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3日目。初めての快晴。F1観戦のため、イモラへ向かう。2024/05/17

本日の走行  2時間8分/102.2キロ/標高223メートル

晴れているとツーリング、雨だとただの移動。

3日目にして、ようやく晴れた。
昨日は雨こそ、少ししか降らなかったけれど、どんより空とそうでないとは大違い。
これぞ、ツーリング! と叫びたくなるようなすばらしい道。

だいぶ乗り慣れてきて、足つきもまったく問題なく、左は余裕でベタ足ができるように。元々は、こういうバイクに乗っていたわけで、それを思い出しながら走る。

ガソリンの量も表示されないので、早めに給油。

走っていると、だんだんバイクの数が増えてくる。皆、イモラかな。
前にも書いたが、イモラのホテルがめちゃくちゃ高騰していて、1月に取ろうとした時点で、一泊30万とかが当たり前。
これで3泊したら、バイクが一台買えそうな値段になってしまうので、隣町のリオーロテルメというところに宿を取った。
イモラまでは車で30分ほど。3日間、ホテルとの往復をタクシーにお願いすることにした。1日80ユーロなら高くない。

ドライバーのフランコさん。なんとなくおしゃれ。

リオーロテルメはその名の通り、温泉が出る。
ホテルの前に、その本拠地の公園があり、立派なスパ施設もある。さまざまな施術が受けられるらしい。
自転車に乗っている人や、ヨガマットを持っている人、キャンピングカーで来ている人。
泊まっているホテルは、やはりF1が目的の人が多いのか、夕方には続々とバイク乗りが到着する。

角部屋で広々。荷物が多いので助かる。
向かい側が温泉公園。
昔風の鍵。出かける時は、自分でここにかける。

本日は、練習走行。息子は下見がてらサーキットに行き、私はその間、公園で恒例のアペリティーボ。
この町にはアフリカ系の人が割といて、バルのカウンターの人は、セネガル出身だそう。とにかくイタリア語がわからないので、なかなかコミュニケーションが大変だ。

公園内のバル。
ポテチはサービス。ビール3ユーロ。ラジオでF1の中継をやっている。
カウンターからは温泉水が出て、それを飲みながらここで休息するらしい。

町の中心は高台にあり、美しい風景が広がる。
アグリツーリズモの看板も見かけ、確かにちょっと足を伸ばせば、ワインやオリーブのおいしい場所などがありそうだ。

夜は、夕方目星をつけておいたトラットリアへ。入り口は狭かったのに、奥には広々としたテラスがあり、暖かい夜だったのでここに席を取る。
今日もエミリア・ロマーニャ地方の料理を中心に、あれこれ注文。
ちょっとしゃれたお皿に大盛りの料理が、とてもリーズナブル。ミラノから離れるにつれ、どんどん値段が安くなる。

どの店もプレゼンテーションが違うので、
つい頼んでしまハムの盛り合わせ。クリームチーズと一緒に。
骨付きマトン。焼いただけなのにうまい。
最初、間違えて違う料理が運ばれてきたが、しっかり変更をお願いしてご満悦。豚ヒレ肉とキノコの料理。

今日も最高に楽しい一日だった。

(つづく)



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