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【自己紹介】 私、大倉 慶子について


改めまして、自己紹介をできればと思います。
3月よりANKR DESIGNにジョインしました、大倉です。


現状、なかなか会社の社員全員との顔合わせができる機会がなく、大倉は一体誰なんだ?という声が多く上がったので(?)社内外向けに自己紹介をできればと思い、記事を書かせていただいています!


ANKR DESIGNにはUXデザイナーとして入社をしていますが、前職は人材系企業でのコンサルティング営業、そして、事業推進という部署での内部統制や業務改善ということを行なっておりました。


何故、営業からデザイナーに?とよく聞かれますし、何故ANKR DESIGNに?ということもよく聞かれますので、順を追って、お答えできればと思います。


〜学生時代〜

私の進路選択は高校時代に、美大に行くか、受験をするか?と迷ったところから始まります。


4歳〜12歳まで絵画教室に通っており、中学・高校も美術が強い学校だったという環境の影響、そして、美術の先生たちからも美大への進路について仄めかされることが多かったため、なんとなく美大に興味を持っていました。
しかし、色々と考えた末、一回勉強をしてみようと思い、仕組みを理解する方が暗記より楽だろう・・・と考え、理系を選び、1浪の末に理工学部応用化学科と呼ばれる実験とレポートに終われる学部に入学することになりました。


大学時代は忙しいながらも、アルバイトやアメリカへの交換留学等やりたかったことをほぼやりきり、社会人となります。


〜新卒時代〜

こうして新卒で入社をしたのは、100人規模の産業機械の専門商社でした。
この会社を選んだ理由は、当時の就活の軸であった、「潜在課題を含めた課題を解決する仕事」ができると思ったためです。


商社ならクライアントが求める商品を探してきて、提案することができる!と思ったのと、何よりトップが交代したことで変革期にあったその企業の役員との話が盛り上がり、その役員の方がグローバル志向が強い人だったこともあり、社風も合いそうだと思い入社をしました。


この会社では、社会人の基礎的なことを学びつつ、楽しく仕事をしていましたが、仕事をしていく中で、もっと提案力が求められるような営業をしたい・・・と思うように。


更なるステップアップを求めて、「無形商材の提案営業」で課題解決をする仕事という軸で転職活動をし、たどり着いたのが人材業界でした。


〜人材業界への転職〜

こうして無事転職をし、新卒採用の媒体を中心とした営業として働くこととなりました。


100人規模から一気に9000人規模の会社になり、人の多さや事業の大きさ、文化の違いに圧倒される毎日でした。


今までとは全く異なる営業で、業界知識・ヒアリング力・課題発見力・提案力・交渉力・・・と幅広いスキルが求められる仕事でした。商材も媒体のみならず、イベントや研修、画面の取材、Webサイト制作案件・・・と幅広い商材があり、採用の初めから、入社後の研修までもサポートできることが、その部署の特徴でした。


テレアポはあまり好きになれなかったものの、営業として会社に訪問し、人事担当者、時には企業の社長と採用について話すのは非常に楽しく、初めはなかなか結果が出ず苦労したものの、後半で少しずつ結果が出てきて、大変ながらも仕事にやりがいを感じていました。


しかし、急に事業推進部という部署に異動となり、全く異なる仕事をすることに。


その仕事は、1000人いる全国の営業が受注をしてからクライアントが入金するまでのプロセスを、正社員6人、派遣社員2人で管理する仕事でした。


できて3年目の部署だったため、営業経験がある社員、そして、自分から手をあげて動いていく人が求められていました。


円滑な電話でのコミュニケーション、システム改修・改善、業務効率化(分析、改善)といった会社全体に大きなインパクトを与える業務に若いながら携わることができ、全く異なる仕事だったものの、違う角度から会社を見ることができたのは、良い経験でした。


同時に、専門知識・専門性を持つことの強みを実感したのも、この部署で働いている時でした。


〜UXデザイナーの道を見つけるまで〜

新しい環境でそれなりに仕事をしていましたが、やっぱり課題解決に携わる仕事をまたやりたい、そしてグローバルに働きたいと思うようになりました。


こうして2019年の5月頃より、課題解決・グローバルという軸で転職活動をし、外資系の人材系の会社に内定を頂くことができたものの、営業に戻ることが本当に正しい選択肢なのか?という疑問が、転職活動をする中で湧いてくるように。


私は営業という職業にも関わらず、数字よりも、本当にクライアントの課題解決をできているのか?私の提案で採用がうまくいったのか?ということの方を重視していました。


広告ビジネスは実際にやってみないと結果がわからないビジネス。だからこそ、クライアント目線で考え、提案をし、採用が成功するようにフォローをしていくことが信頼につながり、それが数字になっていき、会社の評判にもなっていくと思っていました。


そう考えた時に、目の前の数字・売り上げを一番大切にし、数字を追うことを楽しむことが求められる営業は、きっと私のやりたいこととは少し違う・・・という結論に至りました。


