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ランニングを始めた皆様へ

外出自粛の影響で、運動不足を解消すべく、ランニングをする人が増えました。私自身も、以前から走っていますが、今は時間があるので走る頻度が増えています。走り始めたばかりの皆様、今日はどのくらい走りましたか。1キロ?15分?途中から歩いてしまった?大丈夫。私もそうでした。初心者のころを思い起こすと、ちょっと走るだけで、息は苦しく、足も痛くなっていました。

走っていて後ろから他のランナーに颯爽と追い抜かれると対抗したくなってしまうことがあります。そんなときは、あの人はきっとトイレに行きたくて、急いでるんだなあと、勝手に想像すれば、追い抜かれてもあまり気にならなくなるはずです。マイペースでいきましょう。(追い抜いたランナーさん、変な妄想をしてスミマセン。)

また、走ることに飽きてしまったら、耳を澄ましてみてください。風の音、鳥のさえずり、川のせせらぎ、自分の足音、周りのランナーの足音、予想以上に色々な音が聞こえてきます。足を止めて、普段、気にしていない音を聞くのも楽しいです。疲れたら止まったり歩いたりしてもいいのです。走りたくなったら、また走ればいいのです。そのような主旨のことを、高橋尚子さんも言っていました。確か。

ランニングを始めたときには、まさか、自分がフルマラソンを走るようになるとは、思いもしませんでした。ダイエット目的で始めたランニングですが、2年余りの月日を要して、フルマラソン完走に至りました。マラソンの面白いところの一つは、一般のランナーが、トップレベルのランナーと、同じレースを走れることです。サブ4ランナーの私にとって、トップレベルのランナーと同じレースを走っても、せいぜい向こうが想像を超えたスピードで折り返してきたのを、速いなあと見送るくらいですが、あの選手もここはキツかったのでは?とか、想像を巡らせながら走ったりします。レベルは違えど、地続きで繋がっている感覚が面白いです。

国内には様々な大会があります。エリートランナーが勝負をかけて走るものもあれば、市民ランナーが楽しんで走ることができるような趣向を凝らしたものもあります。サーキットを走るもの、給水所ならぬ給スイカ所があるもの、風光明媚な自動車専用の橋を渡るもの等、実際に行って、走ってみるからこそ見える景色がそこにはあります。今後の開催については、今のところどうなるかはわかりません。今までとは違った形態で開催されるようになるかもしれません。それでも、私は、十分な準備期間があると考えて、希望を持って、大会に参加する機会を待っています。また、海外の大会は未経験なので、落ち着いたら行ってみたいものです。行けるときに行っておくことの大切さを感じています。

ランニングを始めた皆様。その一歩はマラソンに繋がっています。よかったらチャレンジしてみてください。初めてフルマラソンを完走したときの喜びは格別でした。共に走りましょう。

今日も元気で。

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