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上高地旅行記

先日のnoteにも少し書いたが、上高地へ行ってきた。

初めて上高地の景色を写真で見たとき、「こんなに美しい場所があるのか!」と一瞬にして心を奪われた。私たち夫婦は旅行好き。行き先を決める時に上高地も候補に上がっていたのだが、なかなか実現しなかった。しかし、今回はなぜかトントン拍子に上高地行きが決まったのだ。何事も決まるときはスルッと決まるものだなぁとつくづく思う。

上高地はマイカー規制されており、途中からシャトルバスまたはタクシーを利用することになる。今回、私たちはシャトルバスを利用した。上高地までおよそ30分。

上高地に着くと目の前には穂高連峰が姿を見せてくれる。

梓川と穂高連峰

まずは宿泊する宿に荷物を預け、ウォーキングの準備を整えた。

私たちは山歩き初心者。なので、初心者にもやさしい「河童橋から大正池」を結ぶコースを歩いた。片道80分、往復3時間ちょっとの道のりだ。森林の中を歩いていると途中、可愛らしい花々に出会う。



私は「何ていう花なんだろう?」と気になって調べるタイプではないので、いまだに名前を知らない。

河童橋から大正池まで約4キロ。ゆっくり歩けば大丈夫だろうと思っていたのだが、甘く見ていた。標高が高く、道も舗装されていない。普段歩いている感覚とは違うのだ。結構、体力を使い大正池に着くころにはヘトヘトだった。なので、上高地へ戻るのにはまたバスに乗ることにした。


大正池

上高地に戻ってからはお昼ごはんを食べたり、名物のアップルパイを食べたりした。


宿のチェックインまで時間があったので、しばし川を眺めながらぼーっと過ごす。
川のせせらぎと野鳥の声がなんとも心地よく、頭の中のごちゃごちゃを洗い流してくれているような感覚がした。

木陰の下で川を眺める



宿泊したお宿も素敵なところで食事がとってもおいしかった。

お肉

夕食、朝食ともにビュッフェ形式。種類が多くて迷ってしまうのもまた楽しい。

二日目もいい天気に恵まれた。帰る前にもう一度、川を眺めに行った。川の水に触れてみたくて近くまで寄ってみる。


水面がキラキラ


川の水はとっても冷たかった。真冬に米を研いでいる感覚を思い出した。しばらく手をつけて遊んでいたら、小さな男の子が「冷たいかなぁ?」と言いながらそばに来た。独り言なのか、私に語りかけているのか分からなかったけど、「冷たいよ〜。」と返した。すると、男の子、自分も手をつけてみて「全然、つめたくなーい。」と返してきた。なんとも可愛らしい。男の子もしばらく手をつけて遊んでいた。

最後、記念にソフトクリームをいただいた。穂高連邦を眺めながらいただくソフトクリームは格別だった。


目の前に穂高連峰

天気にも恵まれ、自然の中に身を置いて、何だか心身ともに洗濯されたような心地になった。この美しい自然がこれからも守られていきますように。私もできることをしていきたいと思った。


#一度は行きたいあの場所

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