また、この頃から、ヨーロッパへの移住を真剣に考えるようになります。
海外旅行へいく度に、ここにもっと長くいて、違う世界を知りたい・・・と思っていましたし、仲のいい友人が、ニューヨーク、テキサス、デンマーク、イタリアと世界各国に移住していくようになったことも理由にありました。


特にヨーロッパの友人が増えだしてからは、個人個人が自分らしく、社会の圧力やあるべき姿といったものに惑わされずに生きているのを目の当たりにし、もっと彼らの文化を知りたいと思うようになりました。


大量消費・大量生産といった物質やお金、地位やステータスが幸せとは限らない、と彼らは理解していて、個人個人が自分と向き合い、そして、身近にあるものを大切にし(環境への配慮もこういう考え方に繋がっているのでは?)自分の幸せを見つけて生きている、そしてそれと同時に他人の考えや他人の幸せも尊重している。そんな価値観があるように見えたのです。


この価値観を身をもって知りたいという想いから、ヨーロッパ移住を実現するためにも、海外でも就職しやすそうな業界や職種、そして、専門性があり、変化も多く、でも、自分がやりたいと思っている課題解決をクライアントの目線でやれる仕事・・・といったことを考えながら日々リサーチを重ね、見つけたのが、UX/UIデザイナーという職種でした。


このUXという文字を見た瞬間に、私はGoogleでUXの記事を検索し、どうやったら未経験からUXデザイナーになれるのか?ということをひたすら調べ、そしてデベロッパーの友人達にアドバイスを求め、複数の海外のUXデザイン関連のFacebookグループに参加し、グループ内で何をすべきか質問をしました。


こうして、この言葉を聞いた2週間後には海外移住を見据えて、アメリカ・サンフランシスコ発のUX/UIデザインのオンラインコース(全部英語)の受講を始めていました。


なぜUX/UIデザイナーを選んだのか?それは、


・トレンドの移り変わりや変化が早いIT業界は、常に勉強し続けなくては行けないが、変化や新しいことを学ぶことが好きな私には良い業界ではと思ったこと
・UXデザインはユーザー目線で課題を解決していく仕事であること
・美大を選択しなかったものの、クリエイティブな仕事への興味があったこと
・海外での需要が多くある仕事であること


といった、私が仕事に求めるやりたいこと、そして海外移住の両方を叶えられると思ったからです。


〜UXデザイナーを目指して〜

それから約4ヶ月間、仕事をしながら毎晩UX/UIデザインの勉強をし、ポートフォリオを作成。日本で就職するか、海外に就職するか迷いながらも、一旦ドイツの企業を中心として、インターンシップ枠やジュニアデザイナー枠で履歴書やポートフォリオを送るものの、ビザや職務経験という部分で書類すら通らない・・・


海外で就職するためには、
経験(実績)、ビザ、言語 という日本にはない3つの壁があることを強く実感したのでした。


それまでは、ビザが一番の問題だと思っていて、ワーホリビザでインターンシップならなんとかなると思っていたものの、実績・経験の方が大切だとこの時にわかりました。


それからは、まず日本の企業・海外企業どっちとも仕事をできるようになるためにも、日本で腰を据えて働くことを決意。
多国籍の人と働くチャンスがあり、しっかりUXをやっていて、そしてクライアントワークができる
という軸で日本で就職活動をしました。


しかし、どれか1つか2つを満たす企業は多いものの、3つ全てを満たす企業、そしてデザインに関しては未経験でも採用してくれるという企業は多くはありませんでした・・・
そんな中、ANKR DESIGN社長の木浦さんとの出会いを果たします・・・。


日本の企業を中心に就職活動をしていた1月中に、英語縛りのUXデザインのイベントがあり、約半年ぶりにイベントに参加をしてみることに。


日本にこんなにグローバルUX人材がいたのか・・・!という感動の中、イベントの終盤で木浦さんと出会います。


私たちは自己紹介をし、木浦さんはデザイナーを探しており、私はUXデザイナーを目指しています!ということだったので、ポートフォリオをお送りすることに・・・。


その後色々と他社の選考を受けたり内定を頂いたりしていたものの、木浦さんとお話をする機会をいただくことができ、私の軸である、多国籍の人と働く、海外で通用するUX、クライアントワーク、という3つにぴったりと当てはまった、ANKR DESIGNにジョインさせて頂けることになったのです。


〜これから〜

私のUXデザイナーとしてのキャリアは始まったばかりです。


しかし、ヨーロッパでも日本でもやっていけるUXデザイナーになる!という強い覚悟がある以上、早く業務に慣れ、そして活躍していきたいと意気込んでおります。


今回ANKR DESIGNにジョインする事が出来たのは、コンサルティング営業の経験、交換留学の経験、そして英語でのUXデザインの勉強があったからこそでした・・・。


点と点が繋がるとはまさにこういうことだなと思いました。


突っ走り過ぎないように気をつけつつも、今まで頑張ってきた、留学、提案営業、そしてオンラインコースで学んだUXの知識、そして何よりやり抜く力を活かしつつ、会社、そしてクライアントの皆様のお役に立てるように頑張っていきます!

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