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植物のこと

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植物との出会いを短歌や俳句で歌っています
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2021年8月の記事一覧

『朝露の中に希望が見えた今 先の世への平和を願う』
今朝の散歩で出会ったのは、朝日と朝露で黄金に光る水田。
静かで美しく、思わず手を合わせて拝みたくなる。
こんな平和な朝を迎えられているのは限られた地域だけのような気がして、私の出来ることは精一杯やろうと改めて思った。

『萩の花 咲いては散りゆく桃色片 夏の終わりを惜しむかのように』
小さな桃色の花びらが、萩の下に積もり始めた。あぁ、もう夏が終わるのだなぁと、感じる今日の風。
残暑も厳しいのに、植物たちの正直な生命力はすごい!人間は少し暑いとメロメロになる。私も昨日は軽い熱中症になった😔

『一人立つ 白百合の君 誰を待つ 彼方の君へ 想いよ届け』
今朝はとても静かな朝だった。
道路脇にぽつんと咲いている白百合は、とても寂しそうだった。
ふと、若かりし頃の遠距離恋愛を思い出して、こんな詩をよんでしまったが、あの頃があったから今がある、良き思い出だ。感謝😌

『絡み合い 個々の花を咲かせては💐 社会の仕組みを教える生垣』
近所の生垣には様々な蔦植物が絡んでいる。種が飛んできて成長したのだろう。小さくても可憐でも、小雨の中で咲いていた。
人間はなんて未熟だろう。自分と違う人間がいることは当たり前。
生垣に多様性社会を学ばせてもらった。

『汗だくで小さな畑耕せば みのるうれしさ 暑さ吹き飛ぶ』
猛暑☀️だけど、植物は暑くないのか、元気に見える。
人間は弱い。少し暑いとクーラーかけて、暑い暑いと騒ぐ。
植物はすごいなぁと感心しながら収穫すると、今夜の食卓を考えて、楽しくなった。
夏野菜で元気になるご飯を作ろう!

『もじゃハゲとつぶらな瞳はサンタクロース❗️赤い実のなるカラスウリの花』
近所の公園にカラスウリの花が咲いていた。まるで白い髭の老人の様だ。秋には赤い実が成る。
まさにサンタクロース🎅
真夏の日差しの中で出会ったサンタクロースのおかげで、少し涼しく感じたお散歩だった。

『稲の穂に 小さく白い花が咲き 最高気温の朝を迎える』
夜が暑くて寝苦しいと感じる日が続いている。先日までの晩夏の様な夜は何だったのか…
眠れないので早起きしてお散歩すると、稲穂に花が咲いていた。早い物は首を垂れ始めている。
やはり秋はすぐそこ、そう思いながら暑さをしないでる。