新入社員の皆さんへ。『強み』を知ることのススメ
はじめまして!福田恵子と申します。
人材系の会社に新卒で入社してから9年目。
求人媒体の法人営業5年→大学への就職支援1年→新規事業開発担当1年を経て、今は一人目の育休を頂いています。
キャリアコンサルタントの資格も活かし、これまで学んできたことを、実体験を踏まえながらアウトプットできたらと思っています✏️
今日は4月1日。
新たな生活が始まった方も多いのではないでしょうか?
特に私は、大学の就職支援をお手伝いさせていただいていたため、講義でお話しした学生さん達が新社会人になられたと思うと、とても感慨深いです🌸
新入社員の皆さん、改めておめでとうございます㊗️
ということで、今回は新入社員の皆さんへ向けて、記事を書きたいと思っています。
もう9年も前のことですが、地方から上京してきた私は、入社日に東京駅のコンクリートジャングルに圧倒され、自分よりも高学歴で優秀な同期に囲まれ、不安でいっぱいだったことを今も覚えています。
今回は、もしそんな不安な思いになってしまっている方がいたら、少しでも背中を押したくて。
自分の強みを知ることのススメ
について、書かせていただきます。
私は入社してから4〜5年目ぐらいまで、「強みは何ですか?」と聞かれたら、
『強みは特にないと思う。それは私が決めるものではなくて、周りの人の期待・評価が決めるものだ』
と思っていました。
多分聞かれたときは、その場で何かを答えていたとは思うのですが、何と答えていたのか覚えていないぐらい、自分では自覚していなかったんです。
それは、今思うと自己信頼の低さから来ていた思考だと思います。自分はこれが強みです!と、言語化する自信がなかったし、そんな風に思ってるんだーと、周りからどう思われるのかが怖かった。
入社3年目ぐらいまでは、任された仕事に精一杯、とにかく頑張る(このときは、労働時間を気にせず時間をかける)ことで成果はついてきていました。
でも、4年目を過ぎる頃から、周りとの差が見え始め、できないことの方が目に入り、自分の成長が鈍化していくような。
ただただ『頑張るソリューション』はもう通用しないんだな、そんな気持ちになっていきました。
そんなとき、職場の先輩に一度受けてみたら?とオススメされたのが、ストレングスファインダーでした。
ストレングスファインダーとは、34の資質のなかから、自分に強く出ている傾向TOP5の資質がわかる、自己分析ツールです。
詳しく知りたい方は、まとまっているサイトが沢山あるので見てみてくださいね!👇
当時の私の資質TOP5は、
①回復志向
②個別化
③包含
④親密性
⑤収集心
でした。
(長くなってしまいそうなので、私の資質とその具体的な活かし方については、また後日別の記事でお話ししたいと思います。)
自分の弱みにばかり目がいってしまった私にとって、この本・ツールに出会えたこと自体が、とても意味のあることでした。
良かったポイントは3つ。
①自分が自覚していない強みを言語化してくれる
②強みの活かし方を教えてくれる
③どういう働き方が自分に合っているのか(周りにどう支援してもらえるといいのか)を教えてくれる
順に補足していきますね。
①自分が自覚していない強みを言語化してくれる
強みがないと思っていた私にとっては、『こういう強みが私にはあるんだ』と気づけたことだけでも価値だったのですが、
その強みが過去に発揮された具体的なシーンはどんなものだったか?
をノートに書き出してみると、より自分のなかでの納得度が高まりました。
具体的に思い出しながら内省できたので、自分に自信が持てなかった私も、確かに私にもこういう強みがありそうだ!と腹落ちできたのです。
新社会人の方は、大学時代でも、もっと前の幼少期でもいつでもOKです。ぜひ具体的なシーンを思い出してみてください。
②強みの活かし方を教えてくれる
①は自然に強みが発揮されたシーンについてまとめただけでしたが、本の中の『行動アイデア』を読むことで、
自分が苦手だと思っていること、できていないと思っていることでも、強みを活かしてクリアできないか?
と思えるようになりました。苦手なことはもちろんある。でもそれを、強みでカバーできるのでは?弱みをつぶすのではなく、強みを伸ばそうと思えたことに価値がありました。
新社会人の方も、苦手だなーやりたくないなーと思う仕事がでてきたとき、避けて後回しにするのではなく、強みを活かして早くやれるやり方はないか?など、ぜひ考えてみてください!
③どういう働き方が自分に合っているのか(周りにどう支援してもらえるといいのか)を教えてくれる
本の中の『〈資質〉が高い人との働き方』を読んで、自分の強みが発揮される環境を、自分でどう作っていくか?
自分の強みを踏まえて、どんな仕事を積極的にとりにいくのか?
が、整理できました。
実際、ストレングスファインダーを受けた後に、上司と面談をする際には、TOP5の資質を意識しながら『こういう仕事がしてみたい』『組織にこういう関わり方をさせてほしい』などと伝えるシーンが増えました。
希望する新規事業開発の部署に異動できたのも、自分の強みを自覚化した上で、きちんとそれを伝えてアピールできたからだと思っています。
新社会人の方は、まだ仕事自体を経験していないので、自分はどんな仕事が向いているか?ということを考える前の段階かなと思います。選り好みしないで、どんな仕事にも積極的に取り組んで欲しい。
ですが、可能なら上司や育成担当の方に、ストレングスファインダーの結果を見せてみてはどうでしょう?
マネジメントする側にとっても、あなたとの接し方のヒントになると思います。自分を支援してくれる人たちと、共通言語で自分の強みを話せることは、これから自分のキャリアを築いていくことにプラスに働くと思います。
長々と書きましたが、新入社員の皆さんに伝えたいことは、ただ一つ。
まずは自分の強みを自覚しよう
ということです。
まだ、その活かし方にピンと来ていなくても大丈夫。心理ゲーム的な感覚でも、最初はいいと思います。
今は客観的な何かで、強みが言語化されているだけで価値だと思うからです。
これから仕事をしていくなかで、
自分が思ったより社会で通用しないことを思い知って
周りと比べて自分のできなさに傷ついて
自分には強みなんてないんじゃないかな?
そんなマイナスな思考になってしまったときに救い出してくれる、よりどころになると思います。
なんだか暗い言葉が多くて、不安を煽ってしまったらごめんなさい😅
でも、どんなことがあっても、自分の可能性を信じ続けて欲しい!
まずは、自分で自分を認めてあげるところから。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう!
皆さんのこれからのご活躍を心からお祈りいたします🙏✨
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