2日目。ピアチェンツァから、さらに南下、マラネッロへ。2024/05/16
本日の走行 3時間37分/131.6キロ/標高468メートル
曇りだったが、雨は降っていない。予報によると、目的地は14時から降るらしい。近くのバールでサクッと朝食を済ませ、早めに出ようと準備する。
装備は完全には乾いておらず、特に、パット入りのボトムは、生地が厚いのでもうちょい。
もう、走りながら乾かすしかない。
メットの中も結構ウェッティで、かぶるのにちょっとためらうが、着けてしまえば何も感じないのが、また妙なところ。
バイクは、1981年製なので、エンジンをかけたり慣らしたりに時間がかかる。
さらに滑らかに走れるように、格さんが近くを一回りして調子を確認。
これぞ「お姫様バイク」。
交通事情に慣れながら、バイクの特性も覚えるように走っているので、頭も神経も使いまくりだが、それでも楽しい。
両側に牧草地が広がる広大なエリアは、北海道どころの比ではない開放感でいっぱい。
このコースは、達郎さんが選んでくださったのだが、初日から徐々に距離を伸ばしていく感じが絶妙すぎる。
昨日は本当に、たどり着くのが精一杯だったけど、今日は少し余裕が。
イタリアのレストランは、14時半にがっちり閉まってしまい、夜は19時半でないと開かない。
雲行きは若干心配だが、よさそうなオステリアがあったので入ってみる。
地元のお客さんでいっぱいのお店は居心地がいい。メニューはQRコードで読み込み、オーダーはサービスの人にお願いする仕組み。
昼なのでパスタとサラダで軽く。
オステリアを出たのが14時半。しばらくしたら結構な雨が降ってきた。予報通りだが、昨日に比べればどうということはない。
そして、目的地に着く頃には、昨日と同じように雨が上がる……。
今日の宿は、その名も「STOP&GO」というアパートメントホテル。広い部屋がふたつあって、これまた荷物を広げるのに便利。
街中でなく、ちょっと離れた幹線道路の交差点に建っており、向かいには大きなスーパーマーケットや書店がある。
私は辺りを散策していたが、息子は「せっかく晴れたから」とまたバイクで出かける。元気だ。
夕食は、歩いていける近場の店へ。
地元の人相手にまったり商売をしているらしく、メニューは手書きで英語も通じないが、これまたgoogle翻訳の助けを借りてオーダー。
しかし、イタリア。何を食べてもうまい。
今日も大満足で、一日を終える。
(つづく)
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