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きちんとお別れができることの大切さ

ご遺族の厚意でと家族と友人による家族葬に参加させていただいた。

仕事仲間であるカメラマンのMさんの突然の死が、SNSの情報だけだったときは、嘘じゃないのか、という気持ち、そして数日前まで普通にいっしょに仕事をしていたのになんで、という不条理に対する怒りが消えなかった。

しかし葬儀会場で眠るように亡くなっているMさんを見て、辛かったが、
その死を受容できた。

突然いなくなったことへの驚きと悔しさは消えない。
しかし同じ気持ちでいるご家族、友人の方々と、ほとんど言葉は交わさなかったとはいえ時間と場所を共有できただけで不条理に対する怒りに似た何かは、薄まっていった。

今はコロナ禍という大変な時で、お葬式もしないことが多いと聞いた。

葬式という形で永遠の別れをすることはやはり大切なことだと思った。

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