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司法書士試験。私推奨の学習の進め方。


◆ テキストを読んだ後の過去問はカンニングと一緒

司法書士試験の学習の進め方。
1周目、はじめてその単元を学習する際には、
①講義を聴くandテキストを見る→②該当過去問を解く→③テキストに戻って復習する。これが基本。

でも、2周目以降もこの流れのまま学習を進める方も一定数いる。
勉強法って人によって違うし、極端に言えば、合格するなら何でもいいので、私の考えを押しつけるつもりは一切ないけど、この方法は個人的には推せません。

だって、テキストに過去問で出てくる論点の答えが書いてあるんだから、テキスト見てから過去問解いたら、乱暴な言い方だけど、カンニングしてるのと一緒。これでは自分が理解してるのか、学習の成果は出てきているのか一切わからない。自分がわかってるところとわかってないところを確認して、わかってない箇所をわかるようにしていくのが受験勉強だから、わかってるか?が見えてこない勉強法はどうなのかな?と思います。
テキスト→過去問の方法で何周まわしたって、それは力がつかないでしょう。

◆ 私推奨の学習の進め方

だから、私の考えとしては、2周目以降の学習は、
①過去問解く→②テキストに戻って復習。テキスト読んでもちんぷんかんぷんなら、また講義を聴く。疑問点があるなら講師に質問。

受験生と話していると、司法書士の受験生は特に、テキスト(インプット)好きが多い気がします。
テキストを読んでばかりで過去問演習に全然手をつけていない人がいたりするし、問題に手をつけるのが遅い人が多い印象(もちろんそうでない人もいます)。

でも、声を大にして言いたいのが、
受験勉強は問題を間違えてなんぼだということ。
間違えて復習するから覚えるし、問題を解かなければ前に進めない。
間違えて落ち込むとか、そんなこと言ってる暇があるなら問題1問でも多く解いた方がいい。
落ち込む前に、自分はほんとうに間違えて落ち込めるほど勉強できていたのか?も考えてみてほしい。

◆ 自分と向き合うことが大事


私自身、悔しくて落ち込むようなことがあった時、「ほんとうに自分に原因はないのかな?」とか、「もっと自分にもできることはなかったのかな?」ということを考えます。自分に落ち込む資格はあるのか。
冷静になってこうやって自分のことを振り返って考えると、「まだ自分にできることはあるな」とか、「自分の注意不足だったな」などと思えたりします。

勉強の成果が出ないときにこのように自分を振り返るのは、つらい作業ですが、自分の勉強の問題点や弱点などと向き合わなければ、合格もできません。向き合うからこそ改善できるし、成長できます。

少し話が脱線した感じですが、最初から全問正解できる人なんていないので、どんどん過去問を解いて力をつけましょう。ということです。

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