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行かれよ富山 | 称名滝の秋

富山マラソン翌日。天気は快晴。昨日35キロ過ぎで雨にうたれてびしょびしょになったのが嘘のよう。体は疲れているが、気分は晴れやかに称名滝を目指す。電鉄富山駅から立山駅まで日帰りで往復し、片道だけでも特急を使うなら、鉄道線・市内電車1日フリーキップがオススメ。富山駅の南側を走っている路面電車にも乗れるしね。地鉄の車両はトイレがついていないので注意。

立山駅からは称名滝行きのバスに乗る。運行は4月下旬から11月10日まで。今年の運行はもうすぐ終わり。バスの途中では「悪城の壁」という高さ500m、長さ2kmの巨大な安山岩の崖を見ることができる。あまりの大きさに興奮して、バスの社内から夢中で写真をとった。緑色の反射光のあたりが壁だ。この写真では何だかよくわからないけど。

立山駅から15分程で、称名滝の散策路の入口に到着する。ここからは徒歩で称名滝へ向かう。バスを降りたら、美しい紅葉がお出迎え。

立山駅の標高が475m。標高が500mあがると、気温は3℃くらい下がる。ここまであがると日差しは強くても、空気はひんやりして、とても気持ちいい。道の横を流れている水すらキレイなのには驚いた。もう少し歩くと水しぶきがみえてきた。

滝の少し手前に差し掛かると、風下だったせいで、軽い小雨くらいの水しぶきが降りかかってくる。ものすごく水量が多く、落差も大きいからなのだろう。そして、滝見台に到着。滝見台は日陰で、涼しいというより、むしろ寒かった。滝とそれを彩る紅葉が美しい。

滝見台から上がってきた道を望む。陰影の深い谷の地形が、とても印象的だった。自然の大きさには敵わない。

今日も元気で。

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