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○にもいろいろあるんだよ。という話

クラウドファンディング事業の会社「CAMPFIRE」でデザイナーをしている、お塩さん(@oshiokeiko)です。

最近、子どもがアンパンマンにハマっていて、アンパンマンを見て「まんまるだねえ〜!」と言ってきます。
「そうだね〜!」と答えながら、心の中で、いや...この○は調整した○だよな。とぼんやり思考していました。
"美は細部に宿る"というと大げさかもしれないけれど、ちょっとしたことで可愛らしさやクオリティって変わってくるなと感じています。

2つの○の違い

アセット 3@3x

メインビジュアルにも掲載したイラストの輪郭ですが、どちらも○です。だけど、ちょっと違います。
Bの○はillustratorの円ツールで○を描いた後、膨張率のカーブを-15%かけています。円ツールで描いただけのAより、輪郭にぷっくりとした丸みが出て子どもっぽさがより引き立っているし、口の曲線ともあっています。

アセット 5@3x

重ねてみると、たったこれだけ?の差に思えます。だけどずいぶん印象が変わって見えますよね。

アンパンマンも検証してみた

アセット 6@3x

アンパンマンのイラストの上に円ツールで描いただけの○を重ねてみました。下のラインがぷっくりしてますよね。たったこれだけの線の差だけど、これによって可愛らしさや親しみやすさが増してきます。

吹き出しでよくみるエクセルで作った感

吹き出しを描くのに、円を潰して楕円にしたもの、よくみますよね?
これも一手間かけるだけでクオリティが上がってきます。

アセット 7@3x

デザイナーの方が見ると、当たり前やん!という情報かもしれませんが、私たちが普段何気なく接しているものには、実はひと工夫された工程が潜んでいるのかもしれません。

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