見出し画像

子どもとの約束を守ることも大事だけど、自分との約束忘れてない?

子どもに約束をしても守ってもらえない
ことがありますよね。

これは子育て相談でもよくいただく相談です。

どうして子どもは約束を守ってくれないの
でしょか?

例えば、

お買い物へ行く前に

「今日はお菓子は買わないよ」と約束したのに
いざお菓子売り場へ行った時にはじまるコレ。

「これ、ほしいー!」の駄々こね合戦。

あんだけ買わないよと約束したのに(怒)

「今日は買わないって約束したでしょ」
「やだー、買うー!!!」
「だから、買わないって言ったでしょ!!」
「やだやだー、買うぅぅぅ(大泣)」

わかります・・

うちの次男も3歳ぐらいまで
そんな感じだったので
彼が約束という言葉の意味が理解
できるようなるまで
お買い物へ連れて行きませんでした(笑)

これがいちばん手っ取り早い方法です。

うちはワンオペなので置いていけませんと
言われることもあるのですが
そこは工夫が必要です。

保育園の先生にお仕事が終わったらすぐに
迎えに来てくださいと言われていたとしても
そこはこっそりお買い物が終わってから
お迎えに行ったらいいのです。

お夕飯作ってからお迎えに行くという
ママもいて、
当時のわたしは通勤往復2時間、
子育てしながらフルタイムで働いてたので
逆にうらやましかったです。

子育て中は時間がないので
何を優先するのか、順番を決めて行動することで
時間は節約になるし、
時間に余裕ができれば
気持ちにゆとりを持ちながら
子どもと関わることができます。

ちょっと話が逸れたので
約束の話に戻りますが

これは子どもの年齢もありますが
どうやって子どもに約束を教えるかというのが
ひとつのキーポイントになります。

けっこう若いママは子どもに
「約束だよ」
「約束したよね」
と言っちゃう傾向があるのですが

実は約束の意味がわからないと
いうこともあります。

2歳ぐらいの子どもは
「約束」という言葉は知っていても
「約束」が理解できないのです。

だから年齢の問題もありますが
ここは子どもに約束を守ってもらうために
どうやって約束を教えたらいいかということを
お伝えします。

ここまで読んでくださった方は
あれのことねとピンと来てらっしゃる
かもしれませんが

子どもに約束を守ってもらう為には
親が子どもとの約束を守ることが
とーっても大切なことなのです。

なんだか当たり前も話ですみません。
でも、ここが結構盲点のお母さんが多いのですよ。

大人って平気で子どもの約束を破るんです。
ディズニーランドに行くという大きな約束は
守っても

日常の小さな約束は忙しさにかまけて
ちょいちょい破りがちなんです。

そりゃ、
もう無意識レベルに破っちゃっています。

だから、まずは子どもとの約束を
意識するところから
はじめてみるといいと思うんですよね。

どんな風に約束を教えるかという
具体例を出しますと、

あともう少しで洗濯物が干し終わるところに
子どもが

「ねえねえ、ママ!」と言ってきたとき。

「あともう少しだから、もうちょっと待っててね。
終わったら〇〇ちゃんのところに行くから、約束ね」

と約束したら、必ず守るんです。

洗濯干した後は風呂掃除する予定だったとしても
子どもとの約束は絶対に忘れずに
ちゃんと守るんです。

そして約束を守ったら
「ママ、約束を守ったよ」と
わざわざ「約束」という言葉を強調して
子どもに伝えるんです。

その積み重ねで子どもは
「約束というのは守るもの」であることを
知っていくのです。

だから、子どもと約束したら
何が何でも大人は守らないといけません。

それは子どもに約束を守ってもらう為にです。

大人が約束を守らないことがあれば、
子どもは約束は守らなくてもいいことを
学ぶでしょう。

日常細かく見ていくと
子どもとの約束を親が守っていないことが
多いんですよ。特に急な大人都合の変更とかね。

ほら、運転手ってハンドル握っているから
思い付きで急な進路変更ができるじゃないですか。

後部座席に乗っている子どもは運転手である親の
変更に付いていくしかないのですよ。

で、後部座席の子どもは
「大人って自分勝手に予定を変えるんだな」
ということを学んでいく。

そういうことなんですね。

だから約束を守る子どもに育てたいなら
親が子どもとの約束を守ること。
これが子育てがうまくいくノウハウです。

それでですね、
子どもとの約束を守ることが大事なことは
よく理解していただけたと思うのですが

あなたは自分で決めた約束を
守れていますか?

自分で決めたことを
やらないっていうのは
「自分との約束を破ってもいい」と
考えているのと同じかもしれません。

でもね、自分って最もいちばん近い他人
なんですよね。

なんなら
子どもよりも近い距離にいるんですよね。

身口意っていう仏教用語がありますが
言っていること
やっていること
思っていることが
一致していることが大事なんです。
なかなか難しいですけどね。

ても、コレが
自分に嘘つかないということなんですね。

でも、ひとってわたしを含めですが
平気で自分との約束を破っちゃう。

でもそれって自分にいちばん失礼なことを
しているのです。

「この人との約束は別に守らなくてもいい」
みたいなね。

そりゃ、いちばん大事な自分が鼻曲げますし、
いちばん大事な自分ががっかりしています。

だから力を失くしてしまう。
いつまでも「こんな私じゃダメだ」と自己否定が
止まらない。

子どもとの約束を守ることはとっても大事だけど
大事な自分との約束も守れる大人でありたいなと
思う、今日この頃なのです。





いいなと思ったら応援しよう!