐥⸒⸒だ。
本当ならもう少し伸びてでもいいはずだが、やっとすこしずつわかってきた言葉の意味がある程度だ。
即詠は吟行などには役立つだろう。
ただし、投稿先は違えど朝日歌壇に出し7回掲載され、沢口芙美先生に教えていただいてた母曰く、これまでは選ばれていたけどそれでは先がない、とのことだった。
厳しいがその通りだろう。
余白を残し、読み手に考えさせる歌をつくる必要がある。
もちろん意味ある歌として成立させてのことだ。
歌は詠んだら最後、あとは読み手の捉え方次第なのだ。
正解が自分の歌意であれ、歌は他者の手に渡ってしまっている。
だから、推敲しなくてはならない。
トップギアのままカーブを曲がったら事故る。
それと似たような感覚なのではないか。
知らんけど。
寝かすことも必要だ。
2年目となった今、成長を問われる時にきて……いる……気がする。
自分への甘さが出る最後となったな( ≖ᴗ≖)ニヤッ