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頭をアップデートせよ!「43歳のアムラー」状態になりそうだった話


26年ぶりにレオタードを買ってしまいました。
10年以上ぶりにバレエレッスンを受けたら楽しくて、再開することにしたんです。

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子供のころからバレエを習い、中学高校時代は新体操部。
大学生のときや就職してからも、ちょこちょこバレエレッスンには通っていました。

でも妊娠して辞めて、思い出がいっぱい詰まったレオタード15着以上も、産休中に断捨離していました。

改めてレオタードを買うことになり、「あんなにたくさん持っていたのに。手放さなきゃよかったな」と思っていた私。
でも用品店に久しぶりに足を運び、古いレオタードを処分したのは正解だったと思い知ります。

当時と比べて格段におしゃれになっている!
なにこの、ヒラヒラ、フリフリなデザイン。
中年のなかにかろうじて生き残っている乙女心をコチョコチョくすぐるんですけど。

私が中高生のころは、単なるのっぺらぼうな布切れだったというのに。

考えてみれば、私が最後にレオタードを買ったのは1995年。
ウインドウズ95が発売され、ポケベルが流行り、アムラー(若い方、ご存じですか?)が登場し始めた年です。

時代がこんなに変わっているのだから、当時のレオタードが時代遅れになるのは当たり前。
あんなのを着てレッスンをするのは、令和3年に43歳がアムラーファッションに身を包んで練り歩くようなものかもしれません。


若いころにバレエや新体操をやっていたから、色々知っているつもりでした。
でも時間が経てば、知識や経験は使えないものになってしまう。

これは、どんなことにも当てはまると思います。
「俺が若いころは終電ギリギリまで働いた」とサービス残業を強要するジジイや、「私が若いころは母親が働くなんてありえなかった」とワーキングママをディスるババアは、このパターンではないでしょうか。

自分の思考や価値観が時代遅れになっていないか。
ひとりよがりになっていないか。
こうしたことを常に忘れずに意識する姿勢が欠かせないと思います。

私はバレエ用品店というまったくの外部の世界に足を踏み入れることで、自分の頭の中がアップデートされていないことに気づけました。
いつもと違う環境に身を置くことで、自分を客観視できることがあります。

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