
サイニック理論が示す11の時代区分
サイニック理論では、100万年前から2033年(以降)までの歴史を11個のまとまりに区分しています。

『原始時代』から『集住社会』『農業社会』『手工業社会』を経てルネサンスを迎え、以降『工業化社会』『機械化社会』へと進んでいく流れです。
サイニック理論自体は、そのあとの自動化社会において発表され、その後の『情報化社会』『最適化社会』『自律社会』を予見しました。
最後の『自燃社会』は、予測というよりも希望でしょうか。
「なんとなくそうなる」ではなく、「そこに向かうんだ」という意思も込められています。
以上の流れについては、中間真一さんの著作『サイニック理論』に詳しく記載されています。
同著第2章は、11区分、それぞれの時代の特徴解説です。。
ちなみに、以下のサイトでは、著者である中間さんご自身が時代区分について解説されているので、あわせてご一読ください。
単純に『世紀』で区切るのではなく、技術的な特異点をクサビにして分けるアプローチは歴史認識の大きな助けになってくれます。
その美しい図表は、『知の至宝』です 😊

文責:杉岡一樹