5日目。とにかく真っ赤なイモラ・サーキットで、決勝戦。2024/05/19
今日もサーキットへ。
昨日でわかったが、フード関係はかなり混んでいて買うのが大変なので朝食はしっかり食べていく。
昨日とは全然人の入りが違う。私たちは3日間の通し券を買ったけれど、今日だけ来る人もたくさんいる模様。
昨日はゲート近くまで、頼んでおいた車で行けたが、今日はだいぶ手前で降ろされる。
ホテルから同乗したカップルは、メキシコとベネズエラからそれぞれ別に来たらしい。
自分の国出身の選手だけでなく、ゆかりのチームを応援する、というのもF1のおもしろいところ。
フェラーリ・チームにはイタリア人とスペイン人のドライバーが乗っているが、どちらの選手ではなく、徹底的にチームを応援。
とにかく、チームカラーの赤の割合が高く、いちいち大きな歓声が上がるので状況がわかる。
決勝は15時からで、1時間半も走るなんて信じられない、と思っていたが、あっという間。こんなスピードで全員が走っていて、いったいいつ抜くのかと思っていたが、タイヤの交換でも結構差がつくらしく、案外入れ替わりが激しい。
結果は、1位レッドブル、2位マクラーレン、3位フェラーリだったが、地元の皆さんは大喜び。
角田選手は10位だったが、入賞ということでポイントは多くつくらしく、息子的には満足とのこと。
レースが終わるとゲートが開けられ、コースを歩いて表彰のステージの前まで行ける。これはなかなか楽しい。
レースが終わったのは16時半なのに、18時半になってもみんなゾロゾロと会場から出てくる。
サーキットから駅までまっすぐな道が続き、その中間あたりに街の中心地がある。なんともわかりやすい街の設計。大昔からこうだったのだろうけど。
予約しているレストランは、19時オープンなので、川縁で休んだり、だらだらしながら店を目指す。
昨日と同じように、通りにには椅子やテーブルが出され、皆楽しそうに飲んでいる。一年に一回、街をあげてのお祭りなのだろう。
夕食の店は、評判のよさそうなところを、当てずっぽうで日本から予約したが、昨日とはタイプの違う店で、これは正解。
ワインの貯蔵庫みたいな広い店で、ワインリストは分厚く、メニューも豊富。こういう店の常で、リーズナブルなワインもきちんと載っている。
地下なので、携帯電波が届かず、どうしようかと思ったが、ちゃんとwifi が飛んでいて、パスワード設定もあった。
いろいろな国から人が来るのだろうから、google翻訳はマスト。英語メニューは、同じものを使いっぱなしで、季節のメニューが載っていなかったりすることもあるので、こちらのやり方のほうがいいと思う。
今日から、助さんこと夫も合流したので、3人でメニュー選び。
夫はアルコールアレルギー、息子はクルミアレルギーなので、それだけ先に伝えておく。
アンティパスト、プリモ、セコンドの中から、一人2品ずつを頼み、あとドルチェを頼むくらいがちょうどいい。
この店のメニューには、生魚や生肉のメニューがいろいろあり、後者はいま日本では食べられないので、ダブろうがなんだろうが構わず、好きなものを頼む。
私:マグロのタルタル+黒トリュフのトリアンゴリ(日本語訳だと三角形となってる)
夫:生肉とルッコラのサラダ アップルマヨネーズ+鴨ラグーのガルガネッリ
息子:カリカリベーコンとペコリーノのスパゲッティ+牛肉のタルタルにブッラータチーズ
日本人、どんだけ生が好きなんだ、と思われたことでしょうが、すべておいしくいただきました。
昨日の店はお誕生日用、今日の店は通ってしまいそう、だけど、トータルのお会計は大して変わらない。
今日も楽しかったけど、2日間走っていないので、ちょっと不思議な気分。
明日からは、ツーリング本番です。
(つづく)
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