1970年に、オムロン株式会社の創業者である立石一真氏が提唱された未来予測理論です。 その奥行きの深さと的中率の高さには驚くべきものがあり、近年、各方面から熱い注目が集まっています。 経営実践研究会でも、この理論が新しい時代の経営羅針盤になると考え、専門の研究委員会を開設。 伝播・研究・実装の三本柱で、活動を行なっています。 このアカウントでは、サイニック理論に関する基本的な情報をご提供するとともに、研究・実装に関する活動報告を行なっていきます。 では、基本情報として、まず
この記事は、客観的な分析というよりも、個人的な推察といった感じになります。 個人的な『こだわり』と言ってもいいでしょうか。 サイニック理論は非常に奥行きが深く、たくさんの知恵が散りばめられているので、それだけ多様な解釈を許すことにもなります。 といった前提で、わたしが考える『サイニック理論』の3つの特徴について記してみたいと思います。 その3つとは…… 1:独自視点による歴史研究 2:歴史の周期性への着目 3:未来予測への段階設定/活用法 です。 以下、それぞれについて
サイニック理論が1970年という年に発表されたことは、非常に象徴的だと思っています。 その年に史上初めて『リサイクリング』という言葉が登場したからです。 アメリカ、ニクソン大統領の『公害教書』という書類の中でした。 1960年代を通じて盛り上がった近代主義批判の成果を、その言葉に感じることができます。 それは、右肩上がりの直線的な時間意識に対する懐疑と反省だったと言えるでしょう。 科学は人を幸せにするはずだったのに、結局行き着いたのは『公害』と『世界大戦』だったではないか…
この動画は、経営実践研究会/サイニック理論研究委員会/第1期の成果としてまとめたコンテンツです。 前編+後編で、約45分。 サイニック理論の特徴に網羅的にふれていただけます。 前編 22:30 後編 24:24 文責:杉岡一樹